Uni Detectorのアイコンを変更します。ウニ(Sea Urchin)のアイコンには個人的に思い入れも深く、この現行のアイコンも随分前に奥方様と一緒に行った寿司屋でデジカメで撮影したものです(8年ぐらい昔?)。
つまり、「どうせPowerPCからIntelに移行したんだし、10年ぐらいたったら再びCPUの移行はあるだろう」と読んで、ものすごく時間をかけてアイコン候補の写真を撮影するような、凝ったことをしていたわけです。
ただ、いろいろダウンロード状況を分析するに、U.S.のユーザーが全然食いつかない(大統領選が終わっても変化なし)。不思議なぐらい食いつかない。無料のアプリケーションという「撒き餌」にまったく食いつかない。食い気が感じられない。
なぜだろう? と、首をひねっていたのですが、われわれには美味しい食材にしか見えない海鮮丼の写真が、海外のユーザーにはグロい写真で嫌がらせをしているようにしか見えないのでは? という仮説に至りました。
その仮説をもとにSNS上で意見を募ってみたところ、
「Dock上に置きたくないデザイン」
「ハイコンテクストすぎてApp Store向けアプリには不向き」
「そういうのは趣味でやれ」
という散々な結果に。
タイミングをねらって、必要な道具をピンポイントでリリース。ユーザーへの知名度の向上と、各種ソフトウェアの宣伝を意図した戦略的なソフトウェアが、アイコンというきわめて重要度の低い構成要素のために本来の役割を果たしていないものと判断。ここに、苦渋の決断をもってアイコンを無難なものに変更することといたしました。
▲新旧アイコン。右側が新しいアイコン(Appleにリジェクトされなければ)
More from my site
(Visited 83 times, 2 visits today)