バージョン番号のリナンバーが行われ、macOS 15の次はmacOS 26ということになりました。AppleScriptで「system info」を実行すると、 system version:”26.0″が返ってきます。
スクリプトエディタのバージョンは上がっていませんが、Dark Modeへの対応が行われており、エディタ背景がDark Modeで暗くなるようです。ウィンドウの角丸の半径が大きくなって、全体的にオモチャみたいな印象を受けます。個人的に嫌いではないですが、画面を広く使えない(余白が多い)ので現場によっては困ることも。
AppleScriptのバージョンは2.8で変更なし。まだそんなに真剣に使っていないので、AppleScriptから見て挙動が変わったかといった点はわかりません。
β版のmacOSでありがちな、バージョン取得機能ミスや、aliasからPOSIX pathへの変換ミスなどは見られませんでした。
ただ、WWDC Keynoteで見られたガラス調のUIの見た目については、現時点では見られず、これがまだ実装が間に合っていないためなのか、M1 Mac miniだと環境的に再現しないのかは不明です。
テキスト読み上げ音声系のVoice Characterが増えたりはしていないのですが、「プレミアム」と「拡張」が同時に存在しているなど、ポリシーにゆらぎが見えます。どちらかにするのではないんですね。
バグ:
スクリプトエディタ内からスクリプトメニューをオンに設定しても、ステータスメニュー上にスクリプトメニューが表示されません。すぐにオフになります。この点はバグでしょう(調査が始まったとの話)。
Xcode 26でAppleScript App templateが認識されませんでした。関係者に報告していますが、回答はもらっていません。一応、既存のXcode ProjectをmacOS 26に持って行って、ビルド+実行できることは確認しています。テンプレートの場所や記法が変わったのかも?
→ Xcodeのテンプレートのフォルダが変更になったようです。従来は、~/Library/Xcode/Templatesでしたが、Xcode 26では~/Library/Developer/Xcode/Templates に変わっていました(ドキュメントとかヘルプに記載なし)。
→ 関係者との協議のすえ、これは自分の勘違いで最初から ~/Library/Developer/Xcode/Templates であったことが判明しました。

