いまひとつ、「こういう表現を行いたいんだけど、どう操作していいのかわからない」感のあるPixelmator Pro。毎回、メニューを漁っては「これ、どう作るんだろうーなー」という手探り感があります。
Photoshopで育って、どっぷりPhotoshopで画像処理を理解した人がPixelmator Proを理解するのに、敷居の高さを感じます。これ、絶対に「こういう完成物を作りたい」という人向けに「こういう手順で操作すればいい」というマニュアル的なものが必要です。
さて、Pixelmator Proの新バージョンv2.4.1が登場。機械学習を利用した人物写真の自動切り抜き機能が目玉のようです。
Student with laptop photo created by freepic.diller – www.freepik.com
おお!まつげの箇所だけちょっと切れてしまったけど、これはいい感じ!
Lookstudio – jp.freepik.com によって作成された people 写真
上半身はほぼ完璧! こーれーはすごい。
いろんなスナップ写真を切り抜かせてみましたが、人物の全身が写っているとヒット率が高いようです。つまり、おかしな箇所を切り抜かれる危険性が低くなるということです。白いTシャツが抜ける危険性が高いようで、、、
Pixelmator 2.4.1 AppleScript用語辞書変更内容
export formatに「Motion」(Motion project.)が追加された
コマンド「select subject」追加。
コマンド「smart refine selection」追加。
コマンド「remove background」追加。
エレメント「color adjustments layer」「effects layer」追加。
クラス「image layer」がコマンド「remove background」と「decontaminate colors」に応答するようになった。
クラス「group laye」に要素「color adjustments layer」「effects layer」を追加
クラス「color adjustments layer」「effects layer」を追加
コマンド「draw elliptical selection」の同義語(draw oval selection)を廃止
コマンド「resize image」の同義語(adjust size、image size)を廃止
コマンド「resize canvas」の同義語(adjust canvas、canvas size)を廃止
冒頭の人物自動切り抜きを行うAppleScriptを書いてみると、こんな感じです。Pixelmator ProのAppleScript用語辞書にもサンプルScriptが掲載されています。
AppleScript名:人物自動切り抜き.scpt |
tell application "Pixelmator Pro" tell front document remove background –v2.4.1 or later end tell end tell |