macOS 10.11.5+Safari 9.1.1以降で、新たなAppleScriptの制限機能が増えました。Safariに対してdo javascriptコマンドによるコマンド実行が可能でしたが、これがデフォルト設定では禁止状態になったということです。
macOS 10.12.x系では、macOS 10.12.6+Safari 11.1にて、macOS 10.13.x系ではmacOS 10.13.5+Safari 11.1.1上にて確認しています。
■デフォルトでdo javascriptコマンドによる制御がオフに
これ以前のmacOSではデフォルトでオンになっていたので、一回オンにする作業が必要になりました(管理者パスワード必要)。
・STEP1 「開発」メニューをオンに
Safariの「環境設定」>「詳細」で、「メニューバーに”開発”メニューを表示」をオンにします。これで、Safariのメニューバーに「開発」メニューが表示されます。
・STEP2 「開発」メニューから「AppleEventからのJavaScriptを許可」「スマート検索フィールドからのJavaScriptを許可」の2つの項目をオンに(管理者パスワード必要)
AppleScript名:最前面のウィンドウのタイトルを取得する |
tell application "Safari" set aRes to do JavaScript "document.title;" in front document display dialog aRes end tell |
▲デフォルト状態
▲「開発」メニューからJavaScriptの実行を許可した状態
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