CotEditor v3.5で機能に変更があり、「CotEditorでウィンドウの透明度を連続的に変更する」のようなScriptが実行できなくなりました。AppleScript側からウィンドウの透明度をコントロールするための予約語「view opacity」が廃止されました。
予約語が廃止されたときにどういう状態になるのか、という事例として掲載しておきます。
保存ずみの同Scriptをオープンすると、
のような表示になりました。この状態でコンパイル(構文確認)を行うと、
のようにエラーになります。
CotEditorのAppleScript用語辞書をHTMLに書き出してdiffで差分を計算すると、
たしかにview opacityが削除されていることが確認できます。
ただし、アプリケーションの機能としてウィンドウの透明度設定は行えるので、エディタとしての使い勝手は(あまり)変わりません。AppleScriptから透明度をコントロールできないと困ることがあるかと考えると、とくに困ることはありません。
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