Piyomaru Software Booksの66冊目。「AppleScript基礎テクニック集(28)アプリケーションとの対話」を発売しました。PDF 35ページ+サンプルScriptZipアーカイブ で構成されています。
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AppleScriptの文法をひととおり知っていて、実際に書くことができたとしても、それだけで何かをできるというものでもありません。各種GUIアプリケーションなりOSの機能を呼び出して、なにがしかの作業を自動化できなければ意味がありません。
ここで、いきなり「いつも行っている仕事をまるごと自動化しよう!」といった壮大な野望を目指しても失敗します。マウスやトラックパッドでGUIアプリケーションを操作するのと、AppleScriptで操作するのとでは「やりかた」や「方法」は若干異なります。そこには明確に「慣れ」が必要です。
その最初の第一歩が、アプリケーションとの間の「対話」です。対話してみて、様子を見て、それでアプリケーション操作の挙動を確認していきます。対話の仕方を知ることは、自動化を行うために必須の第一関門をクリアするためのノウハウなのです。
目次
■アプリケーションとの対話で書くAppleScript【初級編】
書く前にアプリケーションとの対話が欠かせない
対話の第一歩は、正確なアプリケーション名の指定から
参考資料:名前がローカライズされているアプリケーション
最初の会話「あなたの名前は?」
最初の会話「あなたの年齢は?」
■アプリケーションとの対話で書くAppleScript【日常会話編】
AppleScript用語辞書で会話できる言葉を調査
選択中のオブジェクトを示すselectionを調査
「selection」の意味を調べる
オブジェクト選択してselectionの動作を調査
「selection range」の意味を調べる
表を選択してselection rangeの動作を調査
選択中のオブジェクトが「何か」を尋ねる
選択中のオブジェクトが「どうか」を尋ねる
■アプリケーションとの対話で書くAppleScript【上級会話編】
書類上のオブジェクトを作成できないか?
audio clipを作成できないか?①
audio clipを作成できないか?②
■アプリケーションとの対話で書くAppleScript【未知との遭遇編】
対象オブジェクトに実行できるコマンドは?①
対象オブジェクトに実行できるコマンドは?②
対象オブジェクトに実行できるコマンドは?③
処理を組み立てるには「対話」が欠かせない