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ダイアログ上でグラフを表示するとかっこいい
アニメーション表示を行うグラフ表示ライブラリを呼び出そう!
AppleScriptは、各種アプリケーションをコントロールしたり、OS標準のダイアログやノーティフィケーション表示を行なったりと、普通に動かしている分には割と「地味な存在」です。
たしかに、Mac App Storeに出すGUIアプリケーションなども作れるわけですが、普通に日々動かしているスクリプトについては、ド派手な表現を行うために努力するといったことは、これまで行ってきませんでした。
そんな、地味なAppleScriptに転機が訪れたのは、macOS 10.10でCocoaを呼び出せるようになってからです。
Cocoaの機能を利用してQuartz Composerの機能を呼び出して3D表示+回転するグラフ表示を行なったりと、割といい感じに。
WebViewの上でアニメーションを行うグラフも試されていましたが、普通にNSWindowを作って表示させただけではアニメーション表示されません。
NSAlertを使うとアニメーション表示でき、マウスのイベントも受け付けるようになる、という筆者の発見により爆発的に世の中のグラフ表示ライブラリが試され、いい感じのグラフを表示できるようになったのです。
目次:
■グラフ表示ライブラリでダイアログ上にグラフ表示
グラフ表示ダイアログの全体像
グラフ表示ダイアログの構成技術
組み立てるWeb系データの構造
CDN上のグラフ表示ライブラリを呼ぶ
Web表示部品をダイアログ上に表示
JavaScriptで扱えるデータを組み立てる
AppleScriptのバンドル中からhtmlを読み込む
HTMLテンプレートファイルを準備
■Webダイアログ表示ライブラリを呼び出し
HTMLテンプレートをまとめる作業
JavaScript書き換え例
Webダイアログで
さまざまなグラフを表示
AMCharts:円グラフ
AMCharts:棒グラフ
AMCharts:ワードクラウド
AMCharts:世界地図+国選択
AMCharts:世界地図(ドリルダウン)+国選択
■さまざまなランタイム環境でWebダイアログ表示を実行
特殊なAS実行環境ではさらなる変更も必要
Automator環境では、表示されない
ショートカット環境では、表示されない
Switch Control環境では表示OK!
Service Station環境で動作
Stream Deck環境で動作
FileMaker Pro環境では動く
Visual Studio Code環境で表示OK(一応)