Xcode上でGUIアプリケーションをAppleScriptObjCで記述できますが、Xcodeの「pragma mark」の機能をAppleScriptで利用する方法についてまとめておきます。
pragma markはXcode上のテキストエディタで現在編集中のソーステキスト内の移動を行いやすくするもので、基本的には「ただのコメント文」です。
Xcodeに編集中のソースの各プロパティやハンドラの一覧を表示するポップアップ・メニューが存在しており、これがソースの長さによっては膨大な量になるため、ポップアップ・メニューに「セパレータ」や「目印(数種類のアイコン指定可能)」をpragma markによって表示させます。長くなるメニューを見やすくする、という役割があります。
pragma markはプログラムの実行には何も影響しません。
Xcode上で編集中のソースコードに「pragma mark」形式のコメントがあると、Xcodeがそれを読み取って、ポップアップ・メニュー上に指定内容を表示します。
ただし、外部エディタ(ASObjC Explorer 4やScript Debugger)を併用しないと、途中からXcodeがまともにpragma markを表示しなくなることは日常茶飯事であることを明記しておきます。
–> Download pragma_mark_test Xcode Project
→ PRAGMA MARKのコメント行の先頭にTABを入れないとまともに表示される模様。
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