フリーのPDFビューワー「Skim」の最新版v1.6.8で、前バージョンで発生していたAppleScriptのサポート機能のバグが修正されました。どちらかといえば、OS側の不具合のような雰囲気も漂っています。
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macOS 12.0.1betaが登場
昨日発表されたApple Silicon MacBook ProをサポートするmacOS 12が10/26にリリースされることが明らかにされました。
そして、電源を入れてセットアップするとまず最初に降ってくるアップデートがこのmacOS 12.0.1アップデートのようです。
# 情報源未確認ですが、12.0.1がGMという話があります
macOS 12 Beta 10から何か変わったのかと言われても、自分では検証できていません。Script Editorの立ちゴケ(放っておくとクラッシュする)の確率が減ったような気がしますが、まだ半日も使っていないのでなんとも。SafariでWebフォームからテキスト入力中にコケたりする現象に遭遇しているので、まだ何か問題があるのでしょう。
# 既知の問題は何も修正されていません。
# Script Editorの立ちゴケは発生しています。寝る前に立ち上げておくと、朝にはコケています
にしても、M1でさえ腰が抜けるほど速い(とくに、Cocoa Scriptingの実行速度が激速)のに、ここからさらに速いとか言われると腰が抜けそうです。
M1 Pro/Maxについては、CPUコア数増、バス速度(メモリアクセス、SSDアクセス)が高速になったもので、シングルコアあたりの処理速度がそれほど上がったわけではない、という認識で間違いなさそうです。実機を見ていないのでなんともいえませんが。
Geekbenchのベンチマーク値が出てきましたが、M1 Mac mini(Macmini9,1)がシングルコアで1711ぐらいなのに対して、MacBookPro18,3(多分14インチ)で1767ぐらい、MacBookPro18,2(多分16インチ)で1783ぐらいと、AppleScriptの処理だけを行なっているかぎりでは、「差が出ない」ものと思われます。
もちろん、画像処理や映像処理を行うアプリケーションやFrameworkを操作した場合には速度差が出るでしょうし、メモリの帯域幅も上がっていてSSDの転送速度も2倍となれば、トータルで1〜2割ぐらいは処理性能が上がるんじゃないでしょうか。Pixelmator ProのML処理(解像度倍増)あたりは差がつきそうです。
お遊びでM1 Mac mini上にRAM Diskを作って速度を計測してみたら、読み出し速度が秒間10GBぐらいになっていて腰を抜かしたのですが、新しいMacBook Proでは普通にSSDに対して秒間7.4GBぐらいの転送が行えるとのこと。SSDがRAM Disk並みの速度でアクセスできるわけで、腰が抜けまくるのではないかと。