Macなどにつないで本体を操作する「左手デバイス」と呼ばれる製品群があります。代表的な製品として、ElgatoのStream Deck(ストリームデッキ)が知られています。

StreamDock(ストリームドック)は、Stream Deckに機能や見た目を似せて作られた、他社製(主に中華系)の互換・廉価デバイスの総称です。名前がまちまち(ストリームコントローラーデックとか、ストリームコントローラーとか)だったりするようですが、設定アプリは同じ「StreamDock」です。
Amazonで「Stream Deck」で検索すると、検索結果の後ろの方にやけに安い価格の似たような製品が出てきます。それが、StreamDock(ストリームドック)です。いわゆる「●ったもん」とも言える製品であり、個人的には手を出さないようにしていました。
それがたまたま、レビュー対象品(USB-Cハブ)にその機能がついていて、はじめてStreamDockと対面することに。


設定アプリの画面UIなどもElgatoのStream Deckそっくりですが、細かい点で違っています。
Stream Deckのような「開く」アクションでAppleScriptのパスを渡すと実行する、という機能は用意されていません。
それでも、StreamDockとStream DeckではWeb系の機能でUIを構成し、利用できる機能も似ていることから、JavaScriptなどでプラグインを作れることが見て取れました(このあたり、Stream Deckと互換性があるとかないとか)。
せっかく手元にあるのに「AppleScriptを実行できないかわいそうな左手デバイス」では困るので、いろいろ調べてChatGPTをこづき回してAppleScript実行プラグインを作ってしまいました。JavaScript経由でosascriptコマンドを呼び出しているだけで、余計な処理はしていません。
ひととおり評価したところ、AppleScriptの実行機能についてはStream Deckとだいたい同レベルの機能が実現できてしまいました。
Piyomaru Software製「StreamDock」用のAppleScript実行プラグインの性能:
GUI Scriptingの実行:可能
AppleScriptのメインスレッド実行:可能
外部のAppleScriptライブラリ呼び出し:可能
AppleScriptの実行パス取得:(テキストなので無理)
Cocoa呼び出し:可能
Cocoaオブジェクトのメモリ常駐+イベント取得:不可
Script ObjectごしのHandler呼び出し:可能
Modifier Keyのキースキャン:可能
CDN上のJavaScriptライブラリ呼び出し+実行:可能
Address Geocoderの実行:可能
まだ、広域に配布するようなレベルではありませんが、個人的に試してみたいという方はコメントを残してください。
