Keynote, Pages, Numbersのバージョン13.0がリリースされました。AppleScript用語辞書的な変更点はありません。
Keynote v11からずっと、新規書類を保存するとエラーになる。Full Disk Accessの権限をKeynoteに与えていてもエラーになる、という重大な問題が解消されないままである、という認識でおりました。状況はKeynote v13.0でも変わりません。
これは、Apple側が問題として認識していないのではないか? という仮説を立て、いろいろ試してみました。
まずは、v12から継続している状況についての説明。Keynoteで新規書類を保存する際に「as Keynote」という、明らかに「指定してくださいね」というオプションがAppleScript用語辞書の中にあるので、指定したくなるところですが
AppleScript名:Keynoteで書類を新規保存(A).scpt |
set newFile to ((path to desktop) as string) & "newDoc1111.key"
tell application "Keynote" set newDoc to make new document save document 1 in file newFile as Keynote end tell |
これを指定するとエラーになります。これが、Keynote v12.0から続いており、1年以上継続している状況です。以前のバージョンで通っていた記述がエラーを出すようになった、というものです。
ふとここで、「as Keynote」というオプション指定をはずしてみると…….
AppleScript名:Keynoteで書類を新規保存(A).scpt |
set newFile to ((path to desktop) as string) & "newDoc1111.key"
tell application "Keynote" set newDoc to make new document save document 1 in file newFile end tell |
エラーが出なくなりました!!!(^ー^;;;; ファイル保存もできました。
なんなんでしょう、これは、、、、
More from my site
(Visited 41 times, 1 visits today)
2023年に書いた価値あるAppleScript – AppleScriptの穴 says:
[…] Keynote,Pages,Numbers v13.0がリリースされる […]