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AppleScript基礎テクニック集は、文字通りAppleScriptの基礎テクニックをまとめたシリーズです。
この新シリーズは、個人的に「こういう本があるといいのに」と感じていたものを書いてみたものです。書きはじめたら割と分量が増えてしまって、増えすぎないように自制したほどです。コンパクトなページ数におさえたい、と思っています。
本当の初心者に向けた本は「いまからはじめる」シリーズだと思っていて、少し書けるようになったスクリプターが、もっと凝ったものを書けるようになるために、振り返って確かめるべき「地盤固め」を行う要点、のような内容が本シリーズです。
楽器にしても、スポーツにしても、「基礎」練習って面白くないし、割と無味無臭な内容です。それでも、確認をしておかないと手ひどい失敗を被ることもあるでしょう。ある意味、「痛い目」にあって初めて「知る必要がある」と思い知る内容です。
パス操作は、まさに「基礎」中の「基礎」ともいえる処理。ただ、最近はCocoaの機能ばかり使っているので、逆にFinderやSystem Events相手に苦労しました。
できて当たり前、できなきゃ困るファイル・パス処理。難しくはない内容なので、じっくり眺めて、実際に動かして、結果を見て理解すれば、理解できない内容ではありません。
目次:
ファイル・パス処理
ファイル・パス関連オブジェクトの全体像
ファイルパス各形式の特徴や用途
ファイル・パス形式
ホームディレクトリのパスを取得
参考資料:path to で指定できるパラメータ
参考資料:path to temporary items
各種パス形式の変換
パスの組み立て
指定ファイルの親フォルダ(上位フォルダ)を求める
指定パスのファイル名だけを求める
指定パスの拡張子を求める
指定パスの拡張子だけを置換
指定フォルダの存在確認
指定フォルダに指定名称のファイルが存在するか確認
指定ファイルのリネーム(名称変更)
指定フォルダのリネーム(名称変更)
指定ファイルがパッケージかどうかを求める
指定パスからUTIを求める
指定パスがフォルダかどうかを求める
POSIX pathのチルダ(「~」)を展開
フルパスからチルダ(「~」)つきPOSIX pathを計算
特定パスのローカライズ名称を求める
特定パスが所属するドライブ名を求める