いろいろ不具合が多すぎて、本当にこれがリリース版なのか理解に苦しむmacOS 13。リリース当初から、AppleScript経由でPagesの(大量の)書類に順次PDF書き出しを行わせると、PDF書き出しされない書類が発生することがわかっていました。
同じバージョンのPages 12.2.1でも、macOS 12.x上では問題が発生していなかったため、明確にmacOS 13.xが理由ではあるのですが、不具合の発生源がよくわかりません。
(1)Pages書類オープン後に時間待ちが必要?
macOS 13移行当初、Pages種類をオープンした後に一定の時間(1秒程度)待機を行って、内部の状態が安定するのを待ってPDF書き出しを行うようにしました。数十程度のPages書類であれば、これで問題は起こりませんでした。
(2)数百個のPages書類を順次オープン→PDF書き出しするとミスを行う
その後、百以上のPages書類を順次オープンして、時間待ちして、PDF書き出し処理を行ってみたところ、明確にPDF書き出しできない書類が複数出てきました。何回実行しても書き出されません。また、そのPages書類単独でPDF書き出しを行わせると問題なく書き出しが行えます。
このPDF書き出しミスを行う書類の動作を観察していると、指定した時間待ちが正しく行われません。delayコマンドに問題があるのかと考え、shellのsleepコマンドを試したりもしていますが、正しく時間待ちが行われません。
さらに、普通にPages書類からPDF書き出しできていたとしても、それを数回繰り返すとPDF書き出しされなくなる(何か、一定の回数書き出すと問題が発生するらしい)ため、macOS 13自体の再起動かログアウト→再ログインが必要でした。
そもそもmacOS 13の出来がよくない、いろいろ問題がありすぎるということ自体が問題なわけですが、、、「複数回実行しないと再現しない」「原因の所在がどこにあるのかよくわからない」といった状況で、レポート自体を行いにくいというのが現状です。
ほかにも、Finder上で選択したファイルをCommand-Oでオープンさせるとオープンできない場合があったりと(なんだこれ?)、何がやりたいのかよくわからないOSバージョンです。セキュリティ強化はもちろん重要ですが、まともに動かないOSをリリースされても、、、、さらに、Beta段階では許可されていた外付けSSDからの前バージョンのOSの起動がmacOS 13リリース以後は封じられており、そういうのは「まともなOS」をリリースできるようになってからやってほしい気持ちでいっぱいです。
もう、macOS 13自体、やり直してほしい気持ちでいっぱいです。macOS 10.13、macOS 10.15と同じかそれ以上にダメなバージョンにしか見えません。