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AppleScriptの穴
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AppleScriptの穴

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タグ: PDFView

PDFViewでcustom URL protocolのリンクを含むPDFのリンクが途切れるバグが修正される

Posted on 2月 9, 2022 by Takaaki Naganoya

PDFView上で、カスタムURLプロトコルのURLリンクを含むPDFのリンクをクリックした場合に、展開されたリンクデータが途中で途切れるバグ(だか仕様だか)がmacOS 12.3beta 1で修正された…ように見えます。

なんの話だか、詳細が説明されなければわからないことでしょう。以下に詳細を示します。

macOS標準装備の「プレビュー.app」では、カスタムURLプロトコル入りのPDFでリンクをクリックしても反応しません。macOS標準装備のPDFビューワでこうしたPDFのリンクを拾わない、というAppleのセキュリティ上のポリシーを通すことについては、それはご勝手にすればいいでしょう。

ただ、だからといってPDFViewというOSの部品レベルでそれを阻害するような機能を実装するというのは、「やりすぎ」であり、「起動しないコンピュータ、動作しないコンピュータを作れば100%セキュリティを守れます!」というどこかの責任者のバカみたいな主張をバカな現場がそのまま実装したというだけの話です。

プレビュー.appなんて「よくわからない人」が使うPDFビューワーであり、文化的な最低限のレベルを満たしている人類は普通にSkimを使います。このバグによってSkimにまで影響が出て、基本的人権ともいえるPDFブラウジングが阻害されたため、「直してくれ」と要求した次第です。

2019/11/29 macOS 10.15でPDFView経由のURLイベントが正しくデコードされないバグ

macOS 10.15でこのバグ(だか仕様変更だか)が発生してAppleにバグレポート。macOS 10.15はそういう勘違いで独善的な仕様変更のオンパレード。macOS 10.15は本当に腹のたつアップデートでした。

そして、待てど暮らせど直る気配もなく、急にレポートがきて「いまごろ、何の話だ?」と、驚いてしまったほどです。

本バグ(と、自分は位置付けている)レポートは、「applescript://」URLリンクを埋め込んだPDFが、macOS上でリンククリックすると、Script Editorにその内容がすべて転送されず、途中で途切れるようになったという現象についての抗議です。

勝手に仕様変更だかバグだかを作ったのはAppleであり、その修正までに2年かかったというバカみたいな話です。

  macOS 10.15:PDFViewのバグ発生を検出、Appleにサンプルコードつきでバグレポートとして報告する
  macOS 11:バグ継続
  macOS 12:Beta 3でバグが修正されたことが通告される

勝手に仕様変更だかバグを作ったのはAppleなのに、利用者がその不利益を被って、多大なる労力を要求されるってなんなんでしょう、、、

PDFViewでPDFを表示する程度のシンプルでおかわいらしい内容のテストプログラムを作ってあったので、Xcodeでビルドして実行してテストしてみました。まだ、すべてのPDFでチェックしたわけではありませんが、いまのところ「いい感じ」に見えます。

この、Apple純正のバグをApple様に直していただいて、そのことをApple様に感謝しなければいけないのでしょうか? なんというマッチポンプ。もしかして、組織のどこかの人たちが善意で直してくれたのかもしれませんが、自分には知る由もありません。

ちなみに、SkimについてはmacOS 12でカスタムURLプロトコルリンクのPDFを問題なく処理できることを確認しています。

この調子で、PDFViewのcurrentPageがAppleScriptにまともにブリッジされていない件についても修正してくださるとありがたいのですが、どんなもんなんでしょうか。

Posted in Bug news | Tagged 12.0savvy PDFView | Leave a comment

macOS 10.15.2でPDFViewでオープン中のPDFで発生したURLリンクバグが新たなバグを呼ぶ

Posted on 12月 11, 2019 by Takaaki Naganoya

macOS 10.15には、PDFViewでオープン中のPDFで、URLリンクをクリックして発生したURLイベントが正常にデコードされないというバグがあります。本日リリースされたmacOS 10.15.2アップデートでもまともに修正されていないため、その内容についての解説です。

# BugReporter経由でバグ報告ずみです。が、、、

macOS 10.15のPDFViewのバグ

macOS 10.15.0で観測されたこのバグは、URL自体がURLエンコードされたまま、デコードされずにアプリケーションに伝わるというものでした。httpなどのメジャーなURLスキームを持つURL以外のマイナーなもの、具体的にいえば「applescript://」URLスキームで失敗することを確認しています。

「applescript://」URLスキームは本Blog掲載のプログラムリストすべてに添付しているURLリンクで、プログラムリスト末尾のリンクをクリックすると内容がスクリプトエディタに転送される仕組みです。

つまり、WkWebViewなりWebViewなりの、WebView系のGUI部品から「applescript://」URLイベントが発生した場合には、macOS 10.15上でも正常に処理できています。

これが、PDFView上では正常に(従来のmacOSと同様には)動作していないというのがmacOS 10.15上のバグです。

macOS 10.15.2でバグが変質

では、macOS 10.15.2 Updateでこれが修正されたかといえば、

 ・まったくデコードされないでデータが転送される、という不具合はなくなった
 ・しかし、デコードの仕方に問題が残っている。3通りの反応が返ってくる、「頭の悪い修正」が行われた

  CASE 1:正常にデコードされて伝わる(内容はすべて伝わる)
  CASE 2:デコードされた内容が途中で途切れる
  CASE 3:何も伝わらない

CASE 1の反応が返ってくるものは毎回CASE 1の反応が返ります。同様に、CASE 2の反応が返ってくるものは毎回CASE 2。CASE 3も同様です。なにやら、URLデコードした文字列の内容に応じて「データが欠損する」という新たな不具合が発生するようです。

自助努力によるPDFViewのバグ回避は?

OSの基礎的な部分ではなく、PDFViewというバグ連発の部品で発生している状況です。Appleの社内は縦割り組織で、社員が他のチームにアクセスする権限はありません。そのため、コアOSチームとPDFViewのチーム(チーム名は具体的には知りません)が連携する可能性には期待できません。WebViewでは発生していないことから、PDFViewが単独で何かの実装を行なったときにバグを発生させたものと見ています。

macOS 10.15のPDFViewにおけるURLリンクのクリックで発生するバグを回避するために、自前で簡易PDFビューワーを作成しましたが、PDFView上でオープンしたPDF内のURLリンクをクリックした時点でデータが欠損(CASE 2、3)しているため、リンククリックから発生するイベントを横取りして何らかの処理を行なっても補えません。

Appleが従来どおりの実装を行わず、正常に動作しない不具合やバグばかり新たに作り出す理由はわかりませんが、Appleには不用意にバグを追加することはできても、「そのバグが何であるかを認識し、修正する能力がない」と考えたほうがよいでしょう。

CASE 2の「途中で途切れる」パターンについては、現在表示中のページ(currentPage=単独ページはScripting Bridgeのバグにより取得できないので、見開きページがどれかという判定に)上のすべてのURLリンクを取得し、デコードした内容をすべて取り出して前方一致検索で該当すると思われる内容をスクリプトエディタに転送することは不可能ではありません。

不可能ではないものの、途中で途切れたデータを単なる前方一致検索するだけでは同一のものが複数検出される可能性もあり、ユーザーに対して「あなたがクリックした内容は以下のうちのどれですか?」と間抜けな問い合わせを行う必要が発生してしまいます。

CASE 3についてはお手上げです。何かがクリックされたことしかわかりません。「PDF上のURLリンクのクリックを受信する」という動作には一切期待しないほうがよさそうです。

PDFView上のリンククリック挙動修正に期待できない

PDF上のURLリンクをクリックするとmacOS 10.15のバグに遭遇してしまうので、「applescript://」URLをクリックしても別の機能にフォワードしたほうがよいでしょう。

PDFViewで表示中のPDFの見開きページがどこかはわかるので、そのページ範囲にある「applescript://」URLリンクをすべて取り出し、その内容もデコードして、すべてスクリプトエディタに転送するのがよいでしょう。

最初のバグ状態よりも状況が悪化しているような気もしますが、どんなもんなんでしょう?

Posted in Bug URL | Tagged 10.15savvy PDFView | Leave a comment

Appleがいまだに直さない致命的なPDFViewのバグに対処v2

Posted on 11月 22, 2019 by Takaaki Naganoya

macOS 10.13のBetaの時にはなかったのに、Release版がバグだらけでリリース。PDFViewについて多大なる被害を受けております。PDFViewをScripting Bridge経由で使うと、macOS 10.14も10.15も状況は同じです。きちんと動かないので、仕様と言い切ることは難しいところでしょう。未修正のバグが放置されているという状況です。

Developper Supportに報告しても返答も何もないので、PDFViewのScripting Bridgeまわりはバグだらけのまま直すつもりもないのでしょう。Xcode上でプログラムを組みだすと、腹の立つことのオンパレードです。

AppleのDevelopperライセンスの延長時期がやってくると、日頃からバグだらけでOSをリリースするわバグは直さないわで、嫌がらせを受け続けているのになんでこれを契約延長しなくてはならないのか理解に苦しみます。

Apple系のMailing Listでは主流ともいえるCocoa-Dev ML上でもAppleのあり方に疑問を呈したり文句を(ていねいなお言葉で)述べる投稿がここ数週間(macOS 10.15のリリース以降)激増している今日このごろです。

いまいちどPDFViewまわりを確認してみると、PDFViewのcurrentPageを取得できない未修正の特大バグに続いて、goToPreviousPage、goToNextPageも効きません。つまり、現在表示中のページの取得も、前後ページへの移動もできないという状況です。


▲まともにオブジェクトを返してこないcurrentPage

とりあえず、Xcode上でヘッダーファイル「PDFView.h」を確認していると、currentPageのかわりになりそうなものを見つけました。それが、visiblePages。PDFView上で表示中のページを(複数)返してくるわけで、単ページ表示時にはなんとかこれが使えるかも? ということで試してみました。

–> Download pdfviewAgainstAppleBug (Xcode Project)


▲currentPageのかわりに使えそうなvisiblePages。こっちは機能している

これが使えたので応用し、かなり遠回りな処理にはなりますが、表示中のページの前後移動もできるようにしてみました。

ただ、PDFViewをもとにしたクリックスルーなPDFViewを使ってみると、いまひとつ想定どおりに動作してくれません。まだいろいろ試してみる必要がありそうです。
→ クリックスルーPDFViewは結局動作するようになり、Double PDF v2に実装できました

これらのほか、PDFViewはページ変更時のイベントやドキュメント変更時のイベントが送信されないなど、苦労させられまくりです。

Posted in Bug GUI PDF | Tagged 10.14savvy 10.15savvy PDFView | Leave a comment

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