Universal Binary判定ツール「Uni Detector」のv1.1をMac App Storeで配布開始しました。対象OSは、macOS 10.13以降です。ただし、macOS 10.13だと(ツールバーボタンのクリックからは)グラフ表示が行えない(メニューからはできる)ので、10.14と言いたいところです。
▲初代「うにばーさる」。久しぶりに引っ張り出してきたら動作して驚き。そして、Finder経由でファイル情報を取得しているので現行環境だと目が回るほど遅い(64bit化されたCocoa Finderでファイル処理を行うと劇遅)
v1.1では、主にmacOS 11.0, Big SurおよびApple Siliconへの言及を追加しました。
新規追加機能は、
・アプリケーションのフィルタリング機能:書類形式(ファイル拡張子)、カスタムURLプロトコルでフィルタ表示できます。HEIFをサポートしているアプリケーションの一覧を表示する、という絞り込み(フィルタ)表示や、URLプロトコル「http://」をサポートしているアプリケーションの一覧を表示することが可能です。
・選択中のアプリケーション情報表示機能:書類タイプ、ローカライズ言語一覧、サポートURLスキーム一覧表示
・各アプリケーションの情報表示機能:ターゲットプラットフォーム名表示(Apple Silicon Mac上にiOSアプリケーションをインストールした場合の識別用に)
・Scriptableなアプリケーション判定機能を強化:「えせScriptable」なアプリケーションの一覧データを保持し、AppleのiBooks Authorなどの「えせScriptable」なアプリケーションをAppleScript対応アプリケーションから除外する機能です。データリストを固定で保持して、「えせScriptable」なアプリケーションの除外を行っています