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AppleScriptの穴
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AppleScriptの穴

Useful & Practical AppleScript archive. Click '★Click Here to Open This Script' Link to download each AppleScript

新刊発売 AppleScript最新リファレンス v2.8対応

Posted on 10月 13, 2023 by Takaaki Naganoya

ようやく完成しました。最初の「AppleScript最新リファレンス macOS 10.11対応」の刊行から7年。完全刷新のアップデート版を刊行しました。PDF 974ページです。

→ 販売ページ

最新OS環境に合わせてアップデート

現行のAppleScript v2.8環境に合わせ、macOS 12/13/14を対象としたアップデートを行いました。可能なかぎり、macOS 10.13あたりからの各アプリケーションの用語辞書の変化などを追いかけ、それぞれのAppleScript実行プログラムのセキュリティ上の制約について、ベンチマークScriptを用いて評価も行なっています。

より広く、よりわかりやすく、よりくわしく

最初の「AppleScript最新リファレンス」(483ページ)から大幅にページを増やして974ページ。その分、解説範囲を広げています。

また、解説内容の難易度や想定ユーザーのレベルに分けた章構成を採用しています。

Script入門者向けに有用な情報(入門編)、Script利用者向けに有用な情報(利用編)、実際にScriptを書くユーザー向けに有用な情報(実践編)、困ったときに調べると便利な情報(資料編)など。

本書の付録は、スクリプトエディタのコンテクストメニューから呼び出すSnipet Scriptの「Piyomaru Context Menu Assistant」最新版、スクリプトエディタのテンプレートとして呼び出せる「Piyomaru Script Templates」、そしてGUI Scriptingの強力な助っ人「Dynamic Menu Clicker」などで構成されます(これからまとめて添付します。ちょっと手直しも必要なので)。

これからScriptに手を出そうかなという人にも、すでに使っているという人にも有用と思われる情報をわかりやすくまとめた1冊です。

■特集
AppleScriptv2.8の全貌
Shortcuts Events
OSAXなき時代のAppleScript命令拡張
各種セキュリティ制限を解除する
各種支援プログラムの現状
macOS標準装備&Apple純正アプリのAppleScript対応度解説
Finder/Automator/カレンダー/連絡先/メール/マップ/メッセージ/ミュージック/メモ/写真/システム設定/プレビュー/QuickTime Player/リマインダー/Safari/スクリプトエディタ/ショートカット/ターミナル/テキストエディット/tv/VoiceOver/画面共有/コンソール/System Information/Keynote/Pages/Numbers/Claris FileMaker Pro/Xcode/Apple Configurator/Garageband/iMovie/Instruments

■入門編
AppleScriptの世界を形作るもの
macOS標準搭載アプリケーションで AppleScript対応機能を持つもの
AppleScriptを実行できる、 さまざまなmacOS標準搭載ツール
AppleScriptを実行できる、 サードパーティのハード&ソフト
AppleScriptってなんだろう?
スクリプトエディタの使い方
「構文確認」時に行われること
Scriptを書く前に準備しておくこと
AppleScript最速マスター
文法編
AppleScript予約語一覧
AppleScript最新リファレンス
tellブロック/アクション/ダイアログ表示/コマンド/他の言語呼び出し/序数/制御構文/文字列操作/システム日付/データ型/定数/変数・プロパティ宣言/関数/演算子/パス関連/ファイル入出力/ローカライズ関連/テキスト要約/Webサービス呼び出し/フィルタ参照/サブルーチン宣言/無意味語/クリップボード制御/音量制御/スクリプトオブジェクト/その他
アプリケーションへの命令パターン
Script Debuggerとは?
Finder用語辞書攻略ガイド
Finderを使った定型処理
コラム GUIアプリの操作に影響を与えるFinder設定項目

■利用編
Script Menuの使い方
FastScripts 3
アプリケーションごとのScript Menu
フォルダアクション解説
Terminalから使うAppleScript
各種プラグインAppleScript
PDF Workflow Script解説
Mail Plugin Script解説
コンテクストメニューから呼び出す
廃止されたプラグインAppleScript
その他のAppleScriptランチャー〜スイッチコントロール/Automator/ショートカット/音声コントロール/Adobe Illustrator 2023/Adobe InDesign 2023/Keyboard Maestro/Hammerspoon/Service Station/Dropzone 4/Visual Studio Code/CotEditor+PowerPack/Xojo 2023/Live Code/Elgato Stream Deck
制限つきユーザーアカウント&制限つきマシン環境下のAppleScript
ペアレンタルコントロールとAppleScript
MDMによる制限環境下のAppleScript

■実践編
OSバージョン番号確認
ランタイム環境を知る
ハードウェア情報
GUI Scriptingの概要
AppleScriptからネット上の機能を手軽に活用
REST API呼び出し
CDN上のJavaScriptライブラリ呼び出し
ドロップレットを作らなくても大丈夫なScript運用術
Cocoa Scripting入門
対応Framework一覧(macOS 13/14)
Mac App StoreでAppleScriptで作ったアプリを販売
Piyomaru コンテクストメニューアシスタント
Piyomaru Script Templates

■資料編
AppleScriptと相性のよくない技術
各アプリケーションにおけるさまざまな座標系
独自マクロ言語内に記述するAppleScript〜Microsoft Office VBA/Claris FileMaker Pro Script Step
iOSデバイスとの連携
下準備
iOSデバイスからAppleScriptを実行する
iOSデバイス上の情報を更新する
AppleScriptで電話をかける
AppleScriptでSMSを送信する
iPhone/iPadとFaceTimeで通話する
リソースリファレンス〜Predicate文/UTI/アイコン/ディスクイメージ
AppleScriptの歴史
macOSとAppleScriptの要素技術史
AppleScriptの歴史 macOS編
AppleScriptの歴史 Classic MacOS編
AppleScript FAQs
エラー番号とエラーメッセージ
AppleScriptのエラー・コード表
キーコード表
キー入力シミュレーション用キーコード
あとがき

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macOS 14、英語環境で12時間表記文字と時刻の間に不可視スペースを入れる仕様に

Posted on 10月 7, 2023 by Takaaki Naganoya

macOS 14の英語環境だけで発生している現象ですが、12時間制の時刻表記設定にしてdateオブジェクトから文字列に変換すると、

時刻と「AM」「PM」の間にUTF-8で202Fのキャラクタ「Narrow No-Break Space」を入れてくるようになったもよう。これを入れるとどういう「いいこと」があるのかは、自分にはわかりません。

macOS 10.12あたりで日本語IMからFinder上のファイル名を入力した際に不可視文字を突っ込まれるという「大惨劇」が起こって、こっそり「なかったこと」にされたようですが、あの時にはリネームできないわファイル名を指定すると一致しないわ、既存の不可視文字入りファイルを修正してもそのままでは保存ができないわで、ひどい目に遭いました。現在日時をそのままファイル名に指定すると大惨劇が起こりそうです。

まぁ、でもAppleに報告してもどうせ真面目に取り合わないでしょうし、日本語環境でこの惨劇は発生しないので、英語圏の誰かが報告すればいいんじゃないでしょうか。

なお、Sonomaの日本語環境で12時間制の時刻表記設定にしてdateオブジェクトから文字列を取り出しても、「午前」「午後」といった12時間表記にともなう表記文字と時刻情報との間に、このような不可視キャラクタが混入することは確認できませんでした。

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macOS 13.6.1アップデート。Cocoa-AppleScript Appletの修正はなし

Posted on 10月 4, 2023 by Takaaki Naganoya

macOS 13.6.1アップデートがβ段階を経由せずに配信されました。セキュリティ上の問題を解消するためのもの、とのことです。

念のために試してみましたが、macOS 13.x上で実行ができなくなっているCocoa-AppleScript Appletランタイムは、依然として実行できません。彼らがこれを直す気があるのかどうか、まったくわかりません。

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macOS 14、「辞書」が10個増えて、1つ削除に

Posted on 10月 3, 2023 by Takaaki Naganoya

macOS 14上で、恒例の「辞書」アプリ用にOSに収録している辞書について調査を行いました。スクリプトエディタ上で手軽にCocoa Scriptingを使えるようになったmacOS 10.10以降、AppleScriptからこれらの辞書にアクセスして検索ができるようになり「これは便利!」だと痛感。この機能が失われたら大問題だと感じたためです。

辞書データに対して検索を行う場合には、「どの辞書で検索するか」といった指定を文字列で行う必要があるので、正式な名前について知っておく必要があります。

以来、すべてのバージョンで辞書の名称一覧を取得して記録を行なっています。

理由は、macOSのメジャーアップデートごとに辞書の名前が微妙に細かく変わっているからです。

それらの名称変更には、理由がよくわからないものもあれば、なんとなくわかるものもあります。

これは、見て確認して腰を抜かしました。辞書の名前が変わるというのは「おおごと」だと思っており、このようにコロコロ変えていいものではないと考えています。Appleの命名ルールがコロコロ変わるということを思い知らされた事件でした。

これは…名前を変える必要があったものと見ています。

この「Oxford American Writer’s Thesaurus」の変更箇所は、「’」です。macOS 10.13で全角のアポストロフィ文字に変更され、以後そのまま継続しています。

よくよく考えると、これはPredicates文で抽出するさいに「’」が半角で入っていると処理系の都合で問題になるので全角文字に置き換えたというパターンなんでしょう。

ちなみに、macOS 14で追加になったのは….

NE Nationalencyklopedin AB Professional English-Swedish / Svensk-Engelska
Stavropoulos Oxford Greek-English Learners Dictionary
Kamus Komprehensif Bahasa Melayu – Malay Monolingual Dictionary, Oxford Fajar
Kamus Dwibahasa Melayu/Inggeris – English/Malay Bilingual Dictionary, Oxford Fajar
Larousse Editorial Diccionario General de la Lengua Española
Тълковен речник на съвременния български език
Λεξικό της κοινής νεοελληνικής
Larousse Editorial Diccionari Manual de la llengua catalana
Uniwersalny słownik języka polskiego
Dicţionarul explicativ al limbii române
Oxford Punjabi Dictionaries – ਪੰਜਾਬੀ ਅੰਗਰੇਜ਼ੀ ਕੋਸ਼ • پنجابی انگریزی لغت

で、削除されたのは、

Diccionario General de la Lengua Española Vox

です。Google翻訳すると「スペイン語の一般辞書vox」とのこと。あまり大きくない辞書だったのかも?

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Cocoa-AppleScript Appletランタイムが動かない?

Posted on 9月 22, 2023 by Takaaki Naganoya

AppleScriptObjC(Cocoa Scripting)の実行環境は大きく分けて3つあります。

1つ目は、Script EditorもしくはScript Debugger上で動かすもの、あるいはアプレットの書き出しを行なったもの。実行環境IDを取得すると、AppletとDropletは別のIDが返ってきますが、だいたい同じものです。

2つ目は、Xcode上で作成するCocoaアプリケーションです。AppleScriptでアプリを作成して、Mac App Store上で販売することもできます。かなり多くのCocoaの機能を利用できます。

3つ目が、これら2つの中間的な機能を持つCocoa AppleScript Appletです。Script Editorのファイル>テンプレートから新規作成>Cocoa-AppleScript Applet.appを実行すると編集可能になります。

Cocoa-AppleScript Appletは、Script Editor上のCocoa Scriptと同様の機能が使える上に、アプリケーション由来のイベント(起動中であるとか、起動終了したとか)を利用できます。

Cocoa-AppleScript Appletが登場したOS X 10.7時代、Xcode上のようにInterface Builderで手軽にGUIが作成できるわけでもなく、Script Editor上で普通に動かすScriptのようにログを表示してデバッグができるわけでもなく、何か明確な用例が存在するわけでもないため「これでどないせーっちゅーんじゃ?」と、とても手を出せないものと感じました。自分はこれを明確な「失敗作」として評価していました。この環境を嬉々として使っている人物といえば、edama2氏ぐらいのものです。

その後、macOS 10.10以降で通常のScript Editor上で動かすAppleScriptでもCocoaの機能が利用できるようになったため、Cocoa Scriptingのノウハウが蓄積され、「より高機能なCocoa Scripting環境」としてCocoa-AppleScript Appletが再評価されるようになりました。

Script Editor上で記述するCocoa Scriptで機能的に不十分だと感じるようになる場面で、Xcodeを使ってフル機能のアプリケーションを作るほどでもない、という状況において、Cocoa-AppleScript Appletという第3の選択肢が存在していることの意義はあったのです(使っているユーザーがめちゃくちゃ少ないとは思いますが)。

そして、ごくたまに様子を見るぐらいだったCocoa-AppleScript Applet環境ですが、最近(macOS 13.x上で)動かないという声が寄せられるようになりました。自分も動かないことを確認しています。テンプレートから1行も追加していない状態でも動かないので、これは明らかにApple側のミスでしょう。

バグレポートすれば直してもらえるのかもしれませんが、こうした情報が共有されるとか、Appleがドキュメントを出すようにしないと、いつも不手際をこっそり誤魔化すだけで「給料をもらって毎日バグを作るAppleエンジニア」「Appleのエンジニアは製品を作らない。バグを作る」といった批判をかわせない状態になることでしょう。

これは、年表を頻繁に作る立場の人間からいえば、Mac OS X 10.3で「is in」演算子が動作しなかったのと同じぐらいの大規模なバグに見えます。

本件、macOS 14RC上でも同様に発生しています。おおかた、「証明書の期限が切れている」といったたぐいのトラブルだと思っています。

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Keynote/Pages/Numbers v13.2がリリースされる

Posted on 9月 22, 2023 by Takaaki Naganoya

iWork……という言葉は最近はあまり使われないようなので、Keynote、Pages、Numbersと呼びますが……これらのアップデート版v13.2が公開されました。AppleScript用語辞書の修正、追加はありません(作成できるグラフ形式が増えているのですが、ASから作成できるようにはなっていません)。

メジャーアップデートのv14.0などではないので、本バージョンは堅実で小刻みな機能アップデート版といえるでしょう。

3Dオブジェクトを格納するUSDZファイルをデータとして挿入できたりアニメーション表示(Keynote)できたり、新しいテーマが追加されたり、その他SVG画像を素材として利用できるようになったもようです。

USDZ形式のファイルを扱えるのは、いまのところ手元のアプリケーションではXcodeとPreview.appのみ。

SVGについては、いろいろ増えてきています。

こうした各種書類形式をキーにして、さまざまなアプリケーションを連携させられるという情報を提供する件をAppleのWWDRに提案したことがありましたが、どこのチームも興味を持たなかったとのこと。

USDZ形式データについては、数年前からこの形式データの利用を広めたいという「意図」が見えたので、いろいろ情報収集はすすめてきました。iWork Appsでサポートするということで、1段階利用が広がったというところですが、たとえばKeynoteで3Dを前提としたアニメーションやトランジッションが実装される、という機能が整備されるまでは単なる素材が1つ増えたぐらいでしょう。

Keynoteに3Dトランジッションや3Dアニメーションを追加するぐらいのことは、とっくの昔から検討されていたと思われますが、おそらく実装してみると「思ったよりも効果的ではない」という結論になったのでしょう。Vision ProのようなxRデバイスで閲覧するという「ブラウズ環境」を整備できたことにより、USDZ形式のデータを広くサポートする「価値」が生まれると踏んだのでしょう。

Vision Proが成功を収めるか、誰もが記憶から追い出したくなるような失敗として記録されるかは不明ですが、USDZ形式の利用が広くサポートされれば、それは多くの人々に役立つものとなることでしょう。

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Calendar.appのイベントにAppletを添付できる?

Posted on 9月 22, 2023 by Takaaki Naganoya

Calendar.appのイベント(予定)に、ファイルを添付できるようになっています。ここに、AppleScriptアプレットを添付して実行することで、タイマー実行アプリとしてCalendar.appを利用する、というスタイルが初期のMac OS Xで見られました。Mac OS X 10.6ぐらいまででしょうか。

その後、どうもCalendar.appのイベントにAppletを添付しても実行されなくなった、という話をよく聞くようになりました。

自分も、タイマー実行アプリとしてCalendar.appは「使えないもの」と判断し、自前でタイマー機能などを作り込んで使ってきました。確実さでいえば、これは実に確実ではあるものの、それを外部に提供するのかという話については、いい「落とし所」を見出せない感じではあります。

こちらもタダで出すつもりはないけれど、これどうせ国内外のScripter連中は買わないよね、というところで話が止まっているものでもあります。モノがモノなので、Mac App Storeにも出せないでしょう(あらかじめ、どういうアプリを操作する、という設定を行なって提出する必要があるので。事前にわかるわけがない)。

そんな中、X(旧称Twitter)上で「Calendar.appをAppleScript Appletのタイマー起動用に使っている」という話を聞きつけ、その内容について実際にやりとりをして、自分の手元でもできることを確認しました。

その時点での自分の理解では、「イベントにAppletを添付して、イベントのアクションで『添付ファイルをオープンする』という指定を行えばOK」だという話だと納得しました。なるほど、自分は使い方を誤解していたのか、と。

しかし、その翌日に「別のAppletも添付して試してみよう」ということで、別のイベントを作成して別のAppletを添付して「添付ファイルをオープン」させてみたものの、今度はイベントの指定時刻に通知は来るものの、添付ファイルであるAppletは起動されませんでした。

Calendar.app自体のバグなのか、それともイベントへのApplet添付・実行には何か気づかないパラメータが存在しているのか?(イベント登録時のアカウントであるとか、ローカルの通知だけにしておかないとダメとか) そのあたりがまったく不明です。

昨日、一昨日ぐらいの段階でCalendar.appへのAppletの添付・実行は2・3度成功していたので、なかなか謎なところがあるものです。

Posted in Bug Calendar | Tagged 13.0savvy Calendar | Leave a comment

macOS 14の変更がmacOS 13にも反映

Posted on 9月 21, 2023 by Takaaki Naganoya

macOS 14RCをさわって「システム設定」をAppleScriptから操作し、目的のPaneをIDで指定して表示できることを確認しました。

macOS 13に戻ってきて資料を作成(macOS 14を信用していないので)。「macOS 13でも動いてみたりして?」と、冗談半分にmacOS 14用のScriptを走らせたら……動いてしまいました。

各PaneのIDやnameを取得でき、指定IDのPaneを表示でき、現在表示中のPaneの情報を取得できます。

厳密に「いつから」この状態になっていたのかは不明ですが、macOS 13.5あたりでしょうか? 自分の環境はmacOS 13.6betaなので、13.5/13.5.1の状況は確認のしようがありませんが、OSのマイナーバージョンアップ時にこうしたまともな改修を行うなんて、前代未聞です。よほど、全世界的に文句を言われたのでしょう。

name ID
(ユーザーの名前) com.apple.systempreferences.AppleIDSettings*AppleIDSettings
ファミリー com.apple.Family-Settings.extension*Family
Wi‑Fi com.apple.wifi-settings-extension
Bluetooth com.apple.BluetoothSettings
ネットワーク com.apple.Network-Settings.extension
VPN com.apple.NetworkExtensionSettingsUI.NESettingsUIExtension
通知 com.apple.Notifications-Settings.extension
サウンド com.apple.Sound-Settings.extension
集中モード com.apple.Focus-Settings.extension
スクリーンタイム com.apple.Screen-Time-Settings.extension
一般 com.apple.systempreferences.GeneralSettings
外観 com.apple.Appearance-Settings.extension
アクセシビリティ com.apple.Accessibility-Settings.extension
コントロールセンター com.apple.ControlCenter-Settings.extension
SiriとSpotlight com.apple.Siri-Settings.extension
プライバシーとセキュリティ com.apple.settings.PrivacySecurity.extension
デスクトップとDock com.apple.Desktop-Settings.extension
ディスプレイ com.apple.Displays-Settings.extension
壁紙 com.apple.Wallpaper-Settings.extension
スクリーンセーバ com.apple.ScreenSaver-Settings.extension
省エネルギー com.apple.Battery-Settings.extension*EnergySaverPreferences
ロック画面 com.apple.Lock-Screen-Settings.extension
ログインパスワード com.apple.Touch-ID-Settings.extension*TouchIDPasswordPrefs
ユーザとグループ com.apple.Users-Groups-Settings.extension
パスワード com.apple.Passwords-Settings.extension
インターネットアカウント com.apple.Internet-Accounts-Settings.extension
Game Center com.apple.Game-Center-Settings.extension
キーボード com.apple.Keyboard-Settings.extension
マウス com.apple.Mouse-Settings.extension
ゲームコントローラ com.apple.Game-Controller-Settings.extension
プリンタとスキャナ com.apple.Print-Scan-Settings.extension
AppleScript名:すべてのPaneの情報を取得.scpt
tell application "System Settings"
  set aList to properties of every pane
  
–> {{class:pane, name:"外観", id:"com.apple.Appearance-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ロック画面", id:"com.apple.Lock-Screen-Settings.extension"}, {class:pane, name:"キーボード", id:"com.apple.Keyboard-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ファミリー", id:"com.apple.Family-Settings.extension*Family"}, {class:pane, name:"Wi‑Fi", id:"com.apple.wifi-settings-extension"}, {class:pane, name:"デスクトップとDock", id:"com.apple.Desktop-Settings.extension"}, {class:pane, name:"Bluetooth", id:"com.apple.BluetoothSettings"}, {class:pane, name:"壁紙", id:"com.apple.Wallpaper-Settings.extension"}, {class:pane, name:"SiriとSpotlight", id:"com.apple.Siri-Settings.extension"}, {class:pane, name:"マウス", id:"com.apple.Mouse-Settings.extension"}, {class:pane, name:"プライバシーとセキュリティ", id:"com.apple.settings.PrivacySecurity.extension"}, {class:pane, name:"機能拡張", id:"com.apple.ExtensionsPreferences"}, {class:pane, name:"プロファイル", id:"com.apple.Profiles-Settings.extension"}, {class:pane, name:"省エネルギー", id:"com.apple.Battery-Settings.extension*EnergySaverPreferences"}, {class:pane, name:"一般", id:"com.apple.systempreferences.GeneralSettings"}, {class:pane, name:"情報", id:"com.apple.SystemProfiler.AboutExtension"}, {class:pane, name:"ソフトウェアアップデート", id:"com.apple.Software-Update-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ストレージ", id:"com.apple.settings.Storage"}, {class:pane, name:"AirDropとHandoff", id:"com.apple.AirDrop-Handoff-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ログイン項目", id:"com.apple.LoginItems-Settings.extension"}, {class:pane, name:"言語と地域", id:"com.apple.Localization-Settings.extension"}, {class:pane, name:"日付と時刻", id:"com.apple.Date-Time-Settings.extension"}, {class:pane, name:"共有", id:"com.apple.Sharing-Settings.extension"}, {class:pane, name:"Time Machine", id:"com.apple.Time-Machine-Settings.extension"}, {class:pane, name:"転送またはリセット", id:"com.apple.Transfer-Reset-Settings.extension"}, {class:pane, name:"起動ディスク", id:"com.apple.Startup-Disk-Settings.extension"}, {class:pane, name:"集中モード", id:"com.apple.Focus-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ゲームコントローラ", id:"com.apple.Game-Controller-Settings.extension"}, {class:pane, name:"スクリーンタイム", id:"com.apple.Screen-Time-Settings.extension"}, {class:pane, name:"長野谷隆昌", id:"com.apple.systempreferences.AppleIDSettings*AppleIDSettings"}, {class:pane, name:"VPN", id:"com.apple.NetworkExtensionSettingsUI.NESettingsUIExtension"}, {class:pane, name:"ディスプレイ", id:"com.apple.Displays-Settings.extension"}, {class:pane, name:"プリンタとスキャナ", id:"com.apple.Print-Scan-Settings.extension"}, {class:pane, name:"Game Center", id:"com.apple.Game-Center-Settings.extension"}, {class:pane, name:"インターネットアカウント", id:"com.apple.Internet-Accounts-Settings.extension"}, {class:pane, name:"コントロールセンター", id:"com.apple.ControlCenter-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ネットワーク", id:"com.apple.Network-Settings.extension"}, {class:pane, name:"スクリーンセーバ", id:"com.apple.ScreenSaver-Settings.extension"}, {class:pane, name:"アクセシビリティ", id:"com.apple.Accessibility-Settings.extension"}, {class:pane, name:"サウンド", id:"com.apple.Sound-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ユーザとグループ", id:"com.apple.Users-Groups-Settings.extension"}, {class:pane, name:"パスワード", id:"com.apple.Passwords-Settings.extension"}, {class:pane, name:"通知", id:"com.apple.Notifications-Settings.extension"}, {class:pane, name:"ログインパスワード", id:"com.apple.Touch-ID-Settings.extension*TouchIDPasswordPrefs"}, {class:pane, name:"SwiftDefaultApps", id:"cl.fail.lordkamina.SwiftDefaultApps"}, {class:pane, name:"SwitchResX", id:"fr.madrau.switchresx.prefpane"}}
end tell

★Click Here to Open This Script 

AppleScript名:現在表示中のPaneの情報を取得.scpt
tell application "System Settings"
  set aList to properties of current pane
  
–> {class:pane, name:"外観", id:"com.apple.Appearance-Settings.extension"}
end tell

★Click Here to Open This Script 

AppleScript名:WiFiのPaneを表示.scpt
tell application "System Settings"
  reveal pane id "com.apple.wifi-settings-extension"
end tell

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Posted in news System | Tagged 13.0savvy 14.0 System Settings | 1 Comment

macOS 14RCはじめました

Posted on 9月 19, 2023 by Takaaki Naganoya

昨日の今日でナニではありますが、M1 Mac miniの起動SSDに別パーティション(Beta)を作って、macOS 14をインストールしました。

パーティション作成→BetaパーティションへのmacOS 13のインストール→BetaのmacOS 13で起動→macOS 14にアップデート

という手順を経る必要がありました。

電子書籍「AppleScript最新リファレンス v2.8対応」を出すにしても、いろいろと確認すべき事項があったため(macOS 14の処理系がバージョン2.9だったらシャレになりません)、細部の確認が行えていないと怖い部分がいろいろありました。

確認したこと

macOS 14のAppleScript処理系のバージョンは2.8のままで変更はありません(予想どおり)

「システム設定」(System Settings)のAppleScriptによるコントロール機能が回復。各PaneのIDを取得してrevealコマンドで表示できるようになった。ただし、すべてのPaneについてIDが割り振られているかは未確認。どうせAppleのことなので、IDが割り振られていないPaneであるとか、指定しても表示されないPaneの存在が予想される(1つありました→表示まで時間がかかるPaneだったもよう。すべてチェックして、表示できないIDのPaneはありませんでした)

全体的に実行速度が若干macOS 13よりも向上しているように見えますが、クリーンインストールしたためなのか、Rosetta 2をインストールしていない環境であるためなのかは不明

日本語環境でText To Speechのキャラクター「O-Ren」「Hattori」が追加されているものの、sayコマンドで指定できるようにはなっていない(音声キャラクタの使用ライセンスの問題なので、バグではない。ただし説明がまったくない点はあいかわらず不親切)

aliasからPOSIX pathに変換すると結果がおかしくなるといった「macOS初期β版によくある」不具合は見られなかった

macOS 12のβ版でかなり長い間修正されなかった(Release版では直った)「スクリプトメニューが表示されない」不具合は見られなかった(直前に発生した不具合を何回も繰り返すAppleあるある)

スクリプトエディタのコンテクストメニュー・スクリプトに、絵文字つきのファイル/フォルダのコンテンツを入れると、コンテクストメニューに「項目が重複して表示される」不具合が修正された(macOS 13βでも一時期直っていた時期もあったので再発する可能性あり。まったく油断できない)

要素数の多い配列(list)の生成、ランダムシャッフル、ソートなどCocoaの機能を用いた高速処理の速度については速度低下は見られず

700箇所の位置情報と8,000箇所の位置情報(鉄道駅、バス停留所)の距離計算を行うベンチマークで、macOS 13だと1分45秒程度だったものが、macOS 14では1分35秒程度。遅くなっているわけではなさそう

指定配列要素の順列組み合わせ計算(Permutation)の計算結果も若干速くなっている。誤差程度だが、遅くなるという傾向は見られなかった

「Mail.appでAppleScriptからメール生成+送信を行うと、メール1通あたりに生成されたプロセス2個がメモリ上から消去されず、メール作成すればするほどプロセスがたまってメモリが喰いつくされ、動作速度が壊滅的に遅くなる」不具合は未検証(Mail.app自体のバージョンアップは行われていない)。

macOS 12/13と初期Release版でNSDataDetectorによるデータ認識が日本語環境だけ問題を起こしていたバグについても検証が必要(何回も不具合を出している要チェックポイント。Apple自身がリリース前にチェックすべき)

→ ひととおりテキストからの情報抽出を行わせてみたところ、問題なく動いているようです。ただし、ここ数バージョンのmacOSは、リリース版で大幅に劣化する(未知のバグがたくさん発生)ので油断はできません

連絡先(Contacts)のAppleScript用語辞書のうち、プラグイン(廃止済み)のSuites「Address Book Rollover Suite」がhiddenになった(そのままでは表示されない。とくに問題はない)

ミュージックのAppleScript用語辞書のうち、playlistの「loved」属性が「favorited」に変更された。AppleEventコードなどはそのままで予約語が変更

Safari v17のAppleScript用語辞書で、隠し命令「show credit card settings」が追加された。なお、macOS 13.x上に提供されているSafari 17betaでも同様の変更が確認されている

Shortcuts Events添付のsdefがいろいろmacOS 14で書き換えられている(バージョン番号は変わらず)。これを見るのはなかなか面白い。

スクリプトエディタ上でテンプレートから作成できる「Cocoa-AppleScript Applet」が動作しない(macOS 13から発生している現象)

Posted in Bug | Tagged 14.0savvy | Leave a comment

当分、macOS 14へのアップデートを見送ります

Posted on 9月 18, 2023 by Takaaki Naganoya

目下、電子書籍「AppleScript最新リファレンスv2.8対応」の絶賛仕上げ中です。70%程度の完成度でしょうか。9月中に終わらせたいところですが、まだまだ油断できません。今日、ページを数えてみたら800ページを超えていました。せめて、900ページに達しないようにしたいところです。

この作業が終わるまでは、制作環境を変えるのは危険です。昨今のmacOSのリリース版の出来の悪さを思えば、PDF出力ができなくなったり、日本語入力に問題が生じるぐらいは当然のようにあり得る話でしょう。

そのため、この作業が終わるまではしばらくmacOS 14へのアップデートは見送ります。β版でCocoa Scriptingの機能呼び出しでまばらに機能低下が報告されていますが、1台のマシンで外付けドライブからの切り替え起動が行えない現行環境を考えると、速度差を計測するベンチマークを行うためには、ほぼ同スペックのマシンを複数台用意する必要が生じます。

これは、さすがにコストに見合わないため、できない話です。せめて、こうしたテストに協力してくれるところがあればよいのですが、なかなか価値を共有できるユニットが見当たりません。

Posted in Books news | Tagged 14.0savvy | 2 Comments

Digital Hub Scriptingの謎

Posted on 9月 15, 2023 by Takaaki Naganoya

「AppleScript最新リファレンスv2.8」の作成で、一番手間がかかったのは、Markdownで書いた原稿をPagesに移し替えることでした。Markdownでは雑なレイアウトを作ることはできても、結局のところ「表」の制御がまったくできないために、Markdownで作り続けることは無理だと判断しました。掲載プログラムリストについても、行折り返しが不自然になる箇所があり、そのために全体の文字サイズが変わってしまうなどの「不可解な挙動」がいくつか見られました。

とっくの昔に結論が出ていたことですが、もう本作りにMarkdownは利用していません。

そして、作り直すさいにさまざまなコンテンツを再チェックすることで、なるべく間違いがなくなるように努めてきました。この表もその1つです。

昔作ってそのまま使い回してきましたが、Digital Hub Scriptingの箇所が不自然です。

Digital Hub ScriptingはmacOS 10.13の時点でSystem Eventsに移行した、と考えていました。でも、今日、ねんのために確認してみたら、

あれっ?(^ー^::

Digital Hub Scriptingについては、個人的な使用頻度がおそろしく低く、あまり使ってきませんでした。System EventsのSuites(命令群)の移り変わりについては割とチェックしてきたのですが、Digital Hub Scriptingについてはちょっと自信がありません。

手元の稼働状態にあるマシンで一番古いのはOS X 10.7.5の環境で、これをチェックしたところ、Digital Hub Scripting.osaxは存在していました。

バージョン1.7です。

macOS 13.6の環境でチェックしてみたところ、

あいかわらずバージョン1.7でした。もはや、初期のMac OS Xの環境については起動可能なものがない(か、確認に時間がかかる)ため、多分このような感じなのでは? というところでしょうか。OS X 10.6.8については未確認ですが、おそらく10.6.8の段階でDigital Hub Scripting.osaxは収録されていたことでしょう。

こんなところではないかと。もはや、考古学の領域ですが、勘違いで間違っていた部分を修正できたことは喜ばしいことです。ただ、この情報はほとんど誰も追いかけていないようなので、間違っていても怒られない気配が濃厚ではあります。

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ファイルサイズの取得(symbolic link解消あり)

Posted on 9月 15, 2023 by Takaaki Naganoya

指定のPOSIX pathに存在するファイルの大きさ(ファイルサイズ)を取得するAppleScriptです。指定パスがSymbolic Linkである場合に備えて、パスの実体を求めるようにしています。

/System/Library/Frameworksフォルダ以下のFrameworkに対してbridgingsupportファイルの存在確認、およびファイルサイズの取得を行う、書籍の素材作成用のツールScriptを作ったときの、ファイルサイズ取得部分の部品です。

こういう資料は作るのに手間暇がかかるので、できるかぎりScriptから生成できるようにしています。この部分についていえば、OSのバージョンアップがあっても、作り直すのは簡単です。

AppleScript名:ファイルサイズの取得(symbolic link解消あり).scptd
—
–  Created by: Takaaki Naganoya
–  Created on: 2023/09/14
—
–  Copyright © 2023 Piyomaru Software, All Rights Reserved
—

use AppleScript version "2.8"
use framework "Foundation"
use scripting additions

set aPath to "/System/Library/Frameworks/WebKit.framework"
set bPath to current application’s NSString’s stringWithString:(aPath)
set cPath to bPath’s stringByResolvingSymlinksInPath() as string

set dPath to cPath & "/Versions/A/Resources/BridgeSupport/WebKit.arm64e.bridgesupport"
set aFM to current application’s NSFileManager’s defaultManager()
set anAttr to aFM’s attributesOfItemAtPath:(dPath) |error|:(missing value)
set sRes to anAttr’s fileSize()
–> 57225

★Click Here to Open This Script 

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macOS 14, Sonoma 9月27日にリリース

Posted on 9月 14, 2023 by Takaaki Naganoya

先日のAppleEventでmacOS 14の9月27日に正式リリースという話が発表されました。

…..本気?(^ー^;;

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Finder上で選択中のPDFのページ数を加算

Posted on 9月 14, 2023 by Takaaki Naganoya

Finder上で選択中のPDFのページ数を合計してダイアログ表示するAppleScriptです。ずいぶん前に作っておいたScriptのアップデート版です。

以前に作っておいたものは、BridgePlus Script Libraryを必要としていたために、ランタイム環境がScript DebuggerもしくはSDから書き出した拡張アプレットに限られていました。

これはこれで動作して便利なのですが、macOSが提供しているさまざまなランタイム環境およびサードパーティのソフトウェアが提供するランタイム環境では、このままでは動作しませんでした。BridgePlus依存部分を別のScriptに置き換えることで、より広範なランタイム環境で動作するようになるわけです。

今回置き換えたのは、指定パスのファイルからUTIを求める処理。割と、さまざまな機能を用いた部品を用意してあったので、入れ替えるだけで済みました。

本Scriptでは、Finderで選択中のファイルのUTIをすべて求め、指定のUTI(com.adobe.pdf)に該当するかどうかをチェックしています。今回のような処理では、拡張子のチェックだけで済みそうな話ですが、「画像全般」(public.image)を指定しておけば、PNGだろうがJPEGだろうが画像ならなんでもピックアップできるので、そうした処理のために用意しておいたものです。

本ScriptはPDFのページカウントなのでPDFKitの機能を利用していますが、メタデータにページ数が書いてある書類であれば、メタデータ経由で取得してもよいでしょう。最終的には、実際に書類をオープンして数えてもいいわけで。


▲Finder上でカウント対象のPDFを選択


▲macOS標準搭載のスクリプトメニューから実行


▲Finderで選択していたPDFのページ数合計を表示。コピペできるようにしてある

合計ページ数を計算したかったので素朴な表示を行なっていますが、表インタフェースでそれぞれのPDFのファイル名とページ数を一緒に表示してもいいかもしれません。

AppleScript名:Finder上で選択中のPDFのページ数を加算.scptd
— Created 2018-06-26 by Takaaki Naganoya
— Modified 2023-09-13 by Takaaki Naganoya
— 2018-2023 Piyomaru Software
use AppleScript version "2.8"
use scripting additions
use framework "Foundation"
use framework "PDFKit" –macOS 12 or later

property |NSURL| : a reference to current application’s |NSURL|
property NSArray : a reference to current application’s NSArray
property NSString : a reference to current application’s NSString
property NSPredicate : a reference to current application’s NSPredicate
property PDFDocument : a reference to current application’s PDFDocument
property NSSortDescriptor : a reference to current application’s NSSortDescriptor
property NSURLTypeIdentifierKey : a reference to current application’s NSURLTypeIdentifierKey
property NSRegularExpressionSearch : a reference to current application’s NSRegularExpressionSearch

–set inFiles to (choose file of type {"pdf"} with prompt "Choose your PDF files:" with multiple selections allowed)
tell application "Finder"
  set inFiles to selection as alias list
end tell

if inFiles = {} then
  display dialog "No PDF Selection on Finder…" with icon 1
  
return
end if

–指定のAlias listのうちPDFのみ抽出
set filRes1 to filterAliasListByUTI(inFiles, "com.adobe.pdf") of me

set totalP to 0

repeat with i in filRes1
  set tmpCount to pdfPageCount(contents of i) of me
  
if tmpCount > 0 then
    set totalP to totalP + tmpCount
  end if
end repeat

display dialog "Total Pages:" default answer (totalP as string) with icon 1

–指定PDFのページ数をかぞえる(10.9対応。普通にPDFpageから取得)
–返り値:PDFファイルのページ数(整数値)
on pdfPageCount(aFile)
  set theURL to |NSURL|’s fileURLWithPath:aFile
  
set aPDFdoc to PDFDocument’s alloc()’s initWithURL:theURL
  
set aRes to aPDFdoc’s pageCount()
  
return aRes as integer
end pdfPageCount

–Alias listから指定UTIに含まれるものをPOSIX pathのリストで返す
on filterAliasListByUTI(aList, targUTI)
  set newList to {}
  
repeat with i in aList
    set j to POSIX path of i
    
set tmpUTI to my retUTIfromPath(j)
    
set utiRes to my filterUTIList({tmpUTI}, targUTI)
    
if utiRes is not equal to {} then
      set the end of newList to j
    end if
  end repeat
  
return newList
end filterAliasListByUTI

–指定のPOSIX pathのファイルのUTIを求める
on retUTIfromPath(aPOSIXPath)
  set aURL to |NSURL|’s fileURLWithPath:aPOSIXPath
  
set {theResult, theValue} to aURL’s getResourceValue:(reference) forKey:NSURLTypeIdentifierKey |error|:(missing value)
  
  
if theResult = true then
    return theValue as string
  else
    return theResult
  end if
end retUTIfromPath

–UTIリストが指定UTIに含まれているかどうか演算を行う
on filterUTIList(aUTIList, aUTIstr)
  set anArray to NSArray’s arrayWithArray:aUTIList
  
set aPred to NSPredicate’s predicateWithFormat_("SELF UTI-CONFORMS-TO %@", aUTIstr)
  
set bRes to (anArray’s filteredArrayUsingPredicate:aPred) as list
  
return bRes
end filterUTIList

–リストに入れたレコードを、指定の属性ラベルの値でソート
on sortRecListByLabel(aRecList as list, aLabelStr as string, ascendF as boolean)
  set aArray to NSArray’s arrayWithArray:aRecList
  
set sortDesc to NSSortDescriptor’s alloc()’s initWithKey:aLabelStr ascending:ascendF
  
–set sortDescArray to current application’s NSArray’s arrayWithObjects:sortDesc–macOS 11でクラッシュ
  
set sortedArray to aArray’s sortedArrayUsingDescriptors:{sortDesc}
  
return sortedArray
end sortRecListByLabel

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「AppleScript最新リファレンス」バージョン2.8対応版 700ページ前後に?

Posted on 9月 13, 2023 by Takaaki Naganoya

いろいろ、調べることが多くて完成まで到達しない「AppleScript最新リファレンス」バージョン2.8対応版ですが、現時点の原稿をすべて組み上げたら、753ページになりました。

特集、入門編、利用編、実践編、資料編という構成で、ひととおり項目出しができている状態です。完成度で言えば、65〜70%といったところでしょうか。

ここから、「やっぱりこの記事は書けないわー」と見切りをつけたものは没にして、項目を削除する方向で調整する予定です。そのため、700ページ前後まで減る見込みです。

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macOS 14, Sonoma βテスターからCocoa Scripting速度低下のレポート

Posted on 9月 12, 2023 by Takaaki Naganoya

外付けSSDに別バージョンのOSをインストールしておいて、β版の評価時には外付けSSDで起動する……という運用がmacOS 12あたりからできなくなってきています。そのため、業務用のMacとβテスティング用のMacを別に用意できず、macOS 14, Sonomaのβテストについては「完全無視」という今日このごろです。

書籍などで、β版OSでスクリーンショットを撮るわけにもいきませんので、当然な状況です。また、β版で気合いを入れてチェックしても、Release版でβ版以下のクオリティのOS(バグだらけ)になってしまうことが続いており、βテストの意義そのものを疑っています。

そんな中で、Sonomaのβテスターから漏れ伝わってくる「SonomaのCocoa Scriptingが遅い」という噂。

すべてのテスターから詳細な情報を聞けていないものの、何か特定の機能で10倍ぐらい速度が遅くなっている領域があるようです。よくある、Permutation(いくつかの要素の全パターンの組み合わせを計算出力)における速度低下とかいう「処理データ数がふえると遅くなる」という話ではなく、どうも遅くなる箇所が偏在しているようです。

いわく、

–InDesignの組版でCocoa Scriptingを利用しており、10倍ぐらい遅くなった
–GamePlayKit.frameworkの機能を呼び出して配列のシャッフルを行ったら10倍ぐらい遅くなった

などなど。

テスターが自分のマシンが何なのかを書かないので、どの程度深刻なのかが見えてきませんが、OSをアップデートしたら最新のマシン(の特定の処理)が10分の1の速度になったら嫌ですよね?

OS自体の機能はたいして機能アップしないのに、バグとか不具合ばかりが増えるというのは残念なことです。

macOS 13.x上でも日本語入力の速度の極端な低下が見られたりと、SoCの高パフォーマンス・コアと省エネ・コアの振り分けに失敗している疑惑があるものの、macOS 14βの問題がこれによって発生しているのかどうかは不明です。

macOS 10.15の際にもCocoa Scriptingの速度低下が見られ、macOS 12まで修正されませんでした(macOS 11で自分がレポートして修正)。

毎度毎度、目がさめるような不具合やトラブルを起こして、Release版でさらに巨大な不具合を作り込むとは、もはや職人芸としか言いようがありません。某社の組織の運営とか管理方法に大きな問題があるとしか思えません。

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HammerspoonでLuaを実行

Posted on 9月 5, 2023 by Takaaki Naganoya

HammerspoonでLuaのコードを実行するAppleScriptです。

Hammerspoonは、ちょっと長々とした説明が必要なツールです。Mac用の自動化ツールの一種で、キー入力やメニュー操作というGUI Scriptingの範囲の自動化が行えるものです。

特徴的なのは、プログラミング言語Luaで設定および動作内容を記述できるようになっていることで、Luaの言語仕様が小さいため、「ああ、こういうふうに書くのか」と眺めているだけで書けることでしょう。

そして、このHammerspoon内蔵のライブラリのAPIにはAppleScriptを呼び出すものがあり、とりあえずワンライナーのScriptの呼び出しはうまく行きました(hs.applescript)。

Script名を指定して実行するAPI(hs.osascript.applescriptFromFile)についてはまだ動かせていません。
→ できました。API名の記述を間違っていたようです

そして、オマケ機能でHammerspoon側にもAppleScript用語辞書が付いており、

設定ファイル「init.lua」に「hs.allowAppleScript(true)」と記述しておくと、Hammerspoon.appでAppleScriptからLuaのプログラム実行を行えるようになります。

AppleScript名:HammerspoonでLuaを実行.scpt
tell application "Hammerspoon"
  –Hammerspoon上でLua Codeを実行するためには、init.lua側で
  
–hs.allowAppleScript(true)
  
–を書いておく必要があります
  
execute lua code "hs.alert.show(’display Result’)"
  
–> "877B1BFD-07B6-4009-8B89-CC0487E2680C"
end tell

★Click Here to Open This Script 

実行すると、Hammerspoon側のダイアログ、

が表示されます。

GUI Scriptingの範囲でしかアプリケーション操作ができないのでは、ほとんど意味がないと感じるものです(AppleScriptを直接起動できて制約の少ないランチャーが他にいろいろあるので)が、どうもキーボード操作だけですべての操作を行いたい一部のユーザーにはそこそこの支持を受けているようです。

本記事は、「AppleScript最新リファレンス v2.8対応」の調査の中で出てきたものを掲載してみたものです。AppleScriptランタイム環境のうちの1つとして挙動を調べてみましたが、単なるosascriptかと思いきや、「Hammerspoon」という名前を返してくる、かなり癖の強い環境でした。

最近、OS側のセキュリティ機能が強化され、さまざまな「制約」がデフォルト状態で設けられています。これまでと同様に自由にアプリケーションやOS機能のコントロールを行うためには、どのAppleScriptランタイムを用いてAppleScriptを実行し、そしてランタイム環境ごとにどのような機能差が存在しているかを知る必要があります。

「AppleScript最新リファレンス v2.8対応」は、それらの差を明確化して掲載し、Aという環境で動くからBという環境でも問題なく動くと思った。でも実際には動かなかった! このOSは壊れている! というよく聞く「勘違い」への処方箋として活用していただけることでしょう。

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新発売:ゆっくりAppleScript解説(3)

Posted on 8月 31, 2023 by Takaaki Naganoya

Piymaru Softwareによる電子書籍の84冊目、「ゆっくりAppleScript解説(3)」を発売しました。PDF42ページで構成されています。

→ 販売ページ

第7章:デフォルト色のまま使うのはヤバいんだぜ!
第8章:tellを閉じるのに「end tell」と書くのは無駄無駄無駄無駄無駄ァ! なんだぜ!
第9章:「遅い」という文句は、残念なヤツの自己紹介なんだぜ

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Voice Character IDと音程、速度、音量を指定してテキスト読み上げ

Posted on 8月 28, 2023 by Takaaki Naganoya

AVSpeechSynthesizerを呼び出して、指定文字列を読み上げる(Text to Speech)AppleScriptです。

AppleScript標準装備のsayコマンドと比べて、声の高さや読み上げ速度の設定範囲が広いようで、未知の読み上げ音声が聞こえます。

Siriの音声キャラクタはまだ指定できないようですが、次のOSぐらいでできたりするものでしょうか? 

音声レンダリングした内容をファイルに書き込む方法が分かれば、さらにいろいろできそうです。

AppleScript名:Voice Character IDと音程、速度、音量を指定して読み上げ.scptd
—
–  Created by: Takaaki Naganoya
–  Created on: 2023/08/28
—
–  Copyright © 2023 Piyomaru Software, All Rights Reserved
—
use AppleScript version "2.4" — Yosemite (10.10) or later
use framework "Foundation"
use framework "AVFoundation"
use scripting additions

set aSynth to current application’s AVSpeechSynthesizer’s alloc()’s init()
set aUtte to current application’s AVSpeechUtterance’s alloc()’s initWithString:"こんにちは。私の名前はおとやです。"
aUtte’s setVoice:(current application’s AVSpeechSynthesisVoice’s voiceWithIdentifier:"com.apple.voice.enhanced.ja-JP.Otoya")
–aUtte’s setVoice:(current application’s AVSpeechSynthesisVoice’s voiceWithIdentifier:"com.apple.voice.compact.ja-JP.Otoya")

(aUtte’s setRate:(0.6 as real)) –0.0から1.0。デフォルト 0.5 【速度】
(
aUtte’s setPitchMultiplier:(1.8 as real)) –0.5から2.0。デフォルト1.0 【音程】
(
aUtte’s setVolume:(1.0 as real)) –0.0から1.0。デフォルト1.0 【音量】

(aSynth’s speakUtterance:(aUtte))

★Click Here to Open This Script 

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新発売:Cocoa Scripting Course #6, PDFKit

Posted on 8月 22, 2023 by Takaaki Naganoya

Piymaru Softwareによる電子書籍の83冊目、「Cocoa Scripting Course #6, PDFKit」を発売しました。PDF560ページ+サンプルScript Zipアーカイブで構成されています。

→ 販売ページ

PDF処理は、Cocoa Scriptingの1つの価値ある到達点です。この処理が行いたいからCocoaの呼び出しについて苦労を重ねてきたと言えます。機械学習やREST API呼び出し、配列からの高速なデータ抽出など、Cocoa Scriptingの「おいしい用途」は星の数ほどありますが、PDF処理は間違いなくその中でもトップランクの攻略目標のうちの1つです。

日常的にPDFを扱っているScripterなら、Cocoa Scriptingによって得られるメリットが膨大なものであることをもれなく間違いなくいかんなく実感できることでしょう。

1章 入門編
2章 実践編
3章 PDFKit編

PDFKitの位置付けと役割
 用途別のフレームワークを知ろう
 PDFKit内の主要クラス
 PDFKit+AppleScriptのつかいどころ
 PDFKit+AppleScriptの注意点
 PDFKit.frameworkの利用宣言文
 (参考資料)PDFの座標系

PDFDocument Basic Samples
PDFPage Basic Samples
PDFOutline Basic Samples
PDFAnnotation Basic Samples

4章 PDF処理 基礎編

PDFの処理の流れ
 AppleScript+PDFKitでよく使う基礎的な処理
 AppleScript+PDFKitの基礎的な処理手順
 AppleScript+PDFKitでよく使う基礎的な処理の手順

PDFからの情報取得
 PDFのサイズをPointで取得
 PDFから各種情報をNSDictionaryで取得
 PDFから各種情報を文字列で取得

PDFページカウント
 PDFのページカウント(PDFDocument)
 PDFのページカウント(Metadata Lib経由)

PDF本文テキスト抽出
 PDFの全ページのテキストを抽出
 PDFのテキストをページ単位で抽出

PDFを回転
 PDFを回転させて新規保存

PDFを印刷
 PDFを印刷

RTFをPDFに変換
 RTFをPDFに変換

PDFからのテキスト検索
 PDFテキストからの指定キーワード検索

ページ単位でPDF分割
 ページ単位でPDF分割

複数PDF結合
 choose fileコマンドで選択した複数のPDFを結合

PDF→他形式画像変換
 ページ単位でJPEG画像に変換

画像連結してPDF作成
 フォルダ内のJPEG画像を新規PDFに連結
 指定フォルダ下のすべての画像を新規PDFに連結
 フォルダ内のJPEG画像を既存のPDFに連結

Multi Page TIFFからPDFへの変換
 Multi Page TIFFからPDFへの変換

アラートダイアログでPDFを表示
 アラートダイアログ+WkWebViewでPDFを表示
 アラートダイアログ+PDFViewでPDFを表示

5章 PDF処理 上級編

PDFのパスワード、暗号化設定
 PDFのアクセス権とパスワード
 パスワード設定をチェック
 設定されているパーミッションを取得
 PDFにパスワードを設定(1/2)
 PDFにパスワードを設定(2/2)
 PDFのパスワードを解除

PDFの空白ページ検出
 PDFから空白ページを削除(1/3)
 PDFから空白ページを削除(2/3)
 PDFから空白ページを削除(3/3)

PDFフォーム入力
 PDFフォームにテキスト入力して別名保存(1/2)
 PDFフォームにテキスト入力して別名保存(2/2)
 PDFフォームにチェックボックス入力(1/2)
 PDFフォームにチェックボックス入力(2/2)

Quartzフィルタ
 Quartzフィルタとは?
 QuartzFilter出力例一覧
 Quartzフィルタの一覧を出力
 白黒のQuartzフィルタをかけて出力
 ブルートーンのQuartzフィルタをかけて出力
 PDFX-3のQuartzフィルタをかけて出力
 グレートーンのQuartzフィルタをかけて出力
 明度低下のQuartzフィルタをかけて出力
 明度上昇のQuartzフィルタをかけて出力
 ファイルサイズ縮小のQuartzフィルタをかけて出力
 セピアトーンのQuartzフィルタをかけて出力

PDFアノテーションを取得、追加、書き換え、削除
 アノテーションについて
 アノテーションを取得
 サークル・アノテーションを追加
 スクウェア・アノテーションを追加
 ライン・アノテーションを追加
 テキスト・アノテーションを追加
 URLリンク・アノテーションを追加(1/2)
 URLリンク・アノテーションを追加(2/2)
 指定語群にハイライトを追加(1/2)
 指定語群にハイライトを追加(2/2)
 指定語群にアンダーラインを追加(1/2)
 指定語群にアンダーラインを追加(2/2)
 指定語群に打ち消し線を追加(1/2)
 指定語群に打ち消し線を追加(2/2)
 PDFからすべてのアノテーションを削除

PDFのリンク抽出、リンク置換
PDFのリンク先は?
リンクの各種情報を取得(1/2)
リンクの各種情報を取得(2/2)
リンク・アノテーションからURLを抽出
URLリンク・アノテーションを追加(1/2)
URLリンク・アノテーションを追加(2/2)
書類内リンク・アノテーションを追加(1/2)
書類内リンク・アノテーションを追加(2/2)
リンクアノテーションのURLを置換

PDFのOCR処理(OCRテキスト埋め込み)
 PDFのOCR処理(1/3)
 PDFのOCR処理(2/3)
 PDFのOCR処理(3/3)

PDFのしおり(TOC)を取得、追加、削除
 TOCの題名と階層が悩ましい(1/2)
 TOCの題名と階層が悩ましい(2/2)
 指定PDFのTOCを取得してレコード化(1/2)
 指定PDFのTOCを取得してレコード化(2/2)
 ノンブルだけのフラットなTOCを付加(1/2)
 ノンブルだけのフラットなTOCを付加(2/2)
 Recordデータから階層TOCを付加(1/3)
 Recordデータから階層TOCを付加(2/3)
 Recordデータから階層TOCを付加(3/3)
 Numbersの表データから階層TOCを付加(1/4)
 Numbersの表データから階層TOCを付加(2/4)
 Numbersの表データから階層TOCを付加(3/4)
 Numbersの表データから階層TOCを付加(4/4)
 指定PDFのTOCを削除

添付サンプルScript紹介

サンプルScript集

資料編

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