リッピングやメディアトランスコーディングを行うソフトウェア「HandBrake」がAppleScriptに対応するという話を少し前に聞いていました。今日確認したらアップデートしてAppleScript用語辞書がついていることを確認。
ただし……
AppleScript用語辞書がまるっきりダメです。使いものにならない用語ばかりで、何かよそのアプリケーションの用語辞書をコピーしただけのようです。
この辞書では、アプリケーションを起動してバージョンなどの情報を確認するのと、指定のファイルをオープンするぐらいしかできません。キューに指定ムービーを追加するとか、エンコーディング形式を指定するとか、最重要コマンドである「start」といった用語も何もありません。
正直、この出来だと「HandBrake CLI」経由でHandBrakeのコア機能を呼び出した方が使いでがあると思います。
AppleScript名:HandBrakeの情報を取得.scpt |
tell application "HandBrake" properties –> {frontmost:false, class:application, name:"HandBrake", version:"1.3.3"} end tell |
AppleScript名:handBrakeで指定ファイルをオープン.scpt |
set aFile to choose file
tell application "HandBrake" open aFile end tell |
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