Piyomaru Softwareは、Web上に掲載されているHTMLコンテンツからTableタグで構成されている「表」のデータのうち、Webブラウザの表示範囲にあるものをCSVデータ化するアプリケーション「Table Dripper」バージョン1.1をリリース、Mac App Store上で販売を開始いたしました。動作条件はmacOS 10.14.6以降、価格は3.99米ドルです。
https://apps.apple.com/app/id1526429123
■目の前にある表データをすぐに利用したい
インターネット上のWebコンテンツ、とりわけ日本語のコンテンツには表の要素が多く見られます。こうしたtableタグで書かれた表データをすぐに資料として使いたい、表データの一部だけを利用したい、表データをもとにグラフを作成したり、別のものを作りたいというニーズは強く、Webブラウザ上の表データをコピーしたのち表計算ソフトに内容をペーストして、書式情報がついていたら修正するなど多くの手間がかかっていました。
一方で、大規模なデータ再利用の用途に向けては「Webデータスクレイパー」という巡回データ取得ロボットのソフトウェアが多数存在しています。大々的にデータを取得したい場合には合っていますが、目の前のWebブラウザに表示されている表データが欲しいという目的を果たすだけにはいささかおおげさです。
そこで、Piyomaru SoftwareではWebブラウザの現在表示中の範囲にある、「目の前にある表」「いまユーザーが見ている表」を取得するプログラムを開発。このプログラムをもとにGUIアプリケーション化したものがTable Dripperです。表データをCSVファイル化して、Appleの表計算アプリケーション「Numbers」で自動オープンします。
■v1.1でサポートWebブラウザを追加
v1.1ではあらたに「Brave Browser」「Vivaldi」の2つのWebブラウザサポートを追加。v1.0時にサポートした「Safari」「Google Chrome」「Microsoft Edge」に加えて5つのWebブラウザをサポートします。
また、v1.1では表データのヘッダー行の省略機能を追加。CSV出力時にヘッダー行部分を省略することで、表データの流用時に柔軟性が高まりました。