メイン環境をmacOS 10.14に移行してみたら、MarkdownエディタのMacDownがopenコマンドでファイルをオープンできなくなっていました。かなり困ります。
ただ、この問題には思い当たる節がありました。MacDownのopenコマンドは仕様がおかしく、「バグっぽい実装でたまたま動いていたものが、OS側の動作が変わって動かなくなった」ものと推測。
MacDownのopenコマンドはfileのlistを要求してくるので、わざわざ、
set aFile to choose file of type {"net.daringfireball.markdown"} tell application "MacDown" open {aFile} end tell
のような記述が求められました。アプリケーション側の実装に合わせて書くのがScripterなので、仕方なくこういう記述をしてきましたが、納得はしていませんでした。
MacDownのsdefファイルを調べてみたところ、openコマンドのパラメータにlist=”yes”の記述があったので、これを削除。
<command name="open" code="aevtodoc" description="Open a document."> <direct-parameter description="The file to be opened."> <type type="file"/> </direct-parameter> </command>
のように手元のMacDownのsdefの内容を書き換えてみたら、
set aFile to choose file of type {"net.daringfireball.markdown"} tell application "MacDown" open aFile end tell
リストで渡さないように書くと、macOS 10.14上でも問題なくAppleScriptから.mdファイルのオープンを実行できるようになりました。
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