Numbers書類上の表のフィルタ状態のトグル切り替えを行うAppleScriptです。
Excelと異なりNumbersは割と静的なデータを保持する表計算ソフトです。他のシート上の値を参照するといった機能はなく、つい数年前までは関数もごく基本的なものしか搭載されていませんでした(現在はCephes Math Libraryを採用して関数を揃えています)。
そんなNumbersにも、動的な機能がいくつかあり、それが(1)並べ替え(ソート)(2)フィルタ の2つです。
Numbersのtableオブジェクト(表)には属性値「filtered」(boolean)が用意されており、
AppleScriptからの書き換えが許可されているため、ここにtrueを代入すればあらかじめ表に登録しておいたフィルタが機能しますし、falseを代入すればフィルタ状態を解除できるようになっています。
本Scriptはこの切り替えをテストしてみたものです。フィルタ状態を有効にしても、あらかじめ表(table)にフィルター内容が指定していなければ、何も動作は行いません。フィルタ内容をAppleScript側から指定することもできません。
AppleScript名:Numbers書類の表のフィルタ状態のトグル切り替え |
tell application "Numbers" tell front document tell active sheet tell table 1 set aFillF to filtered set filtered to not aFillF end tell end tell end tell end tell |
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