Pure AppleScriptからAppleScriptObjCに部品を書き換えて、どの程度パフォーマンスが向上するかを調べてまとめてみました。グラフ内の単位は秒(seconds)です。
1D Array(list)では、Pure AppleScriptを使う意義はほとんど感じません。
2D Arrayで思ったよりもASOCが速いように見えませんが、Pure AppleScript側は指定できるキー数が1つのみのルーチンで、ASOC側は複数キーで個別にAscending/Descendingの指定ができるため、複数キー対応ソートルーチンで比較するべきなのかもしれません。
ただし、各GUIアプリケーションのオブジェクトはNSArrayに入れることはできないため、Pure AppleScript版の2D listのソーティングルーチンには利用価値があります。
今回のテストで予想外の結果が出たのがコレです。思ったよりもdictionary in array(record in list)のソートでパフォーマンス向上が見られない、といったところでしょうか。大量のデータをソートする場合に、dictionary in arrayよりも2D Arrayでデータを保持したほうが高速、ということは確実にいえるでしょう。
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