ひたすら地味にひたすら地道に、実現の可能性と実装形態の検証を行ってきた、本「えせNewtonプロジェクト」ですが、「生誕之巻」こと最初の第1段階はすでに超えた感があります。
しかし、第2段階の「生長之巻」に突入するにあたって、まず最初に行うべきことがあります。
……それは、この怪しげな「えせNewton」というプロジェクトに、正式な名前を与えるという、実に重要かつ責任重大な儀式です。
プロジェクトの成否は、いかに「ウケを取れる名前」や「キャッチーな名前」を命名できるかにかかっているからです。

えせNewton改め・・・?
「えせNewton」という名前には、個人的に思い入れもあるので、とくに変更する必要性もなさそうですが……困ったことに、これでは海外でそのまま通用しません。
しかも、日本国内・海外を問わず、ワールドワイドに「ぁゃしぃ」「ばったもん的」な雰囲気漂うものが「理想的」です。
考えに考えた結果、ちょうどよいものが見つかりました。Newtonを起源とし、誰でも見た瞬間にNewtonだと分かり、しかもNewtonそのものではないのでAppleから商標についてうるさく言われる心配のないネーミング……
発表いたします。「えせNewton」改め……
Newt On
(ニュート・オン)を、正式名称とします。なんと、実にあっさり決まってしまいました。
Newtonを途中で切って、「Newt」「on」。これなら世界中どこでも、本ソフトが「Newtonのパロディ」であることを分かってもらえることでしょう。
意味はまったく考えていなかったのですが、「Newt」で「ニュートラル」(中立)といった意味を狙えるかと思ったのですが、辞書を引くと「ヤモリ」という意味があるようです。Newtonの筐体からヤモリが出てくるような絵柄があると、より分かりやすさが強調されることでしょう(えっ? 昔のNetscape社のロゴが似ている?)。
アイコンのグラフィック
いついかなるアプリケーションであっても、ウケを狙わなくては真のMac使いとはいえません(本当か?!)。そこで、最初に候補に上がったのは……アップルの歴代Newton担当者の顔写真入りのアイコン。
O宮本部長
K原氏(Users Group担当)
のお2人が(全然、伏せ字になっていないような)、仲良くNewtonの画面におさまっているアイコンなら、その筋の方々のウケを狙えるのではないかと考えました。
幸いなことに、アップルでも露出の多い両氏のこと、写真のネタには事欠きません。
……しかし、それではほとんど「指名手配の人相書き」や「ダウンロード式の始末書」になってしまいそうです。ただでさえ、厚振湖観光協会(appleco.jp)などのドメイン取得でAppleの法務部からにらまれている可能性があるので、余計な挑発は避けておきたいところです(そんなおバカなものを監視しているとは思いたくないのですが)。
Newtonの写真を自分で撮って、それを元にイラスト化する程度が限界でしょうか。Newtonのロゴマーク自体は、おそらく現在のところは使用許諾が下りないことでしょう。
Newt On Ver.0.1に向けて
とにかく、簡単なデモが行えるレベルの「Newt On Ver.0.1」をさっさと作ってしまいましょう。
Newt On ver.0.1は、
MacOS X 10.1.3以降
office v.X
ファイルメーカーPro 5.5
を必要とします。本来であれば、ここにIBMの「ViaVoice」を加えたいところですが……まだMac OS X版が登場していないため、リストアップしていません。ただし、登場は時間の問題といったところでしょう。
Mac OS X上にAppleScript対応度の高いアプリケーションが登場すればするほど、えせNewtonこと「Newt On」の機能が豊富になり、作成が楽になるのでありました。