Mac OS X 10.5でISO日付テキスト(例:”2007-06-01 00:00:00″)からAppleScriptのdateオブジェクトへの変換を行う「«class isot»」という隠しクラスが機能しなくなりました。以降、そのままです。
この«class xxxx»というのは、予約語が割り当てられていない生AppleEventで、ほかにもUTF8を指定するものなど若干存在しています。
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ISO形式の日付をdateオブジェクトに変換する処理です。このあたり……OSのメジャーアップデートのときによく仕様からもれて通らなくなったりすることがあるので、真っ先に動作検証を行うポイントです。毎回毎回同じミスをして、毎回同じバグレポートを書く羽目に陥るのはなぜなのか? Appleの連中はそんなこともチェックもせずにOSをリリースするのか? ちなみに、ダブルクォートのエスケープ処理などもOSのメジャーアップデート時にチョンボされる確率の(きわめて)高い項目です。
スクリプト名:ISO形式の日付をdateオブジェクトに |
tell application "System Events" set testd to ("2007-06-01 00:00:00" as «class isot») as date end tell |
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ちなみに、System Eventsへのtellブロックで囲っていますが、class isotはSystem Eventsで定義しているものではないので、意味はありません。
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