Podcasting番組中で一般楽曲の再生を可能にするアプリケーション「PiyoCast」v2.0を発表

News Release 

2007年6月17日

Podcasting番組中で一般楽曲の再生を可能にするアプリケーションPiyoCast」v2.0を発表

著作権を一切侵害せずに一般ユーザーがDJ番組を制作・配信可能な世界初のソフトウェア

PodcastingとiTunesコンテンツの融合「ミュージック・マッシュアップ」を実現


2007年6月17日、ぴよまるソフトウェア(東京都練馬区)はPodcastingの常識を覆すソフトウェア「PiyoCast 」を発表しました。PiyoCastは、誰もが手軽にインターネット上でラジオ番組を公開できるPodcastingの仕組みを拡張し、Podcastingの番組中で一般の楽曲を再生できるようにするソフトウェアです。ぴよまるソフトウェアでは、本日より再生用ソフトウェア「PiyoCast」α版およびサンプルコンテンツの無料配布を開始しました(http://www.piyocast.comにて配布)。

従来のCDによる音楽パッケージ流通からオンラインでの楽曲配信へと市場がシフトする中、楽曲配信とPodcastingというメディアが結びつくことで、これまでにない魅力あるコンテンツの制作が可能になると考えています。ぴよまるソフトウェアでは、近い将来にPiyoCast対応のCGM(Consumer Generated Media)コンテンツが増え、多くの方が思い思いに楽曲を紹介されることで、さまざまな楽曲への関心が喚起され、音楽業界の隆盛、同時にiTunes Storeによるオンライン配信への流れがさらに加速することを期待しています。

Podcasting自体についても、すでにコンテンツを持っている放送局などのプロフェッショナルのみが行っている状況をPiyoCastが変えることを期待しています。PiyoCastによるPodcastingとiTunesコンテンツのマッシュアップ、すなわち「ミュージック・マッシュアップ」の手段を提供することで、素人でも「音楽をまじえたおしゃべり」といったオーソドックスかつ方法論の確立しているDJコンテンツを制作・配信することが可能になり、制作者層の裾野がいっそう広がるものと見ております。


一般楽曲のPodcastingコンテンツ中での再生

Podcastingコンテンツ中で、従来では著作権の関係で流すことのできなかった一般の楽曲を再生します。これは、「楽曲そのもの」をPodcastingの音声データに含めるのではなく、「どのような楽曲を再生するか」という再生情報をPodcastingコンテンツに記録し、コンテンツ聴取時にPiyoCastアプリケーションがiTunesから再生を引き継いで独自に再生を制御することにより実現しています。PiyoCastが制御情報に基づきiTunesライブラリを検索。該当する楽曲があればそれを再生、もしなければiTunes Music Store上の試聴曲を再生するという仕組みです。


PiyoCastと著作権

Podcasting上で一般の楽曲を流すことが禁じられているのは、一般的に著作権といわれるもののうち、「著作財産権」をクリアできないためであるとぴよまるソフトウェアは分析しています。この「著作財産権」には(Wikipedia「著作権」の項、参照)、

<引用ここから>

複製権  著作物を複製する権利

上演権及び演奏権  著作物を公に上演したり演奏したりする権利

上映権  著作物を公に上映する権利

衆送信権等  著作物を公衆送信したり、自動公衆送信の場合は送信可能化する権利。また、公衆送信されるその著作物を受信装置を用いて公に伝達する権利

口述権  言語の著作物を公に口述する権利

展示権  美術の著作物や未発行の写真の著作物を原作品により公に展示する権利

頒布権  映画の著作物をその複製によって頒布する権利

譲渡権  著作物を原作品か複製物の譲渡により、公衆に伝達する権利(ただし映画の著作物は除く)

貸与権  著作物をその複製物の貸与により公衆に提供する権利

翻訳権、翻案権  著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利

</引用ここまで>

があるとされています。

PiyoCastでは、楽曲そのものを複製せず、いっさい楽曲そのものの公衆送信も行っておりません。また、他の方が著作権を有している楽曲について頒布したり貸与したりもしておりません。上演権及び演奏権については「公」の解釈が難しいところですが、あくまでPiyoCastのリスナー個人に対しての試聴曲再生やすでにリスナーが購入して所有している楽曲を再生する分には侵害していないものと解釈しております。

ただし、法解釈はさまざまな政治的、時代的、社会的ファクターにより揺らぐものものでもあります。PiyoCastの運用が不適切だという解釈が支配的な状況に陥った場合に備え、ユーザーの皆様を保護するため、PiyoCastには「リモート自爆スイッチ」を装備しています。同スイッチ作動時には一切のPiyoCastが動作しなくなるというものです(個別のマシンの情報を書き換えたり消去するものではありません。ご安心ください)。「リモート自爆スイッチ」については、他のソフトウェアにおいて実装および広域動作試験を行った実績があります。


再生用アプリケーション「PiyoCast」v2.0

「PiyoCast」対応のPodCastingコンテンツの視聴は、再生支援用アプリケーション「PiyoCast」(フリー配布)をインストールすることで可能になります(同ソフトは現在Mac OS X 10.4.9以降対応)。PiyoCastはAppleのデジタルミュージックジュークボックスソフトウェア「iTunes」と協調してコンピュータ上で動くソフトウェアで、PiyoCast対応Podcastingをお楽しみいただくためにはiTunes 7.2以降が実行されている必要があります(iPod転送時には制作者の音声部分のみ再生、未対応プラットフォーム上での聴取時にも同様)。また、番組聴取にはブロードバンドによるインターネット接続環境を必要とします。

PiyoCast対応Podcastingコンテンツを制作するには、AppleのiLifeアプリケーションスイーツに含まれる「Garageband」のほか、ぴよまるソフトウェアが提供する番組制作用アプリケーション「PiyoCast Maker」(シェアウェア。価格、発表時期未定)が別途必要となります。


サンプルコンテンツについて

文章を書くことやプログラム開発で定評のあるぴよまるソフトウェアですが、「しゃべる」のは人並みでしかなく、プロレベルのコンテンツではない、きわめて平凡きわまりない私的なコンテンツです。お聞き苦しい点、事実関係に一部間違いがある点などご容赦いただきたく、あくまで「α版プログラムの動作確認用番組」とお考えいただけると幸いです。

【ぴよまるソフトウェアについて】

ぴよまるソフトウェアは、世界中で前例のないアプリケーションの開発を身上とする未来指向なソフトウェアの開発ユニットです。人の言葉を理解してコンピュータを動かす「人工知能インタフェース Newt On」や、PowerBook/iBookのAppleロゴマークを6色に変えるソフトウェア「れいんぼお」など、常識の枠を打破するアプリケーションを次々と発表しています。目下、PiyoCastの開発をフルタイムで行えるパートナー企業への転職を希望しています。

・「ぴよまるソフトウェア」Webサイト

http://piyo.piyocast.com

【AppleScriptについて】

PiyoCastはAppleScriptで記述してあります。AppleScriptは、1994年に登場し、10年以上の歴史を持つMac OS/Mac OS X上のスクリプト言語で、きわめて人の言葉(英語)に近い高級言語です。アプリケーションの内部機能やOSの機能を手軽に呼び出し、さまざまなGUIベースのアプリケーションを連携させて作業を自動化したり、機能を組み合わせることにより新しいソフトウェアを作り出せる、他に例を見ないMac OS Xの強力な機能のうちのひとつです。ぴよまるソフトウェアは国内外で有数のAppleScriptの使い手として知られています。


本件に関するお問い合わせ先:

ぴよまるソフトウェア

email: maro[at]piyocast.com

([at]の部分をアットマークに置き換えてご使用ください)

 

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