一発芸、出落ちと呼ばれた「display youtube」Script libraryをアップデート(v2.0)しました。
Download display youtube_v2.scptd (To ~/Library/Script Libraries/)
アップデート内容:
・AppleScript用語辞書内にサンプルScript(すぐに使えるScriptリンク内蔵)を掲載した
・start fromオプションを新設。再生開始位置を秒数で指定できるようにした
・エラーメッセージ内容をより親切にした
利用条件:
・YouTubeのムービーを視聴可能な程度のインターネット接続回線に接続していること
・macOS 10.11以降。実際の確認はmacOS 10.12以降。未確認ながら10.10上でも動作するはず
display youtubeライブラリの用語辞書を読むには、スクリプトエディタ上で、
▲「ウィンドウ」から「ライブラリ」を実行
▲「ライブラリ」パレットに「display youtube」ライブラリファイルをドラッグ&ドロップ。このライブラリパレット上のdisplay youtubeをダブルクリックすると用語辞書が表示されます
▲starts from無指定時(冒頭から再生)
▲starts from 24(冒頭から24秒の箇所から再生)
▲starts from 290(冒頭から290秒の箇所から再生)
YouTube上のオンラインゲームのリプレイムービーを視聴するような場合には、ムービー内容のうちスキップしたい場所とか「ここだけ見たい」という箇所は固定で決まっています(プログラムから書き出してYouTubeにアップロードするため)。そこで、再生開始ポジションを明示的に指定できると便利かと思われました。
ほかにも、いろいろと追加すると便利そうな機能はあります(未実装)。
いくつかボタンをダイアログ上に追加表示して、指定の秒数の箇所に頭出しするとか、表示内容のキャプチャーを撮るとかです(WkWebViewの表示内容を画像としてキャプチャする方法がぜんぜん不明。ウィンドウごとPDFとしてキャプチャしても撮れないし)。
コンピュータにスマホの機能で満足してしまうユーザーが多い昨今、ダイアログという箱庭的なUser Interface上にちょっとした便利機能を表示して使えるようにすると、それなりに満足できるユーザーが多いのではないかという仮説のもとに作成してみましたが、どんなもんでしょうか。
ちなみに、このリプレイムービーで自分はジオンの2番機でザクキャノンに搭乗。拠点を叩きつつ僚機にチャットで指示を送って、チームワークの力で勝利しました。
AppleScript名:display youtube sample |
— – Created by: Takaaki Naganoya – Created on: 2019/08/25 — – Copyright © 2019 jp.piyomarusoft, All Rights Reserved — use AppleScript version "2.5" — El Capitan (10.11) or later use framework "Foundation" use scripting additions use utbLib : script "display youtube" set aURL to "https://www.youtube.com/watch?v=GP_tVXTYdmY" display youtube main message "Replay Movie" sub message "My Senjo No Kizuna replay movie on YouTube" with URL aURL with size {900, 600} starts from 24 |
アラートダイアログ上にWebViewでGoogle Chartを表示(Bar Chart) – AppleScriptの穴 says:
[…] 箱庭ダイアログ系AppleScriptも、YouTubeの動画表示ができるようになった頃から、進化にはずみがついた気がします。 […]