Web上で各種自然言語処理/機械学習系REST APIを提供されてきた「Apitore」さんが、2019年5月31日をもってサービスを終了するとのことです。
機械学習系のサービスについては、1つのサービスを提供するために8GBのメモリ容量を持つインスタンスを占有して回し続けるなど、単なるBlogなどとは比較にならないほどサーバー側の資源が要求されることも実感できました(そんなの、クライアント側でそのまま実装は無理じゃん! ^ー^;)。
機械学習モデルを利用して演算(判定など)を行うことは、IoT機器ぐらいでもできるので、そんなに計算機資源は必要とされませんが、機械学習モデルを作る(学習する)局面においてはそのかぎりではないということを実感できました。
学習モデルのメンテナンスも割と頻繁に行いつつ、極性判定で得られる演算結果を検証したりと、「個人で片手間でやるには手間がかかりすぎる」と思っておりました。
ApitoreさんのサービスではじめてKuromojiによる形態素解析サービスを使ってみて、コマンド解析用にも使い勝手がよかったのが印象的です(Kuromoji使ったことなかったもんで)。極性判定やWord2Vecあたりは、正直なところ、学習データの傾向が自分の用途とは合わなかったりで実用性はいまひとつでしたが、実際にそうしたサービスに触れてクオリティのレベルを体感できたのはよかったと思っています(いまだとwordどころかphrase2vecとか出てきています。doc2vecとかもやってるんでしょうね、、、、 ^ー^;)。
運営のご苦労はいろいろ伺っており、インフラ系のサービスって個人で提供し続けるのは大変なんだなーということと、Twitterなど各種サービスやRSS系のフィードなど代わりのものがないので、困ってしまうところです(^ー^;;。
実際の仕事でもApitoreのREST APIをいくつか使用している案件があるので、どうするのかといったところですが、本Blogに掲載しているREST API呼び出しサンプルはそのまま掲載しておきます。