仕事のシステム化、効率化の前提となる「資料」のまとめ。
そこまで行かなくても、日常的に資料を作る必要に迫られることはたくさんあります。
でも、どうやって? どんなふうに?
なかなか教えてもらえない「資料」の作り方について、基礎的な内容を解説する読み物です(全50ページ)。
01章 いい資料、見やすい資料とは?
資料は見てもらえないと意味がありません。見てもらう、見やすい、見たくなる資料を作るための最低限の方向性についてご紹介します
02章 よくない資料の実例
資料は見てもらえないと意味がありません。見てもらう、見やすい、見たくなる資料を作るための最低限の方向性についてご紹介します
03章 見やすさを実現するための要素
資料は見てもらえないと意味がありません。見てもらう、見やすい、見たくなる資料を作るための最低限の方向性についてご紹介します
04章 レイアウトデザイン+余白
見やすさを確保するのに、レイアウトデザインは重要です。ただし、資料作成用のアプリケーションが用意しているレイアウトの中で作ると読みやすくなります。また、その際には「余白」について意識することが重要です。
05章 わかりやすいタイトルを
各スライド(ページ)にはタイトルがついていないと、読んでもらえません。時間がないとか精神的に余裕がない人にもタイトルだけ見て内容を把握してもらう必要があります。タイトルは、読まなくてもそこに何が書いてあるかわかるものが必要です。
06章 結論を前に、詳細な説明を後に
資料では、表紙タイトルで資料全体で述べたいこと(例:業務内容まとめ)や各ページの題名でページ内で述べたい内容がわかるようにしましょう。
07章 模式図、概略図
文章でながながと説明するよりも、図で示したほうが意味が通じやすいことがあります。もしも、各アプリケーションが用意している図形テンプレートが、自分に合う、理解しやすい、使いやすいと思えたら、それを使うとよいでしょう。
08章 グラフ
グラフは何らかの意図をもってまとめるものであり、その「意図」が見えにくくなるという危険性を持っています。原則にのっとって、意図をこめず、事実をねじ曲げないグラフを用いましょう。
09章 写真の切り抜き
写真を素材に使う場合には、そのまま使うのではなく補正(自動補正)を行い、写真から不要な部分を取り除く「手間」をかけると、資料素材としての使い勝手がよくなります。ただし、写真がすべてではないのでなるべく手間をかけすぎないことも重要
10章 表
日本人は、世界的に見ても「表」を好む民族です。ただ、それは「もっとこなれた表現では理解できない」というだけであり、表にしておけば作成意図が通じるという話ではありません。より細かく膨大なデータを添付する場合には別冊にまとめましょう。