発売しました! コンセプト先行で表紙を作って、それから中身を作った前例のない電子書籍です。一度項目出しをしたあと、全然ヤバくなくて頭を抱えましたが……Podcast番組収録時の話を再構成して、まとめて資料を添付。関係者へのメールインタビューを経て難産のすえ、ようやく誕生です。
カテゴリー: PRODUCTS
CotEditor Script Pack v3の一般向け配布を開始
macOS用テキストエディタ「CotEditor」の機能強化AppleScript集「Script Pack v3」の配布を開始しました。
→ 配布ページ
Script Packは従来バージョン同様に、機能強化ユーティリティScript集の「PowerPack」および、AppleScriptによる基礎的なCotEditorの操作を解説した「Basic Pack」から構成されています。macOS 10.15.xおよび11.x+CotEditor v4.xとの組み合わせで利用することを想定しています。M1 Mac上でも動作確認ずみです。
PowerPack v3では、CotEditor上で編集中のテキストの文字種別を集計してグラフ表示させたり、編集中のテキストで使われている単語をもとにタグクラウド表示を行うなど、従来では把握しにくかったテキストの傾向をビジュアル表示する機能を追加しています。
外部アプリケーションを使わずにCSVデータのプレビュー(100行までの制限あり)、Markdownテキストのプレビューを行えるなど、CotEditorの動作速度を損うことなく大幅な機能追加を行なっています。
CotEditor強化Script集「PowerPack v3」の解説本を発売
電子書籍の新刊を出しました。「機能強化AppleScript集 CotEditor用 PowerPack 取扱説明書」ページ数:191ページ、フォーマット:PDF+Zipアーカイブ(PowerPack、BasicPack)となっています。
→ 販売ページ
→ お試し版書籍ダウンロード
「CotEditor」は、Github上のオープンソース・プロジェクトで公開されているmacOS用の高機能テキストエディタです。本書は、そのCotEditorに便利で強力な機能を追加できるAppleScript集「PowerPack v3」の取扱説明書です。
本書にはPowerPack v3(ソース編集可能版)+Basic Packが含まれています。現在準備中の一般配布版のPowerPack v3は内容が見られません。ただ実行するだけです。
新たにリリースしたPowerPackバージョン3では、グラフ表示やタグクラウド表示などの「ド派手な機能」を追加。Markdown書類のプレビューやCSVデータの表プレビュー、タブ区切りテキストによるKeynote書類の生成、ミュージック.appのトラックへの歌詞データの書き込みなど、AppleScriptによる高度な処理を手軽にご堪能いただけます。
CotEditorのScript集、PowerPack & Basic Packを近日中にv3.0にアップデート
CotEditorの強化用AppleScript集、PowerPackを近日中にv3.0にアップデートします。また、同時にこのPowerPackの使い方を詳細に説明したドキュメントをBooth上で電子ブックとして販売します。
今回の目玉は、グラフ表示。
AppleScriptによって、CotEditorで編集中の最前面のドキュメントの文字種別を分析して、アニメーションしつつグラフ表示します。文章書きがとっても気にする、漢字、ひらがな、カタカナなどの文字種別の使用比率をグラフ化。
AppleScriptでワードクラウド表示。AppleScriptで記述した世界最小(自称)の簡易日本語形態素解析プログラム「easyJParse」を組み込んで、簡易的にワードクラウドを組み立てて表示します。文章内容の傾向を客観的に把握するための表示です。
AppleScriptだけでMarkdownのプレビュー表示を行います。
さらに、AppleScriptでCSVのプレビュー表示も。小規模なデータならその場でダイアログ上でプレビュー表示を、大きなデータはNumbersに渡してそちらで表示させるという寸法です。
ミュージック.app scripting book with AppleScript販売開始
iTunesの後継ソフトウェア「ミュージック」をmacOS標準搭載のスクリプティング言語「AppleScript」からコントロールするときの記述について、基礎を重視しつつ網羅的に説明する電子ブック「ミュージック.app scripting book with AppleScript」の販売を開始しました。
→ 販売ページ
252ページ+特別付録 AppleScript予約語リファレンス(124ページ)という構成で、もともとは376ページ。大きくなりすぎたので分冊化しました。
ミュージック.appのAppleScript用語辞書をくまなく解説し、印刷の指定からCDにプレイリストを焼くためにCD再生時間ごとにプレイリストを分割したり、iTunes REST APIを利用して指定の曲がApple Musicで配信されているかを調べたり、購入年ごとの集計結果をKeynote上にグラフ作成したりと、おおよそ考えつく内容をすべてまとめています。
さらに、執筆中に見つかった「多階層のフォルダプレイリストを階層指定してアクセス」「曲名が検索で探せない場合の手当て」などさまざまな奥義のかずかずを披露しています。
目次
初級
■スクリプトエディタを起動しよう
スクリプトエディタを起動しよう!
スクリプトエディタのヘルプ
色設定を変えてみよう!
スクリプトを入力してみよう
スクリプトを保存しよう
スクリプトを実行しよう
セキュリティとプライバシー
セキュリティとプライバシー>プライバシー
■ミュージックを起動しよう
ミュージック(Music.app)を指定
Music.appを起動
Music.appを終了
Music.appのAppleScript用語辞書の調べ方
メニュー項目や画面強制操作の調べ方
Music.appの詳細仕様について
Music.appの機能の方向性
Music.appの情報を取得しよう
Musicの名前を取得
mute(消音状態)を取得
mute(消音状態)を設定
volume(音量)を取得
volume(音量)を設定
シャッフルモードを取得
シャッフルモードを設定
リピートモードを取得
リピートモードを設定
current trackを取得
Music.appの情報を一括取得
Music.appのプロパティ項目と内容
■再生コントロールを行おう
Musicの再生コントロール機能
対応するAppleScriptのコマンド
再生/停止(トグル切り替え)
次へ
前へ
■再生ウィンドウの切り替え
Musicのウィンドウ表示状態
Musicのウィンドウ表示切り替え
ウィンドウ表示操作
ミニプレーヤー・ウィンドウ表示操作
その他のウィンドウ表示操作
■選択中のトラックを取得しよう
selection=選択中のもの
current playlist=再生中のプレイリスト
■表示の切り替え
アルバムを表示
ミュージックビデオを表示
カラムブラウザを表示
■エンコーダ情報の取得/設定変更
GUIでエンコーダ情報にアクセス
AppleScriptでエンコーダ情報にアクセス
■AirPlay情報の取得/設定変更
GUIでAirPlay出力先情報にアクセス
AppleScriptでAirPlay情報にアクセス
AppleScriptでAirPlay出力先デバイスを指定
AppleScriptでAirPlay出力先設定
■イコライザ設定
GUIでイコライザにアクセス
AppleScriptでイコライザにアクセス
AppleScriptでイコライザを切り替え
■ビジュアライザ設定
GUIでビジュアライザにアクセス
AppleScriptでビジュアライザにアクセス
■URL上のファイルをオープン
指定URLの音声ファイルをオープン
■Music.appの2つのスクリプトメニュー環境
2つのScript Menu環境
Music.app内蔵スクリプトメニュー
中級
■ソース、ライブラリ情報の取得
ソースの情報を取得
■プレイリストから情報を取得
プレイリスト、フォルダプレイリスト自体の情報
プレイリスト、フォルダプレイリスト内の曲にアクセス
共有プレイリスト
■トラックから情報を取得
トラック(曲)の名前を取得
トラック(曲)の詳細情報を取得
曲プロパティの項目と内容(1/3)
曲プロパティの項目と内容(2/3)
曲プロパティの項目と内容(3/3)
■Apple Musicからダウンロードした曲(トラック)の情報を取得
ダウンロードしたApple Musicの曲の情報
サブスク曲と通常購入曲の属性情報の違い
サブスク曲はMusic/TV.appでしか開けない
■手元にファイルが存在していないトラックをダウンロード
選択中のトラックをダウンロード
■属性情報を書き換えよう
name(曲名)を書き換え
name(曲名)を書き換え(グループ置換)
played count(再生回数)を書き換え
bpm(beat per minute)の情報を書き換え
曲プロパティの項目と内容(1/3)
曲プロパティの項目と内容(2/3)
曲プロパティの項目と内容(3/3)
■曲のアートワークを書き換えよう
トラック(曲)のアートワークを指定
参考資料:Image Eventsの設定変更
トラック(曲)のアートワークを削除
■曲を検索しよう
Music.appで曲を検索する方法
■指定の曲を再生しよう
最もよく聴く曲を再生
指定の曲を再生
■プレイリストの新規作成、名称変更、削除
プレイリストの新規作成
プレイリストの名称変更
プレイリストの削除
プレイリストをCD書き出しのために分割(1/2)
プレイリストをCD書き出しのために分割(2/2)
■フォルダプレイリストの新規作成、名称変更、削除
フォルダプレイリストの制約
多階層フォルダを指定してフォルダプレイリストを特定
フォルダプレイリストの操作
フォルダプレイリスト+プレイリスト作成(1/2)
フォルダプレイリスト+プレイリスト作成(2/2)
■音声ファイルの追加、削除、プレイリストへの登録
音声ファイルのMusicライブラリへの追加
トラック(曲)の指定プレイリストへの登録
選択中のトラックの削除
選択中のトラックの完全削除
■CDにアクセス
CDドライブの存在確認
音楽CD(メディア)の存在確認
CDの情報を取得
CDトラックにアクセス
CDトラックを読み込み
プレイリストからオーディオCD作成
オーディオCDのイジェクト
■プリントアウト
ミュージックから印刷出力
「CDジャケット」形式のプリントアウト内容一覧
「曲」「アルバム」のリスト形式のプリントアウト内容一覧
AppleScriptによるプリントアウト形式指定
AppleScriptによるプリントアウトフロー
AppleScriptによるプリントアウト
上級
■iTunes向けのScriptをMusic.app用に書き換えよう
iTunes向けScriptの書き換え
iTunes向けScriptの書き換え
コラム「Music.appが使用するパス表現」
■曲名の文字コード(Normalize方式)が異なる問題
track(曲)の名称について
track(曲)の名称の文字コードについて
track(曲)の名称をhexdumpするScript
対処方法:インポートした曲名をつけかえる
■音声ファイルの変換
Music.appの機能を用いてオーディオファイル形式変換
音声ファイルのMusicライブラリへの追加
■shared trackとtrackのちがい
shared trackとtrackの違い
shared trackとtrackの違い
ファイルの所在によるclassの違い
■各種playlistのちがい
各種playlistの定義の違い
トラック(曲)にアクセスするための経路
■LAN上の共有Musicライブラリを検出
ミュージックの共有ライブラリ
LAN上の共有Musicライブラリをリストアップ
LAN上の共有Musicライブラリに手動アクセス
LAN上の共有Musicライブラリを指定
■iTunes StoreにREST API経由でアクセス
iTunes REST APIにアクセス
選択中の曲がApple Musicで配信されているか確認
自分のライブラリ中の作曲者のサブスク配信率
(参考)サブスク配信率計算結果
■高度なサンプル集
AppleScriptで操作可能な範囲
ライブラリ中の全トラックのアーティスト名をリストアップ
ライブラリ中のファイルをファイル種別ごとに集計
ライブラリ中の各trackをメディア種別ごとに集計
ライブラリ中の各trackのジャンル集計
ジャンル名簡易名寄せ
ライブラリ中のアートワークをすべてJPGで書き出し
ライブラリ中のアートワークの画像種別集計
ライブラリ中の曲タイトルをアルバムごとにまとめて出力
再生曲が変わったら通知
ライブラリへの追加年(購入年)で集計してグラフ表示
最終再生時を集計してKeynoteで縦棒グラフ表示
■便利な他のプログラムや周辺機器
さまざまなAppleScript呼び出しプログラムから操作①
さまざまなAppleScript呼び出しプログラムから操作②
さまざまなAppleScript呼び出しプログラムから操作③
さまざまなAppleScript呼び出しプログラムから操作④
Mac用AirPlay Serverソフトウェア
資料集
■Music.appのAppleScript用語辞書解説
Music.app用語辞書
■iTunes/MusicのAppleScript用語の変遷
iTunes.app/Music.app用語辞書の変遷
■サードパーティ製FrameworkやAppleScript Librariesを呼ぶ
Script BundleにFramework / AppleScript Librariesを入れる
Shane StanleyのScript Toolの変遷
Shane StanleyのScript Libraries
Piyomaru SoftwareのScript Libraries
■AppleScript mini Reference
macOS搭載 AppleScript関連ドキュメント
AppleScript関連の情報源
macOSバージョンとAppleScriptの動向
macOSとAppleScriptの要素技術史
各macOSごとのAppleScript解説(1/4)
各macOSごとのAppleScript解説(2/4)
各macOSごとのAppleScript解説(3/4)
各macOSごとのAppleScript解説(4/4)
macOS内AppleScript補助ツールの歴史
System EventsのAppleScript用語辞書変更点
AppleScript 各ランタイム環境情報
AppleScript 関連ツール
Cocoa Scripting 関連ツール
■ミュージック&AppleScript Q&A
AppleScriptに関するQ&A❶
AppleScriptに関するQ&A❷
AppleScriptに関するQ&A❸
あとがき
奥付
ボツ・お蔵入りした本
これまでに、企画してはボツになったりお蔵入りした本は山のように。ここに挙げた本も、その後再検討して形になったものもあれば、塩漬けコースに入ったままのものもあります。
当初、Cocoa Scripting本はえほんシリーズの1つとして、ものすごく入門的に難易度を下げた本にする計画がありました。実際に設計してみると、内容は薄いわ分量は少ないわ、その割に誰でもわかるような内容ではないわで、なかなか辛いものがありました。
この本はボツになりましたが、のちにCocoa Scripting Courseで図を中心に説明するという、ボツになった元の本のコンセプトが引き継がれています(分量を減らすとろくなことにならないので、必要な量を書くことに)。
Cocoa Scripting本については、文章で説明するバージョンも試作してみたのですが、書いているうちにAppleへの恨みつらみを書きなぐっていたり、読んでみると書いた自分でも眠くなったりで大変でした。
NumbersとPagesを連携させる本です。最終的にはNumbers上の住所録をもとにPagesのレイアウト上にデータを差し込んでPDF書き出しするとか、プリンタで印刷するといったレベルを考えていました。これも、えほんシリーズの1冊として考えていたので、分量を抑えるのが大変でした。分量を抑えることは、とても大変です。
ボイスコマンドで音声認識によってAppleScriptを実行する本です。企画内容は悪くないのですが、どの程度のテーマをこなせると読者が納得するのかが設定しにくいところです。もう少し、どのあたりで初心者が詰まるかを調査できると「思いつき」から「企画」のレベルに昇華できるのではないでしょうか。
これは思いつきレベルの内容ですね。企画を出す場合には、1冊分だけでなくシリーズ構成で数冊分を出すことになりますが、その中の1つです。QuickTime Player 7であれば説明する意義と分量があるのですが、現行のQuickTime Playerだとできることが少なくて、なかなか困ります。この本で予定していた内容はCocoa Scripting Course本のNSImage編あたりで反映されることになるでしょう。
えほんシリーズの一環として企画していた頃のFileMaker Pro本です。画面図を中心に少ないページ数で構成すると、「言及しないこと」が多すぎて不満を抱えてしまうことでしょう。結局、えほんシリーズではなく「徹底解説シリーズ」にチェンジして、必要な内容はひととおり説明する方向に変更しました。また、オリジナルの企画どおり画面図を多用してわかりやすく説明するというコンセプトは維持されることに。
iPhoneからMac上のAppleScriptを操作するEntanglerやEventScriptsの解説本です。企画自体は悪くないと思うのですが、レベル設定がなかなか難しい内容です。付録のスクリプトをただiPhoneから実行できるようにする、というあたりが落としどころだと思いますが、スクリプトも何も知らない人に説明するのは大変ですし、スクリプトを知っている人に説明するといってもなかなかレベル設定が困難です(コピペでしか書けない人から、自分ですべて書ける人まで、Scripterといってもさまざまです)。
えほんシリーズのCotEditor本です。説明すべき内容が多くないので、1冊分の分量が多くありません。基礎だけだと32ページにもならないでしょう。なので、企画としては他のScriptableなエディタもまとめて説明するような本になることでしょう。単に企画を練り回している段階ではあるものの、ちょっといい感じになった気がします。
表紙だけ作ってみてなんとなく満足してしまいましたが、Pixelmator Proの操作がよくわからないので(簡単な編集とかAppleScriptから操作してまとまった画像処理を行わせるための部品としてしか使っていない)、「Photoshopで行う操作がPixelmator Proだとどう操作するか、わかるといいのに」と考え、こんな本を表紙だけ作ってみました。自分としては読んでみたいですね。
Piyo Menu Clicker for Stream Deckβ版を配布開始
ファイル名にクリックしたいアプリケーション名+メニュー名を書いておくと、そのメニューをクリックする「Piyo Menu Clicker for Stream Deck」のベータ版の配布を開始しました。
→ 配布ページ(@BOOTH)
β版のため2021/5/31までの試用期限を設けています。
旧称Dynamic Menu Clickerの機能強化版で、クリック先をファイル名から取得。メニュー項目の指定にワイルドカードが使えるなど、トグル式のメニュー項目にも対応しています。
電子書籍「Cocoa Scripting Course Volume #3 NSDictionary」を発売
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #3 NSDictionary
Cocoa Scripting本「Cocoa Scripting Course #3 NSDictionary」の販売を開始しました(通称:Cocoa本3)。今回は、ちょっと凝った背景イメージを敷いていただけなのに、初回PDF書き出し時に1Gバイトを超える容量になって焦りました。最終的には100MBをちょっと超えるぐらいで収まっています。
ページ数:251ページ(うち、Vol.3独立部分 101ページ 2021/4/23現在)
フォーマット:PDF+Zipアーカイブ(通常AppleScript 664ファイル、Xcode based AppleScript 442 Project)
# 添付サンプルだけで、137MB分もあります
特別特典:
Script Debuggerの15%割引購入コード入り
購入後3か月まで、本書の内容で理解できない箇所について3か所まで補足説明
理解度確認テストで合格した方に修了証明書を発行
→ Cocoa Scripting Course #3
→ Cocoa Scripting Course #3 (お試し版)
内容:
macOSのAPIであるCocoaをAppleScriptから利用し、macOSの持つ強力な機能をアプリケーションの補助なしに直接呼び出せる「Cocoa Scripting」は、日々の業務やデータ処理に、たいへん強力な武器になります。
この、Cocoa Scriptingについてはとくに日本語の書籍が存在しておらず、これまでは「Xcodeの使い方、GUIの作り方、各メソッドの使い方….」といった、体系がまったく異なるObjective-Cの入門書で断片的に情報を得ることしかできませんでした。
Vol.3では、NSDictionary/NSMutableDictionaryを解説。AppleScriptのrecord型変数に該当するオブジェクトですが、高度な各種APIに対してのパラメータとして使われることが多く、XMLやplist、JSONやYAML、HTMLなど幅広いデータとの相互変換などが行えます。
さらに、NSArrayよりもソートが高速。さまざまな抽出機能を持っているため、データベースを併用していたような機能が、Cocoa Scriptingの導入で他のデータベースの手助けなしに実現できます。
基礎的なサンプルから高度な使い方までていねいに解説。実際に各種ソート処理の処理時間を計測しグラフ化して比較しています。
本書は「AppleScriptの穴」掲載AppleScriptのカテゴリ別アーカイブ集ともなっており、本書にはNSDictionaryなどレコード処理を行うサンプルScriptをはじめ有用なAppleScriptのファイルを大量に添付しています。とくに、XcodeベースのAppleScript Projectを多数収録。他に類を見ない充実度を見せています。
続刊予定:
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #1 NSString (Basic object to know Cocoa API)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #2 NSArray(Most valuable API to use Cocoa with AppleScript to sort data)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #3 NSDictionary (Key object to access various other APIs)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #4 System hardware & software Information
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #5 NSImage (image conversion and filtering)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #6 NSAttributedString (Attributed string and HTMLs)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #7 NSFileManager (File processing)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #8 NSURL (Cloud API Scripting)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #9 PDFKit (PDF Processing)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #10 Webkit (WebView Scripting)
New Blog Archives
Blogのアーカイブ本は、以前の消失したBlogをサルベージしたものを6冊ほど出しています。
現行のBlogについては、WordPressおよび構成部品のアップデートをまめに行うことで、どこぞの極悪非道なWebホスティング会社がいきなりDBサーバーをシャットダウンするような暴挙に遭遇しないように……したいですね。
Webホスティング会社は単なる上位ホスティング会社のリセーラーでありながら、肝心のサポート能力がほぼ皆無で日本語で正しく意思疎通を行うことが困難です。信頼感はまったくありません。以前は知り合いにすすめていたのですが、あの暴挙を経てまったくおすすめできない状況です。
インターネットプロバイダとWebホスティング業者は、事前の話どおりなのか実際に試してみないとさっぱりわからないので(しかも、利用している間に状況が変わったりする)、乗り換えコストがひじょーに大きいサービスであり、実際に利用しているユーザーの口コミしか信用できません。
一方で、過去記事をアーカイブ本の形でまとめておけば、Blogが吹き飛んでも記事の内容を参照できるし、Blogの形でWebブラウザ上で読むよりも読みやすいという声があります。
Blogが吹き飛んだといった緊急事態に対処する性質のものではないので、現行のBlogのアーカイブ本については緊急度はありません(たぶん)。
Piyomaru Softwareが刊行可能な本をまとめると、このように(↑)なり、「できることしかできない」ので、可能なものを順次出しているところですが、新Blogアーカイブを検討すると、
のような内容になりそうです。
Blogアーカイブ本については「発行する手間」と「世間一般的に期待される値付け」×「予想販売数」を比較すると、どうしても手間のほうが大きいところ。つまり、手間がかかる割に実入りが少ない本の典型例なので、そこが難しいところです。
Piyomaru Software 電子書籍発行20冊目を記念する本、それは….
これです。この、東京都西多摩地方で発生したとされる「ヤバい」という言葉。「危険」という意味から転じて「すごくいい」などの意味でも用いられている、現代日本語を代表する「ちょっと何言ってるのかよくわかんない」言葉です。
# 英語で言うと「Bad」?
バブル期に氾濫していた「かわいい」もそうですね。ちょっと前だと「ワンチャン」という、運用がとても難しい言葉があり、頭を悩ませました。
この「ヤバイ」という言葉が多義的であり情緒的であり曖昧であることを利用。「わけがわからんが、なんかスゲエ」というニュアンスというよりも「危険」「ひどい」と思わせて意識誘導しておきながら、その後の記事の積み重ねにより「すげえ」という感想にコペルニクス的転回をさせるような、そうした爽快な読後感をもたらすような本にしたいと考えております。
まだ企画段階であり、あーでもないこーでもない、と企画をこねくり回しているところですが、それほど分厚い本にする予定もないので、60ページ程度の「うっすい本」になることでしょう。
20冊を記念するようなもっと崇高で壮大な本にしようという案もあったのですが、すでに崇高(Book 2とか)や壮大(Book 1とかCocoa Scripting Courseとか)なものは作ってしまっていたので、「下世話」(に一見見える)な方向に振ってみたという….。
# などと企画を練っている間に、後発のBlog新アーカイブ本に追い抜かされたりして、、、
## さらに後続のCocoa Scripting本に抜かされてしまいました。意外と手間取っています、、、
Macとアップルスクリプトで学ぶ いまからはじめるプログラミング②
Piyomaru Softwareがはじめて刊行した入門者向け本「Macとアップルスクリプトで学ぶ いまからはじめるプログラミング」の続刊である「同 ②」を刊行しました(全34ページ)。期間限定で156ページほどの最新版のAppleScriptコマンドリファレンスその他いろいろなんやかんやの「薄い本」がつきます。
→ 販売ページ
# 既刊本の①巻のおまけもv1.1からv1.2にアップデートしておきました。オマケにエラーコード表を追加しています。お買い上げの方は購入ページからダウンロード可能です
ほかに、新規企画で「ヤバイAppleScript ベスト10」という本の企画が立ち上がりました。まだ企画段階ですが、企画が固まれば出せることでしょう(気楽で安全でためになる読み物本です)。
ほかにも、「泣けるAppleScriptベスト10」という企画も出たものの、こちらはさすがに無理だという結論になりました。泣かされたことならあるのですが、さすがに泣かせるようなものは無理です。
「Macとアップルスクリプトで学ぶ いまからはじめるプログラミング①」オマケアップデート予定
Piyomaru Softwareがはじめて刊行した入門者向け本「Macとアップルスクリプトで学ぶ いまからはじめるプログラミング①」(全30ページ)ですが、これには期間限定で150ページほどの最新版のAppleScriptコマンドリファレンスその他いろいろなんやかんやがつきます。
ほんの、150ページほどの薄い本です。期間限定です(いつまでとは言いませんが)。「こっちが本体だろ?!」という指摘はしてはいけないことになっています。
macOS 11.xの状況などを反映させた最新の状況を反映させたコマンドリファレンスですが、一部に体裁上の問題があったので、近日中にアップデートを行います。表の行の高さが狭かったとか、いろいろです。
→ じっくり読み直してチェックしたら、いろいろよくない点や足りない表記があったので、書き換えています。
電子書籍「Cocoa Scripting Course Volume #2 NSArray」を発売
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #2 NSArray
Cocoa Scripting本「Cocoa Scripting Course #2 NSArray」の販売を開始しました(通称:Cocoa本2)。
ページ数:245ページ(うち、Vol.2独立部分 94ページ 2021/3/30現在)
フォーマット:PDF+Zipアーカイブ(791ファイル)
特別特典:
Script Debuggerの15%割引購入コード入り
購入後3か月まで、本書の内容で理解できない箇所について3か所まで補足説明
理解度確認テストで合格した方に修了証明書を発行
→ Cocoa Scripting Course #2
→ Cocoa Scripting Course #2 (お試し版)
内容:
macOSのAPIであるCocoaをAppleScriptから利用し、macOSの持つ強力な機能をアプリケーションの補助なしに直接呼び出せる「Cocoa Scripting」は、日々の業務やデータ処理に、たいへん強力な武器になります。
この、Cocoa Scriptingについてはとくに日本語の書籍が存在しておらず、これまでは「Xcodeの使い方、GUIの作り方、各メソッドの使い方….」といった、体系がまったく異なるObjective-Cの入門書で断片的に情報を得ることしかできませんでした。
Vol.2では、NSArray/NSMutableArrayを解説。AppleScriptのlist型変数に該当するオブジェクトですが、ソート能力が強力で高速。さまざまな抽出機能を持っているため、いままで巨大な配列を扱うためだけにデータベースを併用していたような機能が、Cocoa Scriptingの導入で他のデータベースの手助けなしに実現できます。基礎的なサンプルから高度な使い方までていねいに解説。実際に巨大な配列をlist型変数とNSArrayで作成して作成時間やメモリ消費サイズなどを計測したうえでグラフ化して比較しています。
また、本書は「AppleScriptの穴」掲載AppleScriptのカテゴリ別アーカイブ集ともなっており、本書にはNSArrayなど配列処理を行うサンプルScriptをはじめ有用なAppleScriptのファイルを大量に添付しています。
続刊予定:
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #1 NSString (Basic object to know Cocoa API)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #2 NSArray(Most valuable API to use Cocoa with AppleScript to sort data)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #3 NSDictionary (Key object to access various other APIs)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #4 NSURL (Cloud API Scripting)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #5 NSImage (image conversion and filtering)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #6 PDFKit (PDF Processing)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #7 NSAttributedString (Attributed string and HTMLs)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #8 NSFileManager (File processing)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #9 Webkit (WebView Scripting)
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #10 System hardware & software Information
入門者向け本「Macとアップルスクリプトで学ぶ いまからはじめるプログラミング①」発売
入門者向け本はかねてからのPiyomaru Softwareの懸案事項でした。「AppleScriptえほんシリーズ」を出してはいますが、AppleScriptそのものの入門書というのは出していませんでした。
入門書というのは、いざ書いてみると上級者向けの本より難しいと感じます。例え話でたとえても嘘が多く入ってしまいますし、「変数という箱があって….」という説明も、実際に読んでみると「なんのことやらわからない」ことに。
なので、ある操作を行いたいんだけど、どうやったらいいのか分からない…というストーリーを作って、それに基づいてじょじょにレベルアップしていくという流れで説明しています。
ページ数30ページ、価格1,000円。いまなら期間限定で150ページほどの薄いコマンドリファレンスなどの別冊資料集がついてきます。発売です。
FileMaker Pro Scripting Book with AppleScriptに追加ダウンロードコンテンツ
電子ブック「FileMaker Pro Scripting Book with AppleScript」の購入者様向けに追加ダウンロードコンテンツをご用意しました。
先日のFileMaker作品コンテスト「FileMaker選手権2020」に3作品応募した過程を記録した「FileMaker選手権2020戦記」です(PDF形式、83ページ)。
レギュレーションを検討してどのような作品を作ろうかと検討した過程や、チーム内で議論された内容、初期仕様やその後の仕様の変化、チーム内で記録された開発日誌、結果公開後の各方面からのコメントに筆者の総括コメントなど、生々しすぎて結果発表後すぐには公開できなかったほどです。
「FileMaker Pro Scripting Book with AppleScript」を購入された方は、購入コンテンツのダウンロードページからダウンロードしてください。未購入の方は、同書籍をお買い上げいただくとオマケとしてダウンロードできます。単体での販売は行っておりません(さすがに、優勝していないのでそういう価値はないでしょう)。
Music Control with AppleScriptが再始動
電子書籍「Music Control With AppleScript」の企画を再始動させます。
→ 発売しました
iTunesからMusic.appに切り替わり、AppleScriptの解説書を出すならここしかない というタイミングでmacOS 10.15のPDFViewのセキュリティ制限の大幅強化(=できないことが増える)に直面。
気合いを入れてPDF本文中に「applescript://」URLリンクを埋め込んで、ワンクリックで埋め込んだAppleScriptの内容がスクリプトエディタに転送されるよう(本Blogと同じように)準備していたのですが、これが止められてしまいました。URLイベント系はセキュリティホール源としてAppleから目をつけられていた箇所でもあります(Help Bookまわりで一度大穴が開いていたことがあったので)。
URLリンクでAppleScript埋め込みが事実上許可されない(長いURLリンクが途中で切られる)という状況のもと、Appleに文句を送信しつつノーアンサー&ノーリアクションな日々。途中まで書きかけて完全に腐っておりました。
壁に貼ってあった表紙のハードコピーもむなしく、塩漬け状態の日々。そんなMusic.app本もコンセプトをやや変更して再始動。当初はiTunes本のScriptをすべてMusic.appに差し替えただけの内容を予定していましたが、ちょっと変わる感じです。とりあえず、表紙を作り直してみました。また、AppleScriptコマンドリファレンスの最新版を添付しています。いま着手した段階ですでに200ページぐらいですが、最終的には300ページ以上ぐらいいくかもしれません。すでに「えほん」ではありません。
従来の「えほんシリーズ」では「難しく見えそうな資料的コンテンツはつけないようにしよう」「ページ数が増えて紙メディア展開できなくなることは防ごう」というのがコンセプトでした。64ページぐらいの極小ページ数でまとめることと、難易度設定を厳密に管理すること、難しい内容を入れないことに心血を注いでいたわけですが、これらの制限を外して再編集しています。FileMaker Pro Scripting Bookに近い味付け(ひととおり解説)になると思います。
■表 既刊本タイトルとページ数(多い順にソート)
タイトル | ページ数 |
AppleScript最新リファレンス v2.0 | 483.0 |
Blogアーカイブ本Vol.4 | 450.0 |
Blogアーカイブ本Vol.5 | 429.0 |
Blogアーカイブ本Vol.1 | 418.0 |
Blogアーカイブ本Vol.3 | 404.0 |
Blogアーカイブ本Vol.6 | 383.0 |
Blogアーカイブ本Vol.2 | 367.0 |
Music Scripting v3.0(再編集着手直後、作業中) | 261 |
質問サイトで元雑誌編集者が可能なかぎりいろいろ答えてみた | 258.0 |
Cocoa Scripting Course #01_1.1a | 250.0 |
FileMaker Pro Scripting Book_English | 158.0 |
最新事情がわかるAppleScript10大最新技術 v2.0 | 148.0 |
FileMaker Pro Scripting Book v1.2 | 139.0 |
iTunes Control | 48.0 |
Keynote Control 1 | 47.0 |
Keynote Control 2 | 45.0 |
途中、FileMaker Pro本を書いたおりに「URLリンククリックが使えないので、本とは別アーカイブとして提供すればいい」という割り切りを行い、これで「OSの制限がきつくなったけど、機能を損ねずに本+Scriptを提供可能」な状態になっていました。本人がURLリンクにこだわっていただけなんですけれども。
Cocoa Scripting Course Volume #1 NSString v1.1aに更新
「Cocoa Scripting Course」シリーズは読者の方からの質問などに従って本文を随時更新していく方式を採用しています。続編で各巻共通部分に変更が加わった場合には既刊分についても共通部分を更新します。
「Cocoa Scripting Course Volume #1 NSString」について、質問により説明不足の箇所が判明したため、追記したり修正したりしています。以下、その修正箇所です。
1章「プログラミングスタイル」>「一部のコマンドで書き換えが必要」「計算の優先順位を示すカッコを修正」を追加。 「添付サンプルScript紹介」>「ディレクトリ構成と概要紹介」を修正。 筆者あとがきの誤字修正。 更新履歴ページを追加。 レイアウトを全体的に修正。 3章「NSString Basic Samples」のヘッダー引用部分の書式変更。 ほか微修正。
Cocoa Scripting Course #1を販売開始
Cocoa Scripting本「Cocoa Scripting Course #1 NSString」の販売を開始しました(通称:Cocoa本)。
ページ数:247ページ
フォーマット:PDF+Zipアーカイブ(715ファイル)
特別特典:
Script Debuggerの15%割引購入コード入り
購入後3か月まで、本書の内容で理解できない箇所について3か所まで補足説明
理解度確認テストで合格した方に修了証明書を発行
→ Cocoa Scripting Course #1 (お試し版)
内容:
macOSのAPIであるCocoaをAppleScriptから利用し、macOSの持つ強力な機能をアプリケーションの補助なしに直接呼び出せる「Cocoa Scripting」は、日々の業務やデータ処理に、たいへん強力な武器になります。
この、Cocoa Scriptingについてはとくに日本語の書籍が存在しておらず、これまでは「Xcodeの使い方、GUIの作り方、各メソッドの使い方….」といった、体系がまったく異なるObjective-Cの入門書で断片的に情報を得ることしかできませんでした。
本書は、Cocoa APIの使い方をAppleScriptに合わせて解説。とくに、Objective-C/Swift入門書にある膨大な「Xcodeの使いこなし」部分は覚える必要はありません。図を中心に説明することで、難解な概念を理解しやすく解説します。
また、本書は「AppleScriptの穴」掲載AppleScriptのカテゴリ別アーカイブ集ともなっており、本書にはNSStringなど文字処理を行うサンプルScriptのファイルを添付しています。
Cocoa Scriptingの日本語による初めての解説本です。文章よりも図などを多めに用いて解説し、添付の大量のScript(715本)を実際に動かして試していただく種類の本です。
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #1 NSString
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #2 NSArray
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #3 NSDictionary
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #4 NSURL
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #5 NSImage
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #6 PDFKit
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #7 NSAttributedString
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #8 NSFileManager
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #9 Webkit
eSeminor: Cocoa Scripting Course Volume #10 System hardware & software Information
▲こちらが構想です。PDFKit本にサードパーティのPDF Framework「PSPDF」に関する言及やサンプルを掲載するという構想もあります。ご意見やご要望は本記事へのコメント欄にお寄せください
We released English edition of “FileMaker Pro Scripting Book with AppleScript”
Just we released English edition of ebook “FileMaker Pro Scripting Book with AppleScript”.
Title:FileMaker Pro Scripting Book with AppleScript English Edition
Author:Takaaki Naganoya@Piyomaru Software
Technical Supervisor:Masayuki Nii
Price: JPY 3,000 (About USD 30)@our ebook store, JPY 3,500+VAT 10%@PayPal
Delivery: Soon@our ebook store, 1 business day @ paypal (Check and return your URL on cloud storage via email)
Page:158
File format:PDF
Supplement : AppleScript files / RTF exported files / Piyomaru Script Assistant v2 (Japanese Version)
–> Online Store
–> Product Support page
Somebody asked me “Is there English version?” on twitter. I started translation project at that word.
At that point, I thought the translation project wouldn’t be too much hassle.But…it was wrong for me. It took more effort to translate it than write original Japanese version.
Japanese is a strange language. The subject can be omitted.Writing Japanese sentences makes a lot of effort to create a “good atmosphere” rather than facts.
It was very hard work. I added about 20 pages to explain the current status and history of AppleScript itself.
I hope this book will reach a large number of users.