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古くて新しいフォルダアクション
macOS 10.11で完全にFSEventsベースで書き直された別物
ネットワーク(LAN)上でファイルを共有し、プリンタを共有し、アプリケーション間の通信が行えるようになるなど、ネットワークを効果的に活用する機能が実現されていく中、特定のフォルダを監視し、ファイルが追加されると指定のScriptが実行される仕組みが装備されました。
それが、フォルダアクションです。
どちらかといえば、クライアント側で使われるよりも、サーバ上の共有フォルダに対して設定されてきました。
プログラムの使い方がよくわからない人でも、特定のフォルダに書類を入れておけば勝手に処理されるという使い勝手を提供できます。
さらに、macOS 10.11でプログラムが根本から刷新され、安定して利用できるようになりました。注意しないとハマるポイントがいくつもありつつも、変わらずにこうした機能が利用できます。
当初、本書はLAN上で共有した複数のフォルダに対してフォルダアクションをまとめて設定するなど、LAN上で活用するためのノウハウを重点的に説明していたのですが、まずは基礎固めのためにローカルのマシンで動くフォルダアクションの基礎について詳細かつ重点的に説明するように再編しました。
■フォルダアクションの歴史と仕組み
フォルダアクションとは?
フォルダアクション運用例
Classic Mac OS時代から続く伝統の機能
フォルダアクション関連ツール、ファイル
フォルダアクションScript中で利用可能な技術
■フォルダアクションの設定方法
フォルダアクション設定の使い方①
フォルダアクション設定の使い方②
フォルダアクション設定の注意点①
フォルダアクション設定の注意点②
■フォルダアクション自体のAppleScriptからの操作
Script側から行えるフォルダアクション操作①
Script側から行えるフォルダアクション操作②
Script側から行えるフォルダアクション操作③
Script側から行えるフォルダアクション操作④
■フォルダアクションの種類と書き方
イベントハンドラのパラメータ内容①
イベントハンドラのパラメータ内容②
実例1:入ってきたフォルダ中のPDFを大きさで分類
実例2:指定フォルダのウィンドウ操作を受信