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リモートコントロールを行うための言語
リモートコントロールを行うために作られたAppleScript
AppleScriptは、リモートコントロールを行うために作られた言語です。
1台のコンピュータ上でスクリプトの実行環境と、操作対象のアプリケーションという別々のプロセスの間でメッセージを送り合って、制御を行います。
その姿は、あたかも電話をかけて出前の注文をお願いしているかのようです。
1台のコンピュータ上ですら「通信」しているのですから、ネットワーク、主にLAN上で通信して他のコンピュータ上で起動しているアプリケーションとの間で通信して操作するのも同様に「通信」でできます。
これがリモートApple Eventsです。
柔軟に通信を行って、イベントを投げ合うのがAppleScriptの本来の姿ではあるのですが、昨今のセキュリティ問題の高まりにより、あまり野放図に柔軟な処理ができないようにいろいろな制約が設けられるようになりました。
……のはずだったのですが、なぜかmacOS 10.13あたりからふたたび制限が緩和され、ネットワークごしのリモート・アプリケーション操作機能が復活しました。
理由はわかりませんが、Xcode上でリモートデバッグを行うためとも噂されています。
本当に謎です。
目次:
■リモートコントロール入門
リモートコントロールのための言語
AppleScript実行時のリモートコントロールの詳細
通常のリモートコントロールのイメージ
同一マシン上のリモートコントロールのイメージ
リモートマシンのリモートコントロール
リモートAppleEventsの歴史
■ローカルマシン上の常駐アプレットをリモートコントロール
AppleScriptと常駐アプレットの間で通信する
アプリケーション操作と同じ呼び出しも可能
■ローカル・マシン上の他のユーザ・アカウントで動作中の常駐アプレットをリモートコントロール
他のユーザの常駐アプレットをリモートコントロール
他のユーザに切り替えて常駐アプレットを実行
同一マシン上の他のユーザのプロセスを指定
■他のマシン上の常駐アプレットをリモートコントロール
操作対象となるコンピュータの名前を調べる
コンピュータ名/Bonjour名は編集可能
対象マシンのユーザ名を確認
例:macOS 10.15以降のユーザ名制限解除
ネットワーク上の他のマシン上のアプレット操作
リモート・マシンの指定方法
リモートApple Events操作時の注意点
■他のマシン上のアプリケーションをリモートコントロール
他のマシン上のアプリケーションのリモートコントロール
リモートコントロールを行うべきか、べきでないのか?
対象マシン上のアプリケーションをコントロール