Apple純正のKeynote、Numbers、Pagesの動作で注意を要する動作が見られました。
macOSの各種設定については、デフォルト設定状態をなるべく変更しないで使っています(変更するのはマウス移動速度とキーボードリピート速度ぐらい?)。
Finderの環境設定についても、初期設定値からたいして変更していません。
このFinderの環境設定の中に、「すべてのファイル名拡張子を表示」という項目があります。設定するかどうかは個人の趣味によるところですが、自分はオンにしていません。デフォルトではオフなので、デフォルト値のまま使うことが多いところです。
でもまさか、オンにしておくと挙動が変わるアプリケーションが出てくるとは思ってもみませんでした。そういうのはFinder上だけの挙動だと思ってしまうところです。
AppleScript経由で得られるiWorkアプリケーションのファイル名に変化が
ご覧のとおり、Finderの設定によってiWorkアプリケーションに対してname of documentを取得したときに得られる名前が違うということを確認できました。Finderの環境設定を変更するたびにiWorkアプリケーションはいったん終了させています(起動しっぱなしだとFinderの環境設定値の変更を認識しないようなので)。
tell application "Numbers"
set aName to name of front document
end tell
★Click Here to Open This Script
▲Finder上の設定=「すべてのファイル名拡張子を表示」をオフ → ”name_test”
▲Finder上の設定=「すべてのファイル名拡張子を表示」をオン → ”name_test.numbers”
macOS 10.12.6、macOS 10.13.6、macOS 10.14.4Betaで挙動を確認しましたが、すべて同様の動作が確認されました。
これは、、、、、自分はよくない動作だと思いますが、まずはFinderの環境設定値「すべてのファイル名拡張子を表示」の設定内容をScriptの実行環境で統一してどちらかに設定しておく必要性を感じます。