Menu

Skip to content
AppleScriptの穴
  • Home
  • Products
  • Books
  • Docs
  • Events
  • Forum
  • About This Blog
  • License
  • 仕事依頼

AppleScriptの穴

Useful & Practical AppleScript archive. Click '★Click Here to Open This Script' Link to download each AppleScript

カテゴリー: news

macOS 12が正式リリースされる

Posted on 10月 26, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS 12が正式にリリースされました。ソフトウェアの互換性が確認されていれば、macOS 10.15や11からは(久しぶりに)乗り換える価値のあるOSです。とくに、Apple Silicon Macについては「Must Update」なOSといえるでしょう。

あらたに搭載されたmacOS用のショートカット.app

iOS用にサードパーティが出していたアプリケーション「DeskConnect」をAppleが買収してiOSに「ショートカット」の名前で搭載した自動化アプリケーション。そのmacOS版が搭載されました。Automatorの後継環境として位置付けられているもので、AutomatorのWorkflowの読み込み機能を有しています。

デフォルトでショートカットの内容をメニューバーに表示する機能があり、Script Menuのようにメニューバーから選択・実行が可能です。

自分のiOS環境にはDeskConnectをインストールしてあったので、

Mac上で見てもこんなDeskConnect時代のショートカットも残っているのですが、すでにDeskConnectが動作しないので消すしかありません。

ショートカット.appについては、現時点では「使い物にならない」という評価しかできません。Mac上で動作する標準装備ツールでありながら、実行にiOS用のアプリが必要なMac上で動かないショートカット・アクションが大量に存在しており、Mac上で実行できないことを警告する機構が存在していません。実行してはじめて「Mac上で実行できない」というエラーが表示される程度。「ツイート」アクションも、実行するとエラーになります。

ショートカットについては、Automatorよりも1つ1つのアクションに細かいものが用意されているため、Automatorよりは一般的なプログラミング言語っぽい(下手するとAppleScriptと同じぐらいの粒度の命令がある)印象さえ受けるのですが、微妙に日本語訳がこなれていないのか、日本語で表示すると理解に苦しむアクションが大量に存在しています。

下手をすると、これは「日本語AppleScript」の再来なのではないか、と思わせるような風景が展開されており、ちょっと困惑をおぼえます。

ただ、「AppleScriptを実行」アクションが搭載されており、これが一応普通に動くことを確認してあります。Cocoaの機能も呼び出せるなど、ここだけは「ちゃんとしている」印象を受けます。

ちなみに、ショートカット実行プログラムのランタイム名は「MacHelper」となっており、これは「ショートカット.app」上から実行しても、GUIなしの「Shortcuts Events.app」から実行しても同じ内容が返ってきます。

ショートカット上のAppleScriptの処理速度については、実行されるまでのチェック段階が多々存在しているため、スピードを議論するレベルではないと思います。Automatorにきわめて似た使用感です。

ショートカットのAppleScriptを実行アクションに記述するAppleScriptについては、

use AppleScript
use scripting additions
use framework "Foundation"

on run {input, parameters}
	set procInfo to current application's NSProcessInfo's processInfo()
	set aName to procInfo's processName() as string
	display dialog aName
	
	return aName
end run

と、Automatorとほぼ同一の記述方法です。この実行環境は、ローカルにインストールしたAppleScriptライブラリの呼び出しを許容するので、Switch Controlよりは自由度があります。

ここはよしあしで、iCloud経由で共有するショートカットで、AppleScriptライブラリの個別環境へのインストールが必要となるAppleScriptを含んでいる場合には、運用性が下がります。AppleScriptライブラリ自体をアクションに埋め込むような形態になっていれば話は別なんでしょうけれど。

現状では、macOS上でショートカットを運用できるメリットが少ないものと判断しました。荒削りすぎて、まだα版みたいな完成度です。こまかいところでバグも多々あります。macOS 12の登場に合わせてショートカットの書籍の発行を検討していたものの、そのあまりの完成度の低さにプランを投げ出したほどです。

それでも、現状のショートカットに対して2つだけメリットを見出すとしたら、

 (1)iOS用のアクションを編集できる大きな画面を備えた環境であること。macOS環境は「編集環境」と割り切る
 (2)macOS上でSiriによる音声認識からAppleScriptを実行できる仕組みとして活用

といったあたりでしょうか。現状ではiOS用ショートカットのクロス開発、Mac上での音声認識コマンド実行用部品 としての価値しかありません。

macOS上にはアクセシビリティ系の音声認識+AppleScript実行システムが搭載されており、macOS 10.12あたりから日本語音声認識が使えるようになりました。現状ではこのDictation音声認識システムとSiriの音声認識システムの2つのシステムが載っています。前者についてはなるべくメニューの奥深くの目立たない場所に移動されており、そのあたりに「意図」を感じずにはいられません。

Automatorを置き換える件については、現状では夢物語のレベル。もともと性格が大きく異なります。Automatorのほうがすぐれている点もあれば、ショートカットのほうがすぐれている点もあります。ただし、AppleScript Studioの仕組みを引きずっているAutomatorの機構の維持そのものにかかる手間が大きいのでしょう。移行は止むを得ないというところでしょう(現状で、Automatorが事実上何にも役立っていないので)。

AppleScript v2.8

バージョン番号を変えるほどの変化があったのか、自分にはよくわからないのですが、リリースノートが「AppKit」といった単位でしか書かれなくなったために、詳細がわかりません。

……少なくとも、macOS 10.15で極端に遅くなっていたCocoa呼び出し速度が(Intel Macでも)改善され、さらにApple Silicon MacでのCocoa呼び出し速度が大幅に向上しています(macOS 11の30〜40倍速)。これは、macOS 11+Apple Silicon MacでAppleScriptからのCocoa機能呼び出しが極端に遅くなっていた(高性能コア「FireStorm」ではなく、高効率コア「IceStorm」で実行されてしまっていた)点が修正されたためです。

Cocoaの機能を利用していない場合でも、macOS 11より高速になっているため、M1 Macを使っているScripterにはmacOS 12へのアップデートをおすすめしたいところです(職場のアプリケーションの互換性維持のため、アップデートしないというポリシーがある場合をのぞく)。

OSの構造変化による影響も受けています。既報のように、macOS内のフレームワークがmacOS 11あたりで再編(Umbrella Frameworkだったものが独立。とくにPDFKitとか)され、useコマンドで別のものを指し示すよう書き換える必要が出てきています。

macOS 12.0.1では、日本語環境でNSDataDetectorを用いて自然言語テキストから電話番号を抽出できないというバグがまだ解消されていません。

総評

このmacOS 12というOSにアップデートする価値があるのかどうか、という話については「アップデートできるならアップデートすべき」です。これは、バグだらけでリリースされて信用を大きく失ったmacOS 10.13、10.15とは異なるレベルの「ちゃんとしたmacOS」です。

また、macOS 11ではApple Silicon Macの持つパフォーマンスを発揮し切れていませんでした。M1 MacにmacOS 12を入れると、AppleScriptで作成したソリューションの動作速度の向上幅に腰を抜かすことでしょう。自分もMac App Storeで販売しているAppleScriptで記述した自作アプリケーションのかずかず(とくにKamenoko)をmacOS 12で動かすと、その速さと快適さにmacOS 11には戻れなくなってしまいました。

M1 MacでもIntel Macでも、環境が許せばすぐにアップデートすべき、近年稀に見るOSでしょう。ただし、Uncontrollableな混乱を楽しめる限りにおいて。

Posted in news | Tagged 12.0savvy Shortcuts Shortcuts Events | Leave a comment

macOS 12.0.1betaが登場

Posted on 10月 19, 2021 by Takaaki Naganoya

昨日発表されたApple Silicon MacBook ProをサポートするmacOS 12が10/26にリリースされることが明らかにされました。

そして、電源を入れてセットアップするとまず最初に降ってくるアップデートがこのmacOS 12.0.1アップデートのようです。

# 情報源未確認ですが、12.0.1がGMという話があります

macOS 12 Beta 10から何か変わったのかと言われても、自分では検証できていません。Script Editorの立ちゴケ(放っておくとクラッシュする)の確率が減ったような気がしますが、まだ半日も使っていないのでなんとも。SafariでWebフォームからテキスト入力中にコケたりする現象に遭遇しているので、まだ何か問題があるのでしょう。

# 既知の問題は何も修正されていません。
# Script Editorの立ちゴケは発生しています。寝る前に立ち上げておくと、朝にはコケています

にしても、M1でさえ腰が抜けるほど速い(とくに、Cocoa Scriptingの実行速度が激速)のに、ここからさらに速いとか言われると腰が抜けそうです。

M1 Pro/Maxについては、CPUコア数増、バス速度(メモリアクセス、SSDアクセス)が高速になったもので、シングルコアあたりの処理速度がそれほど上がったわけではない、という認識で間違いなさそうです。実機を見ていないのでなんともいえませんが。

Geekbenchのベンチマーク値が出てきましたが、M1 Mac mini(Macmini9,1)がシングルコアで1711ぐらいなのに対して、MacBookPro18,3(多分14インチ)で1767ぐらい、MacBookPro18,2(多分16インチ)で1783ぐらいと、AppleScriptの処理だけを行なっているかぎりでは、「差が出ない」ものと思われます。

もちろん、画像処理や映像処理を行うアプリケーションやFrameworkを操作した場合には速度差が出るでしょうし、メモリの帯域幅も上がっていてSSDの転送速度も2倍となれば、トータルで1〜2割ぐらいは処理性能が上がるんじゃないでしょうか。Pixelmator ProのML処理(解像度倍増)あたりは差がつきそうです。

お遊びでM1 Mac mini上にRAM Diskを作って速度を計測してみたら、読み出し速度が秒間10GBぐらいになっていて腰を抜かしたのですが、新しいMacBook Proでは普通にSSDに対して秒間7.4GBぐらいの転送が行えるとのこと。SSDがRAM Disk並みの速度でアクセスできるわけで、腰が抜けまくるのではないかと。

Posted in news | Tagged macOS 12 | Leave a comment

Stream Deck Softwareがバージョン5.1.2にバージョンアップ

Posted on 10月 16, 2021 by Takaaki Naganoya

ElgatoのStream Deck用ソフトウェアがバージョン5から5.1.2にバージョンアップしました。

従来は1台のStream Deckに対してプロファイルを複数登録して、「プロファイルを切り替え」アクションで1→2→3→4→1と、順送りで切り替えして、物理ボタンが15個であってもボタン数を超える機能を呼び出せるようにしてありました。

この仕組みはあらためて説明されると理解できるのですが、一目見て理解できるというものでもありません。自分も書籍を書くために仔細に調査を行うまで分かりませんでした。このあたりの「説明不足感」を解消するために「ページ切り替え」「ページインジケータ」も用意したのでしょうか。

物理ボタン数を超える機能を呼び出すための「プロファイルを切り替え」アクションであったり、「フォルダ」アクションであったり、「ページ切り替え」アクションであったり。同じ働きを行う機能を、見せ方を変えて複数実装してあるというのは、それだけ「問題点」だと(販売・営業的に、)みなされているためでしょうか。

より多くのアクションをボタン上にホスティングするために、プロファイル切り替えアクションに、ページ切り替えアクション、ページ表示アクション、フォルダ移動アクションなど操作系のアクション配置ボタンが増え、実質的にSD上に配置できるアクションが減ってしまう(6ボタンの最小のSDの場合には切り替え用で半分埋まる?)わけで、購入時によりボタン数の多いSDモデルへの誘導を行いたいのか、実ボタン以上のアクションをホスティングできることを訴求したいのか……それは自分にはわかりませんが、力を入れている場所であることは確かです。

最終的にはフェイスプレート部分に透明窓を追加して、プロファイル切り替えやページ切り替え、フォルダ切り替えなどの追加表示をSDの画面上で行うといったあたりに「落とし所」がありそうです。

Posted in news | Tagged 10.14savvy 10.15savvy 11.0savvy 12.0savvy Stream Deck | Leave a comment

macOS 12beta10が登場

Posted on 10月 14, 2021 by Takaaki Naganoya

AppleScriptの実行速低下は観測されていませんが、日本語環境でNSDataDetectorでテキストから電話番号を抽出できないバグは治っていません。

2021/10/19にApple Eventがオンライン開催されることが発表され、どうやらMacBook Pro 16インチにApple Silicon搭載モデルが出てきそうだ、と見られています。果たしてどうなりますやら。

Script Editorを背面に回した瞬間にクラッシュする傾向が見られます。Script Editorがやたらと不安定で、何もしていない瞬間にクラッシュするようになりました(Beta 9では発生せず)。システム環境設定に登録してあったプリンタのエントリが消去されるとか、いろいろ不思議が現象が多発。なんか、いきなりこれまでに見られなかった不具合が急に増えてきて「残念な完成度」に>macOS 12

Posted in news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

macOS 12 Frameworkの再編の影響がAppleScriptにも

Posted on 10月 14, 2021 by Takaaki Naganoya

Cocoa Scripting Course本のVol.4「System Hardware & Software Information」の執筆のために基礎調査を行なっていた段階で気づいていたのですが、macOS 10.15あたりからFrameworkの再編が行われていて、AというFrameworkの下位Frameworkとして存在していたBというFrameworkが、macOS 12あたりで独立したりと位置付けがいろいろ変わっています。

具体例を出すと、みんな大好きPDF操作用のPDFKit。これまでPDFKitはQuartzフレームワークの下位フレームワーク(Umbrella Framework)として存在していました。それが独立したため、AppleScriptでも、

use framework "Quartz"

などと書いていたものを、

use framework "PDFKit"

などと書き換える必要が出てきました。

なかなかこのあたりの問題が顕在化しないのは、実行環境側でPDFKitをincludeしていると、AppleScriptもそのご利益にあやかってuse frameworkが目的のものを指していなくても、実行できてしまっているためです。

ところが、別のランタイム環境(Script Menuとか)に持って行くと、そちらではPDFKitをincludeしていなかったりする場合に、「PDFDocumentなんて知らないよ? allocできないよ?」という話になってしまいます。とくに、Script Menuはエラーの出力先もない「寡黙な実行環境」なので、エラー発生源がよく分からないんですね。

そして、Script Menuから呼び出すScriptにいろいろエラートラップを仕掛けて発生しているエラーを調査し、この問題が発生していることが判明したわけです。

もしかしたら、AppleScript ver. 2.8でバージョン番号をあらためる必要があったのは、内部的な要因(Apple Silicon Macへの最適化)もさることながら、こうしたOS内のさまざまな変更が大きいため、それを区切る必要がある(外部的な要因)と判断されたためなのかもしれません。

Posted in news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

AppleScript Version 2.8?

Posted on 10月 9, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS 10.13以降、ながらくAppleScript Version 2.7の時代が続いておりました。

正直なところ、macOS 10.15でScripting Additionsを廃止したあたりとかでバージョン番号を変えておかないとまずくないか? と思っておりました。サードパーティのScripting Additionを使えなくした、というのは世界観の大きな分岐点といってよいでしょう。

AppleScriptの処理系そのものには手を加えていませんよ、互換性に問題が出たりはしませんよ、というメッセージをこめて意固地にバージョン番号を変えてこなかったのかと思っていました。


それが、macOS 12beta9でAppleScriptのバージョンを「system info」コマンドで確認していたところ(Cocoa Scripting Course続刊作成のため)、2.8という数字が表示されていることに気づきました。

{AppleScript version:"2.8", AppleScript Studio version:"1.5.3", system version:"12.0", short user name:"me", long user name:"XXXXXXXXXX", user ID:504, user locale:"ja_JP", home directory:alias "Macintosh HD:Users:me:", boot volume:"Macintosh HD:", computer name:"M1 mini", host name:"m1mini.local", IPv4 address:"192.168.0.xx", primary Ethernet address:"99:99:99:99:xx:99", CPU type:"ARM64E", CPU speed:missing value, physical memory:16384}

上記の実行例はM1 Mac miniの実行結果ですが、Intel Mac上でも同様のAppleScript Version 2.8という結果を返します。

Apple Silicon Macの「真の能力(ちから)」を発揮するバージョンとしての2.8なのか、それともiOSを含めたショートカット的な世界観を含んだ2.8なのか、テーマ設定がどこにあるのかはわかりませんが、ここで1つの区切りをつけたいんだろうなという「意図」は感じます。

AppleScript Version 2.7の期間のmacOSときたら、史上最低最悪の事故物件であるmacOS 10.13、大失敗を容易に2度繰り返してしまったmacOS 10.15、トラブルが絶えずβ版という印象がぬぐえなかったmacOS 11など、macOS 10.14以外は(それ自体も末期になるまで使う気がしなかった)あまり思いだしたくないOSバージョンばかりで、これらとの訣別という意味において「2.8」の数字を冠する(臭いものにはフタをしたい)という意図であれば一定の理解は可能です。

バージョン2.8になったからといって、64bit化されたCocoa Finderに対するフィルタ参照の実行速度が上がったりはしていません。Finderによるファイル操作は、「現在選択中のファイルの取得」「最前面にオープンされているWindowのターゲット取得」ぐらいにとどめておいたほうがいい(遅いので)という傾向が変わることはありません(Cocoa系の機能を呼び出すと100〜1,000倍ぐらい高速)。

これら以外に、何か意味が込められているのかはインサイダーではないため不明ですが、とにかくVersion 2.8というバージョン番号が振られたことについては認識しておく必要があることでしょう。

macOS 10.13の大失敗が、キリスト教国における不吉な数字としての「13」に起因するものであるとしたら、macOS 12の次の「macOS 13」は不吉な存在の集合体であり総決算でもあるわけで、ぜひとも開発プロジェクトの瓦解の真相究明と公表が求められるところです。

Posted in news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

macOS 12 beta9が登場

Posted on 10月 7, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS 12 beta9が出てきています。もう、リリース間近というより大した問題がなければbeta 8でリリースしていたのでしょう。

AppleScript系では、Cocoa Scriptingの処理速度の低下は観測されていません。Beta 5以降はほぼ誤差の範囲内の変化しかありません。これはいいことです。

あいかわらず、日本語環境でNSDataDetectorで自然言語テキストからの電話番号の抽出に失敗します。これは、少し不幸なことですが、修正されることを期待したいところです。

Posted in Bug news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

僕らの15年戦争、発売

Posted on 10月 6, 2021 by Takaaki Naganoya

アーケードゲーム「戦場の絆」の15年の歴史をまとめたアーカイブ本「僕らの15年戦争」を発売します。PDF 232ページ、3,000円。iOS版アプリつきです(別途、App StoreからのClaris FileMaker Go(無料)のダウンロードが必要です)。

→ 販売ページ

この本を作るために、さまざまなFileMaker Go版のオマケとか単独販売の本などを作って実験と実績作りを重ねてきました。Piyomaru Softwareの総力を結集して作成した本です。

ほぼ「AppleScript」の「A」の字も出てこない本ですが、あらゆるページでAppleScriptによるワークフローの自動化テクノロジーが投入されています。

# でないと、実質1人で2か月では作れない分量です

指定フォルダ以下のPages、MarkDown、Word、PDFなどのファイルをファイル名順にソートしてまとまった1つのPDFに出力するAppleScriptに、ページのツメをつけかえるAppleScript、FileMaker Proのデータベースを処理するAppleScriptに、コピーした画像をモザイク処理するAppleScript、そして公式Webサイトをクローリングしてデータ収集するAppleScript……と、逆にAppleScriptで処理していないページが1ページもないほどです。

Posted in Books news | Leave a comment

iWorks Apps v11.2が登場

Posted on 9月 30, 2021 by Takaaki Naganoya

Apple純正のiWorks App(Keynote、Pages、Numbers)の新バージョンv11.2がリリースされました。

バージョン番号が「11.1」から「11.2」に変わっただけですが、内部的にも…各アプリケーションともアイコン自体が変更になり、大きな節目のバージョンであることが伺われます。

iOS、iPadOSが新製品とともに9月にアップデートし、iWorkアプリケーションがアップデートした後にmacOSのアップデートが行われるわけで、実にリリース間近であることを感じさせます。Windows 11の発表日がどの程度注目を浴びているかはわかりませんが、10月5日より前に発表することは…ないのではないかと(ノーアイデアです)。

これらのアプリケーションのAppleScript用語辞書については、「get」コマンドが追加されたことを確認していますが、このコマンドがないと実現できないことが不明(普通は省略されるコマンド)なので、何か後で追加するための「布石」と見るのが正しい見方でしょう。

Keynote v11.2の変更点:
・スライド上のライブビデオ
・複数発表者スライドショー
・レーダーグラフ(レーダーチャートのこと)

Pages v11.2の変更点:
・ブックの公開の改善
・素早くテキストを翻訳
・レーダーグラフ(レーダーチャートのこと)

Numbers v11.2の変更点:
・強力なピボットテーブル
・レーダーグラフ(レーダーチャートのこと)
・フィルタの改善

そして、AppleScript用語辞書に「レーダーグラフ」の作成機能は反映されていないため、まだAppleScriptから追加することはできません。通例だと、マイナーアップデート2回後ぐらいに反映されるのではないでしょうか?

Pages v11.2でトンでもない変更が加わっていることが判明しました。なんと、selectionを取得できなくなっています。

これは、Pagesの数少ない長所だったのですが、selectionを取得できないととても困ります、、、、、

一応、フィードバックしておきましたが、直るかどうかは不明です。Pagesの唯一の美点であった、selectionを返せ!!!

Keynote v11.2でも、selectionが使えなくなっていました(スライド単位の選択も無効に)。

Posted in news | Tagged 10.15savvy 11.0savvy 12.0savvy Keynote Numbers Pages | Leave a comment

macOS 12 beta8が登場

Posted on 9月 30, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS 12 beta7からほどなく、beta8が出てきました。どうやら、このbetaか次あたりでリリースしたい様子が伺われます(推測)。

レポートずみのバグは修正されていませんが(確認された事実)、Release版で駆け込み修正が行われるか、Release後に後付け修正するつもりなのでしょう(希望的観測)。

macOS 10.13のときにRelease版が壊滅した(客観的事実)のは駆け込み修正の整合性がとれていなかったためと見る(推測、憶測)筋もあり、それに懲りて「GM」宣言をやめました(客観的事実)し、駆け込み修正を行わないように方針を転換したように見えます(観測結果からの意見)。

現状のmacOS 12beta8のままリリースされれば、自分が見ている範囲ではそれほど悪くない出来でしょう(個人の感想)。

→ Beta8でIntel Macで外部ディスプレイに表示できないというバグが発生したもよう。Intel Mac miniで動作確認していますが、こうした構成ではなくノートなど本体にディスプレイを搭載しているモデルの話でしょうか

Posted in news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

macOS 12 beta7が登場

Posted on 9月 22, 2021 by Takaaki Naganoya

ここ最近のmacOSのβ版の出来・不出来

macOS 12 beta 7が出てきました。macOSのリリースはiOS/iPadOSの後にリリースされるのが通例(というか、技術的にそうしないと無理)で、β番号から見て割とβ版の末期にあるものと推測されます。

例年だと、8月の終わりのmacOSの出来でRelease時の品質が推し図れています(農作物みたいだ)。

macOS 10.13:Beta中はとても好感触 → Release版で大事故(前代未聞の大惨事。macOS Vistaと呼ばれる)
macOS 10.14:Beta中、バグが多くて使う気になれず → 最終版(macOS 10.14.6)まで様子見
macOS 10.15:Beta中、8月末に大事故。開発者がそろって「こいつは新たなmacOS 10.13だ」として見放す。8月中にmacOS Vista 2のあだ名が確定
macOS 11:Beta中の印象は好感触(Intel Mac)。だが、Release後にM1 Macハードウェアがらみの未知の問題点が多数報告される

というのが、ここ最近のmacOSのリリースの流れです。

macOS 10.13、10.15と「奇数番号は地雷」という状態で、この命名法則でいえば「10.17」にあたるmacOS 12は、不吉な予感を抱かせるものでした。

Cocoa ScriptingなどAppleScript系の処理速度の回復と向上

自分はmacOS 10.15を全力で見送り、macOS 10.14.6をメイン環境にすえました。通例、新たなmacOSがリリースされるとScript環境まわりの評価記事を書きますが、10.15ははじめて評価記事をボイコットしたほどひどいものでした。

「10.15がひどい」という中には、「①本当にバグや不具合のもの」「②勝手に仕様変更して周知しなかったもの」「③OS全体のセキュリティ強化にともない、結果として機能不全になったもの」など多々あります。

その後、M1 Mac mini導入にともないmacOS 11に環境を移しました。M1 Mac mini+macOS 11は、世間の評判もよく、安住の地となるはずでした。

ところが! M1 Mac miniを開封して1時間もたたずに血の気がひきます。Cocoa Scriptingを多用している現代のAppleScriptを走らせると、2012年のMacBook Pro Retina 2012よりも10倍ぐらい遅かったからです。

調べてみると、macOS 10.15の時代からCocoa呼び出しで大幅なスピード低下が発生しており、その延長線にあるmacOS 11も同様の現象が発生。

さらに、M1に搭載されたCPUコアのうち、高性能コアではなく省エネコア(Ice Storm)を使用してAppleScriptが実行されているようで、2011年のMacBook Airよりも数倍M1 Mac miniが遅い処理が出てくる状況でした。

そこで、Shane Stanleyと相談してAppleに詳細なレポートを提出し、「おまえんとこの最新鋭機種は10年前のへっぽこマシンよりはるかに遅いぞ、どうしてくれる?」という報告をしたわけです。もちろん、M1 Mac mini購入後のアンケートでは「10年前のIntel Macの10倍も遅い。不満」と答えています。

運よく、レポートが功を奏してM1がらみの速度低下問題はmacOS 12beta 5で解決。同時にmacOS 10.15から発生していたCocoa呼び出しの速度低下問題も解決(たぶん)。このことで、Intel Macでも、速度低下発生前のmacOS 10.14より高速な処理が行えるようになったほどでした(もちろん、macOS 10.15や11よりも高速です)。

この問題の検証のため、手元のアップデート可能なMacは2台ともmacOS 12に上げてしまい、先日リリースされたmacOS 11.6においてパフォーマンス低下問題がフィードバックされたのかどうかは検証できません。

高速だが小バグが直っていないmacOS 12beta7

さて、macOS 12beta7ですが、ベンチマークを実施したところBeta 5、6と同様にCocoa Scriptingの速度は維持されています。Beta5よりも速くなった処理がある一方で、若干速度低下した項目も見られますが、誤差の範囲内でしょう。


▲同一ハードウェアでOSのアップデートにともない、速度低下が解消され、高速化


▲約700箇所の位置情報と8,000箇所の駅の位置情報との間での最短距離計算。macOS 11+M1 Macでは1時間かかって気を失いかけたが、いまではiMac Proより2.5倍高速の異次元の速さを実現。これなら、ScripterにもApple Silicon Macをおすすめできます

一方で、日本語環境でのみ発生しているNSStringからのData Detectorによる電話番号ピックアップができないバグは直っていません。GUI部品のお守りよりもデータ処理を行うことが多いAppleScript界隈としては「無視できない問題」です。

Release版では直ってほしいですよね>誰となく

また、macOS 11で確認された特定ハードウェア(Mac Pro 2019)で関数計算を間違えるバグについては、当該機種を所有していないため、自分には追跡調査は行えていません。

Posted in Bug news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

FM-1グランプリで予選通過

Posted on 9月 13, 2021 by Takaaki Naganoya

FileMaker Proのカスタムアプリケーション(データベース)のコンテスト「FM-1グランプリ」で、応募作品「FileMaker PowerPack」が第2回予選を通過しました(全3回の予選の2回目)。

内容は、FileMaker Proを制御するCocoa Scriptのサンプル集です。ちょうど、CotEditor用に出しているPowerPackのFileMaker Pro版といった位置付けで、厳選したCocoa Scriptを掲載しています。

他の開発者の方が使って便利と感じる「ベネフィット」だけの存在として企画し、「コピペで即戦力的に使えるAppleScriptのコード集。その場でテスト実行できる」という、ベネフィットだけで実体がほとんどないという不思議な異次元作品になりました。

実体がないといっても、FileMaker Proでできることが飛躍的に広がる……といいますか、各種掲示板などで「これができない」「これに困っている」という話が出ていたものを丹念に調査し、そうしたものを中心に(すべてではない)収録。とくに、HTMLのタグ除去処理とテキストからの絵文字除去処理!!!

さすがに強豪ぞろいで大賞は取れないと思うのですが、予選通過できて一安心です。一晩で作ったので、ちょっと問題点がいろいろありましたが、修正可能な範囲だったのでセーフ! セーフでしょう。

応募時の内容は、テキスト処理系と画像処理系を中心にまとめました。PDF処理系と画像フィルタ系も試していたのですが、FileMaker Proに組み込む書き方で難儀してこの第1回応募作品には間に合っていません。

# 画像のフィルタ処理を行うためにCIFilterを呼び出していたのですが、結局明示的にメインスレッド実行する必要がありました。FileMaker ProのAppleScriptランタイム環境の挙動が他の環境と違いすぎて、けっこう手を焼きます

応募作品の内容を審査していただいたところ、いろいろ細かい問題点は見つかりました。

・Retina環境で動かすと画像処理系で問題の出るScriptがある(顔認識+マスク処理)、、、これは、他の画像処理(重ね合わせとか)ではRetina対応できているので、こいつだけ間に合っていなかったっぽいです。FileMaker Pro上では単なるテキストとしてScriptを書く必要があり、バンドル内にライブラリを格納するとかインストールした外部ライブラリを呼び出せないといった「AppleScriptランタイム環境としては過酷」なFileMaker Proランタイムの制限が厳しいところです

・データベースが複数オープンされていると正しく「最前面のデータベース」を検出できない、、、、database 1で最前面のデータベースを指定してしまったので、その点を修正。審査Blogには「M1対応していない」と書かれていますが、開発自体をM1 Mac miniで行なっているので、複数データベースをオープンしている状況に対処できていなかっただけでしょう(アプリケーションを終了してデータベース1つだけの状態になったので動作)

ルール上、3回目の最終選考に修正したものを出せることになっているので、FileMaker ProでPhotoshopばりの画像フィルタ処理を行いまくるScriptを追加して出せるといいのではないかと(ただ、CIFilterを使うことになるので、AppleScriptからパラメータを指定できるものが少ない)。

ほかにも有効と思われるのは2点間の距離計算であるとか、多次元配列処理、与えられたデータの順列組み合わせ計算(Permutation)、あたりでしょうか。地味なところで、各種日付表記フォーマットでの文字列化。タグクラウド処理あたりはやりたいところです。データベースに入っているデータをもとに、タグクラウドを生成して表示するといったところで。感覚的にデータ内容の傾向をつかみやすいので。

Posted in news | Tagged FileMaker Pro | Leave a comment

ヤバイ本のiOS版を発売

Posted on 9月 5, 2021 by Takaaki Naganoya


「空前絶後 あなたの知らないヤバイAppleScriptの世界」のiOS版、FileMaker Goを使って読む電子ブックの販売を開始しました。1,000円です。

→ 販売ページ

なんでこれを作ろうと思ったか?

PDF版をiOS上で読んでいただくことも可能ですが、画面の縦横比とかなんとか。とにかくPDF版の読書体験がよくありません。

そして、AppleのiBooks Storeに本を出すのに、ISBNだ何だといろいろうるさく、これに付き合っていられません。

そのため、いろいろ検討したうえでFileMaker Goに白羽の矢を立て、このアプリケーションを読書用のプラットフォームとして活用するために実験を繰り返していました。

小さな画面で文字を読むのは、ガラケーの時代から大変なことですが、スマホで読んでも大変なことに変わりはありません。

レイアウトに一緒に画像を入れるのも大変なので、基本的に文字コンテンツだけです。一応、なんとかすれば画像表示用レイアウトも混在させて、画像を見ていただくことは可能です。

これまで、PDF版(フル・レイアウト)のオマケとか、サブセットとして出すとか(AppleScriptポケットリファレンス)、そういう試みはしてきましたが、.fmp12単体で売ってみるというのははじめてのことです。iPhoneだけで暮らしたことが皆無なので、まだちょっと見落としていることがあるかもしれませんが、失敗も含めて貴重な経験になることでしょう。

FileMaker Goのデータベースアプリケーションとしての出来については、いまひとつ評価が定まっていないというか、バージョンごとに少しずつ問題があるという見立てになっています。期待をしすぎてはダメというところなんでしょう。

ですが、単にレイアウト切り替えをするとか、フィールドに入れた文字を読むというだけであれば問題が出るとも思えません。

いえ、正直なところiPad mini+FileMaker Go 18(前バージョン)で読んでいたときに、突如としてフィールドが真っ白になってレコード表示がうまく動かなくなったということはありました。

それでも、iPhone+FileMaker Go 19であれば、とくに問題らしい問題に遭遇したことはありません。RAMが少ないと環境だと問題があるのかもしれません。

とりあえず、「何かあったとき」のために……筆者に文句を送信できるよう、電子ブックに感想送信フォームをつけておきました。

個人的には、.fmp12形式のままBOOTH上で販売したいのですが、その点について提案したもののお返事をいただいていません。

Posted in news PRODUCTS | Tagged 10.15savvy 11.0savvy 12.0savvy FileMaker Pro | Leave a comment

macOS 12 beta6、Cocoa Scriptingの速度低下なし

Posted on 8月 31, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS 12 beta6が出てきました。beta 5でM1 Mac上でのAppleScript実行速度低下が大幅に改善され、そのアップデート版であるbeta 6で「先祖返り」していないかを確認。beta 5と同程度か、少し高速になっている処理もあるようです(気持ち速いぐらい)。

でも油断はできません。macOS史上最悪最低のmacOS 10.13のときには、Release前には何も問題がなく順調にバグがつぶされてきたのに、Release版はBeta以下という出来でした。

あのmacOS 10.13の開発プロジェクトを思えば、Release版を見るまで結論は出せません。

追記1:
Beta 6に、NSDataDetector経由で電話番号を取得できないというバグを見つけました(レポート済み)。プログラミング言語ではなく、ユーザー環境の設定言語に依存して発生するようです。いまのところ、日本語環境で問題が発生し、英語環境では発生していません。

Posted in Bug news | Tagged 12.0savvy | Leave a comment

「AppleScript最新リファレンス」に追加ダウンロードコンテンツ

Posted on 8月 23, 2021 by Takaaki Naganoya

既刊本「AppleScript最新リファレンス」に追加ダウンロードコンテンツをご用意いたしました。

FileMaker Goを使ってiPhone/iPad上で閲覧する、「AppleScriptリファレンス ポケット版」ともいうべきものです。

購入された方は、無料で追加ダウンロードしていただけます。Mac上にダウンロードしたうえで、Zip圧縮を展開し、iCloud Drive経由でiPhone/iPadに転送していただけます。もちろん、Mac/Windows版のFileMaker Proをお持ちであれば、Mac/PC上でご覧になることも可能です。

コンテンツは、「最速マスター」、「各MacOSのAppleScriptの歴史」、「コマンドリファレンス」部分を独立させたものです。

閲覧方法(MacからiCloud Drive経由による方法):

(1)BOOTHの「AppleScript最新リファレンス」ダウンロードページから、追加ダウンロードコンテンツをMac/PCにダウンロード
(2)ダウンロードしたZipアーカイブを展開(AppleScript_Reference.fmp12.zip→AppleScript_Reference.fmp12)
(3)Finder上のiCloud Drive経由でiPhone/iPadに転送

(4)iPhone/iPad上のFileMaker Goを起動

(5)FileMaker Go上で「マイApp」>「iPhone上」を選択

(6)画面上のフォルダ+ダウンロード矢印のついたアイコンをタップ

(7)iCloud Drive上から「AppleScript_Reference.fmp12」を指定

(8)iCloud Driveからダウンロードが終了すると起動

閲覧方法(MacからAirDrop経由による方法):

(1)BOOTHの「AppleScript最新リファレンス」ダウンロードページから、追加ダウンロードコンテンツをMac/PCにダウンロード
(2)ダウンロードしたZipアーカイブを展開(AppleScript_Reference.fmp12.zip→AppleScript_Reference.fmp12)
(3)MacのWiFi接続をオンにして(WiFiネットワークにつながっていることが前提)、AirDrop経由で「ppleScript_Reference.fmp12」ファイルをiPhone/iPadに転送
(4)iPhone/iPad上で画面にどのアプリケーションを利用してオープンするかを聞いてくるので、インストールしたFileMaker Goのうち一番新しいバージョンのものを指定

(5)起動

となります。

Posted in Books news PRODUCTS | Leave a comment

macOS 12 beta5でAppleScript処理系の大幅なスピードアップ。M1もIntelも

Posted on 8月 18, 2021 by Takaaki Naganoya

以前から本Blogでは、M1 Mac+macOS 11上でAppleScriptの実行、とくにCocoaの機能呼び出しが10〜77倍遅くなるという件についてレポートしてきました。

–> macOS 11, AppleScriptをFirestormではなくIcestormで実行か?!

CPUの乗り換え直後ということもあり、淡々とAppleにバグレポートしつつ、周囲には「まだM1に手を出すべきではない」と話していたものが、最新のmacOS 12 beta 5においてどの程度変わったのでしょうか?

2つのスピード低下問題

AppleScriptのコミュニティ的には「macOS 10.15をインストールするとCocoa Scriptingが遅くなる問題」(Intel Mac)があり、そのうえに「M1でAppleScriptの実行+Cocoa Scriptingが遅くなる問題」の2つの問題を抱えていました。

macOS 10.15以降の速度低下問題は、自分がmacOS 10.15を「ダメ環境」としてパスし、M1 Macの導入にともないOSバージョンを1つ飛ばしてmacOS 11に移行したときにはじめて認識しました。

Mac App Storeに出している、AppleScriptで組んだアプリケーションの数々が、さぞやM1 Mac上で処理速度が向上して、より快適に使えるに違いない……と、ルンルンで箱を開けてテストをしだして、「遅い!! MacBook Pro Retina 2012より遅いとはどういうこと?!」と、落胆の表情に変わるまで1日も必要ありませんでした。

とくに期待していた時間のかかる大規模データ処理が、MacBook Pro Retina 2012の10倍以上遅いという結果に言葉を失い、Appleにこれを「バグレポート」としてレポートすることになったのです。

メール.appの起動やSafariの操作など、日常的な操作の範囲では噂どおりの処理性能を発揮していたのに、AppleScriptの処理だけ遅いというのは、これはもう明らかに「異常事態」です。

ベンチマーク比較対象

身の回りにあるMacをかき集めて調べてみました。現用機でこのベンチマークに参加していないのは奥方様のMacBook Air 2015ぐらいです。

今回、青い色で指し示しているmacOS 12 beta 5環境が注目点です。M1 Mac miniおよびIntel Mac mini 2014にmacOS 12 beta 5をインストールし、速度の変化を検証しました。

結論から言うと、macOS 12 beta 5ではM1 MacでmacOS 11.xの30倍、Intel Macで10倍ぐらいCocoa Scriptingの実行が高速になっています。

これは、冒頭で説明した(1)macOS 10.15で発生した何らかの内部的なミス (2)M1 Mac上でAppleScriptの処理系が明らかにIcestorm(電力効率のよいローパワーCPUコア)で処理されてしまっていたこと の2つの問題が解消されたため、と推測しています。

これらの組み合わせによって、Intel MacでもM1 Macでも処理速度が大幅に向上した、という「現象」のみが確認できているだけです。

ベンチマーク1:Permutation

DNAの塩基配列「T」「C」「G」「A」のすべての順列組み合わせパターンを計算する計算(Permutation)です。桁数が多くなるとデータ量と計算量が膨大に増えるのと、Cocoa Scripting導入の有用性を示す演算内容(Vanilla AppleScriptより桁違いに高速)でもあるため、4〜8桁のPermutationを採用しました。以下、グラフ内の横軸の単位はすべて「秒」です。

Machine 4が前の開発環境(MacBook Pro Retina 2012)で、これを基準に「速い」「遅い」という比較を行っています。

アップデート前のM1 Mac mini+macOS 11の環境はMachine 4よりもはるかに遅くて「使っていられない」状態でしたが、アップデート後の環境(Machine 1’)ではMachine 4の2倍強、アップデート前からは平均で27倍の速度向上を実現。

Intel MacでもmacOS 11から12への移行で11〜21倍程度、高速化しています。

ベンチマーク2:乱数配列の生成とソーティング

M1+macOS 11の環境では「要素数の多い配列の操作」と「乱数の生成」(AppleScriptのrandom number)がとくに遅いという傾向が出ていたので、10万要素、20万要素、30万要素の配列でベンチマークを行いました。ただし、本ベンチマークでは乱数の生成を最速の方法で計算しているため、M1 Macで1.3倍速、Intel Macでも同程度の速度向上になっています。とくに、要素数が少ないほど速度向上の割合が増えており、これは歓迎できる傾向です。

ベンチマーク3:AppleScriptのrandom number関数を用いた乱数配列の生成とソーティング

AppleScriptのrandom number関数を用いて1〜99999999の範囲の乱数を1万回生成して配列に追加するベンチマークです。初回実施時にはこれでM1 Mac mini+macOS 11の環境が、MacBook Air 2011+macOS 10.13の5倍の処理時間がかかるという衝撃の数値が出た内容です。

macOS 11から12 beta 5へのアップデートに伴い、M1 Macで30倍、Intel Macでも12倍速度が向上していることを確認しています。

macOS 11の正式版がmacOS 12?

どこまでも「次世代Apple Silicon Mac用OSのβ版」という印象が強かったmacOS 11から、AppleScript+Cocoa呼び出しについては機能の改善が行われ、macOS 10.15で失った処理速度をIntel Macでも回復できているように見えます。

自分が大規模データ処理+演算速度の目安に用いている、「約700箇所の日本全国のゲームセンターについて、全国の鉄道駅(約8,000箇所)との距離を求め最短のものを最寄駅とし、それぞれ最寄駅までの距離が短い順にソートする」計算の結果を見てみると、

MacBook Pro Retina 2012:7分13秒
iMac Pro:4分17秒
M1 Mac mini:1分42秒

と、iMac Proを大きく上回る結果を叩き出しています。あまりに速いので、計算内容が間違っているのではないか? とか、計算結果が出力されないのではないか?? などと疑問に思って何度も調べてみましたが、きちんと計算されています。間違いなく、これまでに遭遇したMacの中で最も高速にAppleScriptを実行する環境といえます。この速さは、異次元のレベルです(力説)。

正直なところ、Cocoa Scripting Course本掲載のサンプルAppleScriptをM1 Mac mini+macOS 11で動かしたときには「イヤな汗」が出まくりました。高速なCocoa Scriptingだぜキャッホー(奇声)! などとノリノリで書いていたものが、

「残念なお知らせです。いま、Vanilla ScriptingのソートルーチンにCocoa Scriptingのソートルーチンが抜かされました」

などと書けるでしょうか? いや、書けるわけがない(反語)。本件は、Cocoa Scripting本の続刊を書く手が止まってしまうぐらいの(よくない方向への)インパクトがありました。

かくして、そこから詳細な調査や問題傾向の炙り出しなど、表沙汰にできない調査と資料作成がはじまったわけで、一応こういう形で(いい方向に)問題が解決されて本当によかったデス。これで解決されなかったら、海外のYouTuberにチクリまくってセンセーショナルな方向で炎上させるしかない、と割と本気で思っていたほどでした。だいたい、自分にしかレポートできないのに、時間と何かを失って何も得られない膨大な作業。Appleが自分でチェックする能力がない一方で、この無償奉仕労働を強いられるのが納得できません。

macOS 12については期待が持てる内容ですが、これがいまだ現用環境であるmacOS 10.15やmacOS 11へのフィードバックが可能な内容なのか、あるいはmacOS 12の登場を待たなくてはならないのかは現時点ではわかりません。

ただ、ここ数年というもの(2020年は珍しい例外)、このぐらいの時期(8月後半)になると「またAppleの現場が無茶な仕様追加を行って開発プロジェクトが崩壊した」「Release版のひどさがいまから感じられるので、アップデート禁止」といった話題しか出ていませんでした。それが、「macOS 12には期待できる」という話ができるのは、喜ばしいことでしょう。

# Beta版では素晴らしかったのに、Release版で別物が壊滅的な出来でリリースされた「macOS 10.13」という悪しき前例があるので、Betaがよくても安心できない今日このごろです。「どうして10.13がああなったのか」という説明は一切ないままなので、いまひとつ信頼できません

Mac App Storeに出している各種アプリケーション(すべてAppleScriptで記述)の動作が、macOS 12 beta5上であればひじょうに高速です。

UNI detector+macOS 12 beta5 DEMO

Watch kamenoko_M1+macOS 11 DEMO

Watch Kamenoko_M1_macOS 12 beta5 DEMO

FileMaker Proに組み込んで大規模なCocoaの機能を呼び出しているAppleScriptの動作も快適になっています。

Watch M1+macOS11 MkMapView Demo

Watch M1+macOS12 beta5 MkMapView Demo

CotEditorと組み合わせて動かしている「CotEditor PowerPack v3」のAppleScriptも、macOS 12beta 5上できわめて高速に動く様子がわかります。

Watch CotEditor_M1+macOS11 DEMO

Watch CotEditor_M1+macOS12 beta5 DEMO

Numbers.appで選択中の範囲のセルをシャッフルするAppleScriptをmacOS 12beta5で動かしたもので、左がIntel Mac mini 2014、右がM1 Mac mini 2020です。
numbers_selection_shuffle_intel_M1_12beta5

これはAppleScriptに関する処理だけにとどまるものではないようです。Terminal.app上で動作させる各種CLI系のプログラムの動作時のCPU Coreの割り当ても変化しており、よりパフォーマンスを発揮する方向に「味付け」が変化しているように見えます。

ただ、CLIベースのプログラムについてまとまったベンチマークを行なっているわけではないため、実際に動作させている数少ない膨大な処理時間のかかるプログラム(PDF内の画像サイズ圧縮のために併用しているGhostScript)を見ている範囲で、アクティビティモニタ上のCPU各コアの動きが変わっているように見える、ということです。

Posted in Bug news | Tagged 11.0savvy 12.0savvy | Leave a comment

Stream Deck MK.2が登場

Posted on 7月 20, 2021 by Takaaki Naganoya

AppleScriptのランチャーとして手軽に構成を変更して運用できるelgato Stream Deck、Mac上で利用する場合のガイド本を作成中ですが、Stream Deckソフトウェアのv5.xの登場にくわえ、新製品の「Stream Deck MK.2」が登場!

# ニュースをみつけて膝から崩れ落ちました。また追記が必要、、、

新機種のStream Deck mk.2は、従来のStream Deck(15key版)を置き換えるもののようで、あくまでデザインや些細な仕様を変更したもの、と明記されています。フェイスプレートを載せ替えなければ見た目はあまり変わりませんし、対応OSなどの動作条件も変わりません。

・USBケーブルが着脱式に変更(従来は着脱不能)
・スタンドが折りたたみ式ではなくStream Deck XL(24key版)と同様のしっかりしたものに変更。マグネットで脱着
・フェイスプレートを変更可能。7種類のデザインの異なるフェイスプレートを交換し、表面部分をカスタマイズできる(ユーザーがグラフィックを送ってカスタム印刷するという種類のものではなく、異なるデザインの交換式フェイスプレートを追加で購入できる)

深い。とてもよく顧客を見ている。これで欠品とか品薄でなければもっといいのに。

Posted in news | Tagged 10.15savvy 11.0savvy Stream Deck | Leave a comment

CotEditor Script Pack v3の一般向け配布を開始

Posted on 7月 8, 2021 by Takaaki Naganoya

macOS用テキストエディタ「CotEditor」の機能強化AppleScript集「Script Pack v3」の配布を開始しました。

→ 配布ページ

Script Packは従来バージョン同様に、機能強化ユーティリティScript集の「PowerPack」および、AppleScriptによる基礎的なCotEditorの操作を解説した「Basic Pack」から構成されています。macOS 10.15.xおよび11.x+CotEditor v4.xとの組み合わせで利用することを想定しています。M1 Mac上でも動作確認ずみです。

PowerPack v3では、CotEditor上で編集中のテキストの文字種別を集計してグラフ表示させたり、編集中のテキストで使われている単語をもとにタグクラウド表示を行うなど、従来では把握しにくかったテキストの傾向をビジュアル表示する機能を追加しています。

外部アプリケーションを使わずにCSVデータのプレビュー(100行までの制限あり)、Markdownテキストのプレビューを行えるなど、CotEditorの動作速度を損うことなく大幅な機能追加を行なっています。

Posted in news PRODUCTS | Tagged 10.15savvy 11.0savvy CotEditor | Leave a comment

WordPress Popular Postsプラグインが不調

Posted on 7月 4, 2021 by Takaaki Naganoya

WordPressの「WordPress Popular Posts」プラグインが文字化けするようになっていたため、別のプラグインで表示するようにインストールして変更しました。

新たに導入したのは「Top 10」というプラグインです。記事ごとに閲覧回数カウントが出るとか(これは設定で消しました)、Popular Postsの計算キャッシュがクリアされたのでゼロからカウントし直しだとか、いろいろまだ試行錯誤する必要がありそうです。管理者の閲覧を除外できないっぽいので、ちょっと変わった傾向になるとは思っています。

「WordPress Popular Posts」の不具合が治ったら元に戻すことも検討しますが、突然文字化けされるよりはこちらのほうがいいでしょう。

Posted in news | Tagged Wordpress | Leave a comment

Shane StanleyのFramework入りAppleScript LibraryがM1対応

Posted on 6月 28, 2021 by Takaaki Naganoya

Shane StanleyのFrameworkバイナリ入りAppleScript Library「Bridge Plus」「Myriad Tables Lib」「SQLite Lib2」がApple Silicon対応していました。

それぞれ単独の配布アーカイブではApple Silicon対応していないのですが、「Shane’s Script Library Pack」でまとめて配布されているものはApple Silicon対応のUniversal Binaryでビルドされています。

インストーラーはAppleScriptアプレットになっており、実行すると……これらのライブラリがインストールされていません。このため、Shane Stanley本人に聞いてみたところ、これらのインストール対象のライブラリがすでにインストールされている場合には、あらかじめ削除しておいてほしいとのこと。

……それはわかりませんでした(^ー^;;

m1mini:~ me$ file /Users/me/Library/Script\ Libraries/BridgePlus.scptd/Contents/Frameworks/BridgePlus.framework/Versions/A/BridgePlus 
/Users/me/Library/Script Libraries/BridgePlus.scptd/Contents/Frameworks/BridgePlus.framework/Versions/A/BridgePlus: Mach-O universal binary with 2 architectures: [x86_64:Mach-O 64-bit dynamically linked shared library x86_64] [arm64:Mach-O 64-bit dynamically linked shared library arm64]
/Users/me/Library/Script Libraries/BridgePlus.scptd/Contents/Frameworks/BridgePlus.framework/Versions/A/BridgePlus (for architecture x86_64):	Mach-O 64-bit dynamically linked shared library x86_64
/Users/me/Library/Script Libraries/BridgePlus.scptd/Contents/Frameworks/BridgePlus.framework/Versions/A/BridgePlus (for architecture arm64):	Mach-O 64-bit dynamically linked shared library arm64

あれ? Dialog Toolkit PlusもFramework同梱ライブラリですが、これに含まれていないような、、、、
→ ああ、バンドル内にFrameworksフォルダが存在しているものの、中身はありませんでした(Thanks Shane!)

Posted in news | Tagged 11.0savvy | Leave a comment

Post navigation

  • Older posts
  • Newer posts

電子書籍(PDF)をオンラインストアで販売中!

Google Search

Popular posts

  • macOS 26, Tahoe
  • Script Debuggerの開発と販売が2025年に終了
  • 【続報】macOS 15.5で特定ファイル名パターンのfileをaliasにcastすると100%クラッシュするバグ
  • NSObjectのクラス名を取得 v2.1
  • Xcode上のAppleScriptObjCのプログラムから、Xcodeのログ欄へのメッセージ出力を実行
  • Script Debuggerがフリーダウンロードで提供されることに
  • AppleScript Dropletのバグっぽい動作が「復活」(macOS 15.5β)
  • macOS 26, 15.5でShortcuts.app「AppleScriptを実行」アクションのバグが修正される
  • Appleに買収されたPixelmator ProがAppleとしての初アップデート
  • Dock Menu
  • Applicationのactivateを記録する v2
  • 執筆中:AppleScript最新リファレンスver2.8対応(macOS 15対応アップデート)
  • Claris FileMaker Pro 2025(v22)がリリースされた
  • Numbersで選択範囲のdateの年を+1する
  • macOS 15.5beta5(24F74)でaliasのキャスティングバグが修正された???
  • シンプルな文字置換
  • 複数の重複検出ルーチンを順次速度計測
  • AS書類を書式で分解して再構成
  • NaturalLanguage.frameworkを用いて日本語テキストの形態素解析を行う
  • macOS 15.7.2 スクリプトメニューから実行できなくなった地図系ライブラリ?

Tags

10.11savvy (1101) 10.12savvy (1242) 10.13savvy (1391) 10.14savvy (587) 10.15savvy (438) 11.0savvy (283) 12.0savvy (212) 13.0savvy (204) 14.0savvy (159) 15.0savvy (166) 26.0savvy (36) CotEditor (67) Finder (53) Keynote (122) NSAlert (61) NSArray (51) NSBitmapImageRep (20) NSBundle (20) NSButton (34) NSColor (53) NSDictionary (28) NSFileManager (23) NSFont (21) NSImage (41) NSJSONSerialization (21) NSMutableArray (63) NSMutableDictionary (22) NSPredicate (36) NSRunningApplication (56) NSScreen (30) NSScrollView (22) NSString (119) NSURL (98) NSURLRequest (23) NSUTF8StringEncoding (30) NSView (33) NSWorkspace (20) Numbers (78) Pages (58) Safari (44) Script Editor (27) WKUserContentController (21) WKUserScript (20) WKWebView (23) WKWebViewConfiguration (22)

カテゴリー

  • 2D Bin Packing
  • 3D
  • AirDrop
  • AirPlay
  • Animation
  • AppleScript Application on Xcode
  • Beginner
  • Benchmark
  • beta
  • Bluetooth
  • Books
  • boolean
  • bounds
  • Bug
  • Calendar
  • call by reference
  • check sum
  • Clipboard
  • Cocoa-AppleScript Applet
  • Code Sign
  • Color
  • Custom Class
  • date
  • dialog
  • diff
  • drive
  • Droplet
  • exif
  • file
  • File path
  • filter
  • folder
  • Font
  • Font
  • GAME
  • geolocation
  • GUI
  • GUI Scripting
  • Hex
  • History
  • How To
  • iCloud
  • Icon
  • Image
  • Input Method
  • Internet
  • iOS App
  • JavaScript
  • JSON
  • JXA
  • Keychain
  • Keychain
  • Language
  • Library
  • list
  • Locale
  • Localize
  • Machine Learning
  • Map
  • Markdown
  • Menu
  • Metadata
  • MIDI
  • MIME
  • Natural Language Processing
  • Network
  • news
  • Newt On Project
  • Noification
  • Notarization
  • Number
  • Object control
  • OCR
  • OSA
  • parallel processing
  • PDF
  • Peripheral
  • process
  • PRODUCTS
  • QR Code
  • Raw AppleEvent Code
  • Record
  • rectangle
  • recursive call
  • regexp
  • Release
  • Remote Control
  • Require Control-Command-R to run
  • REST API
  • Review
  • RTF
  • Sandbox
  • Screen Saver
  • Script Libraries
  • Scripting Additions
  • sdef
  • search
  • Security
  • selection
  • shell script
  • Shortcuts Workflow
  • Sort
  • Sound
  • Spellchecker
  • Spotlight
  • SVG
  • System
  • Tag
  • Telephony
  • Text
  • Text to Speech
  • timezone
  • Tools
  • Update
  • URL
  • UTI
  • Web Contents Control
  • WiFi
  • XML
  • XML-RPC
  • イベント(Event)
  • 未分類

アーカイブ

  • 2026年1月
  • 2025年12月
  • 2025年11月
  • 2025年10月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月

https://piyomarusoft.booth.pm/items/301502

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿フィード
  • コメントフィード
  • WordPress.org

Forum Posts

  • 人気のトピック
  • 返信がないトピック

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿フィード
  • コメントフィード
  • WordPress.org
Proudly powered by WordPress
Theme: Flint by Star Verte LLC