これです。この、東京都西多摩地方で発生したとされる「ヤバい」という言葉。「危険」という意味から転じて「すごくいい」などの意味でも用いられている、現代日本語を代表する「ちょっと何言ってるのかよくわかんない」言葉です。
# 英語で言うと「Bad」?
バブル期に氾濫していた「かわいい」もそうですね。ちょっと前だと「ワンチャン」という、運用がとても難しい言葉があり、頭を悩ませました。
この「ヤバイ」という言葉が多義的であり情緒的であり曖昧であることを利用。「わけがわからんが、なんかスゲエ」というニュアンスというよりも「危険」「ひどい」と思わせて意識誘導しておきながら、その後の記事の積み重ねにより「すげえ」という感想にコペルニクス的転回をさせるような、そうした爽快な読後感をもたらすような本にしたいと考えております。
まだ企画段階であり、あーでもないこーでもない、と企画をこねくり回しているところですが、それほど分厚い本にする予定もないので、60ページ程度の「うっすい本」になることでしょう。
20冊を記念するようなもっと崇高で壮大な本にしようという案もあったのですが、すでに崇高(Book 2とか)や壮大(Book 1とかCocoa Scripting Courseとか)なものは作ってしまっていたので、「下世話」(に一見見える)な方向に振ってみたという….。
# などと企画を練っている間に、後発のBlog新アーカイブ本に追い抜かされたりして、、、
## さらに後続のCocoa Scripting本に抜かされてしまいました。意外と手間取っています、、、
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