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タグ: Brave Browser

Mac App StoreでTable Dripper v1.1が公開に

Posted on 10月 7, 2020 by Takaaki Naganoya

Webブラウザで表示中の範囲にあるTableデータを書き出すアプリケーション「Table Dripper」の新バージョンv1.1の審査が終わって公開になりました。macOS 10.14以降に対応しています。

新バージョンでは、かねてよりお知らせしていたとおりWebブラウザ「Brave Browser」と「Vivaldi」のサポートを追加。さらに、表データ抽出時に行ヘッダーを削除して出力する機能と、表データのHTML書き出しをサポートしています。

Table Dripper v1.1サポートWebブラウザ:Safari、Google Chrome、Microsoft Edge、Brave Browser、Vivaldi

今回のMac App Storeの審査は5日ほど。新作を出したときと同じぐらいの期間がかかっています。普通、アップデート版の審査はあまり時間がかからないのですが、本アプリケーションはv1.0のリリース後にApple側から「Mac App Storeの基準に違反しているのでアップデートで修正しろ」と言われた経緯があります。

当然、Apple社内的には審査をゼロからやり直し、初版リリース時と同じぐらいの時間がかかる可能性も覚悟していました(10日はかかりすぎですが)。5日はだいたい標準的な審査時間ではないでしょうか(新作アプリケーションの審査期間としては)。

今回のv1.1で一番大変だったのは、表ヘッダーの削除機能です。

表の全セルの内容を取ってくるのは、HTMLReader.frameworkの機能に依存してそれほど手間をかけずにできるのですが、Tableタグで作られた表は人によって書き方がまちまちで、ヘッダー宣言して行ヘッダーを書いてあるパターンはむしろ少なく、ヘッダーセルの宣言だけで行ヘッダーが作られているケースの方が多いようでした。

# HTMLReader.framework作者のNolan Waiteには毎回、「こんなScriptを作ったよ!」「こんなアプリを公開したよ!」と報告しています。大変感謝しています。当然、Table Dripperの無料コードを送りつけて「よかったら使ってみて!」と押し付けています

日本語のWikipediaに掲載されている表は、構造が単純なものが多く、本アプリケーションによるデータの再利用や流用がやりやすい傾向にあります。

一方で、英語版Wikipediaに掲載されている表は、なぜかメチャクチャ凝ったものが多く、ヘッダー部分のみ抽出するのはけっこう骨が折れます。

tableタグによる表組をいくつかのパターンに分類し、簡単なものから難しいものまでレベル設定を行い、簡単な方から徐々にヘッダー除去できることを確認していきました。v1.1は複数行の行ヘッダーに対応しているものの、ヘッダー列やヘッダー行にcolspanやrowspanなどの宣言を行なっている箇所があると評価エラーになってしまうため、ヘッダーを除去しないでそのまま出力するようにしています。

目下、Xcode上で作成するAppleScript Cocoaアプリケーションは、自分の検証環境がmacOS 10.13以降なのでmacOS 10.13以降対応とするのが自分的な基準なのですが、本アプリケーションについては外部アプリケーション操作やその対応状況の検出などの処理が必要であり、macOS 10.14以降の対応となっています。

macOS 11.0のリリースが目前に控えており、10月なかばにはGM版のリリースが行われることが予想されています(最近GMリリースしないんですけど)。11.0が出た時点でXcode 12.2の正式版も出るはずなので(すごく不透明)、それでARM/Intel 64のUniversal Binary対応とmacOS 11.0上での動作確認したバージョンをひととおり出すことになりそうです。

全部AppleScriptで記述したアプリケーションなので、Universal Binary化も容易(CPU依存部分がゼロ)ですが、macOS 11.0のGUI仕様がBetaのたびにコロコロ変わる(バグなのかなー)ので、そのバグをどう回避するかというあたりで労力が変わってくると思われます。

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