Pixelmator Proがv1.8でAppleScriptに対応するとPixelmator Blogで発表しました。
Pixelmatorの登場当初からAppleScript対応の意見を出していましたが、そこから……何年たったのでしょうか。
サンプルScriptをながめたかぎりでは、オブジェクトを作って属性情報を書き換える操作はできるようです。
selectionが扱えるかどうか(選択中のオブジェクトを取れるかどうか)が1つの判断基準になりそうです。
いくらCocoaの機能が使える、NSBezierPathが使えるといっても、こういうローレベルなAPIを相手に高度なグラフィックを描かせるのはつらいので、GUIアプリケーション側の機能が使えるとたすかります。
→ Beta Programに登録して、Betaを落としてきたものの、これMac App Store版のPixelmator Proが入っていないとBetaが起動しないんですね(うまい! このやり方は知っておきたい)。とりあえず、AppleScript用語辞書だけ見られればよかったので、sdef取り出して眺めてみたところ、けっこう気合いが入っていてビビりました。
近年、こんなに気合いの入ったAppleScript用語辞書を装備したアプリケーションは見ていません。「あー、この機能たしかに入れたいよねー、実用性はさておきとして」「なるほどーこういう単位でselectionできるのかー」などなど、詳細は書けませんが、これが全部まともに動くのならすごいです。
ただ、サンプルのScriptが掲載されているのに、スクリプトリンクが埋め込まれていないので、サンプルをすぐに使えるというレベルには達していません。また、画面のスナップショットやムービーなどが入っているわけでもありません。