サブスクリプション(月額固定費用)サービスのApple Musicの全曲が、「6月からロスレスオーディオのApple Lossless Audio Codec(ALAC)に対応し、一部ではDolby Atmos空間オーディオに対応した楽曲が利用可能になる」とのこと。噂では聞いていましたが、話半分ぐらいで聞いていました。
目下作成中で完成間近の「ミュージック.app Scripting Book With AppleScript」、「書いていないことはない」と自分が胸を張って送り出そうとしている本ですが、当然のようにこの発表に影響を受けます。
こちらで、iTunes Storeで購入した楽曲の詳細情報と、Apple Musicからダウンロードしてきた曲の詳細情報を比較しているのですが……
6/1になったら、再度確認してアップデートする必要がありそうです。この表自体はAppleScriptで、「AppleScriptの実行結果をNumbersの表にまとめる」という処理を行なっているため、作り直してもそれほど作業は発生しないのですが(自動化しておいてよかった!)、まー、反映しておかないとマズイ情報であることに代わりはありません。
Codecが変わるだけだと思われるので、拡張子やらファイル呼称が変わったりすることはなさそうですが、ファイルのサイズが巨大化しそうでそのあたりどーなるのか? 目下、.m4p形式のファイルをローカルにダウンロードできるようになっていますが、そこが変わるのか変わらないのか。
高音質化しても違いがわからない人向けに、従来どおりのCodecでダウンロード/ストリーミングさせるオプションがあるような気もします。6月にMusic.app自体のアップデートもあると見るべきでしょうか。