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ファイル・サーバーをマウントしたい!
マウントするって、意外と大変
ファイル・サーバーのマウントを行うという処理は、実務上はそれほど行う機会がありません。
動的にマウントするのではなく、最初からマウントしっぱなしにするとか、エイリアス書類を書いておいてオープンするなどの方法を取ることが多く、処理の途中でファイル・サーバーをマウントする、というプログラムを書いたことは、あることはあるのですが、それほど頻度は高くありません。
そんなことを言っているうちに、macOSの仕組みが変化してきました。伝統的なafpプロトコルでサーバー共有を行うのではなく、Windowsが採用しているsambaに移行。macOS 12ではついにafpによるファイル共有機能が削除されました(他のafpによるファイル・サーバーをマウントする、クライアント機能は維持されています)。
また、サーバー上の任意のマウント対象フォルダの情報を確認する方法がそっけなくて(地味で)、知らないと手も足も出ないという状況でもあります。
サーバー上の特定のフォルダをドライブとしてマウントする、という些細な処理ではあるものの、知っておくべき要点が多いのでまとめてみました。
目次:
■macOSのファイル共有の仕組み
ファイル・サーバーとクライアントの関係
macOSのバージョンとファイル共有機能の変化
資料:ファイル共有プロトコルの歴史
共有する側(サーバー)の共有設定
共有する側(サーバー)の共有設定
共有URLの確認①
共有URLの確認②
共有URLの確認③
■サーバー・マシン名の確認
サーバー名の確認
サーバーURLの表記方法
■LAN上のサーバーの存在確認
LAN内のサーバー・プロトコル
指定プロトコルのサーバー一覧の取得①
指定プロトコルのサーバー一覧の取得②
指定プロトコルのサーバー一覧の取得③
指定プロトコルのサーバー一覧の取得④
■AppleScriptのmount volumeコマンド
mount volumeコマンド
指定のサーバー/フォルダをマウント
ファイルサーバーちょっといいノウハウ