新たにリリースされたSafari v18(macOS 13/14/15用)で、各Tabに「pid」属性が新設されました。
各Webコンテンツのブラウズを行う処理プロセスを、独立したプロセスで行うことで、メモリの食いすぎでプロセスが止まったような場合にでも他のWebブラウジングに影響を与えない、というあたりにメリットがあったとか。
▲Safari v17とv18のAppleScript用語辞書(sdef)を比較したところ
▲SafariでYouTube上のムービーを再生しているところ
pidがわかると、どういう「いいこと」があるのかが問題です。メモリの使用状況などを確認することはできますし、個別にプロセスをkillすることもできるわけですが、そこまでやるんだろうかと。そういうニーズがあって新設したのか、ちょっとわからないところです。
それはともかく、Safari(≒WebKit)系はゴミプロセスがメモリ上に残りまくるので(Mail.appもメッセージを表示するだけでゴミプロセスが残るし)、その点がちょっとどうなのかという点と、Webコンテンツ上の画像ボタンを文字認識しておかしな動作をしまくるので、そのあたりは勘弁してほしいところです。
AppleScript名:Safariのtabのpidを取得.scpt |
tell application "Safari" tell window 1 set aList to pid of every tab –> {33892} end tell end tell |
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