Safari v16がリリースされました。AppleScript用語辞書的には、v15.6.1からとくに変更はありません。
ただし、v15.0.4から比べると、AppleScript用語辞書のサイズが半分に。よくよく調べてみると、v15.6.1のあたりでStandard Suitesの定義をxincludeで外部から参照するように変更されていました。
また、v15.6.1からはSafariのAppleScript用語辞書はきちんと清書されて改行が削除されない状態で入れられるようになったようです。
AppleScript用語辞書の改行削除は、Adobe InDesignやIllustratorあたりで見かけた小技で、改行コードを削除した分、当時のCPUで苦労していた辞書のParse処理負荷を軽減することを目的としていたようです。
ただ、その内容をどうやってメンテナンスしているのかは疑問で、もともとの改行が入ったAppleScript用語辞書が維持されていなければ、どう編集してよいかわからないことでしょう。
なので、今後も用語辞書を維持・変更していくうえでは、改行コードつきのAppleScript用語辞書のままであることは重要です。
とはいえ、Safari v16はAppleScript的には何も新しい機能はありません。
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